実際どう?ベンツEクラスワゴンの内装に乗って感じた魅力と微妙ポイント
ベンツEクラスワゴンの内装、ぶっちゃけどう?購入前に知りたい本音レビュー
メルセデス・ベンツ Eクラス ワゴン。その洗練された外観とステータス性に憧れを抱く方は多いでしょう。しかし、「実際のところ、内装の質感や使い勝手はどうなんだろう?」「カタログや試乗だけでは分からない、リアルな部分が知りたい」と感じていませんか?高価な買い物だからこそ、後悔はしたくないですよね。
この記事では、そんなあなたの疑問に答えるべく、実際にベンツ Eクラス ワゴンの内装をじっくりと体験。オーナー目線に近い感覚で感じた「魅力」と、正直に「微妙かも…」と思ったポイントを詳しくレビューしていきます。ネット上の評判だけでは見えてこない、生きた情報をお届けします。
デザインの高級感はもちろん、シートの座り心地、収納の使いやすさ、ラゲッジスペースの広さ、そして最新のMBUXの操作感まで。あなたがEクラス ワゴンの購入を検討する上で、本当に知りたい内装の情報を、この記事で明らかにします。
この記事で分かること
- ベンツ Eクラス ワゴン内装のデザイン・質感(素材感やライバル車種との比較)
- 前席・後席の広さやシートの快適性、運転中の静粛性
- 日常使いでの収納スペースや広大なラゲッジスペースの実用性
- MBUXなど先進機能のリアルな操作感と使い勝手
- 実際に感じた「魅力」と「微妙なポイント」、よくある疑問への回答
高級感はさすが?ベンツEクラスワゴンの内装デザインと質感チェック
ベンツ Eクラス ワゴンの内装に足を踏み入れると、まずその上質な空間づくりに感心させられます。細部にまでこだわりが感じられ、まさにプレミアムブランドならではの世界観が広がっています。
新型(W214)と旧型(W213)の内装比較:どこが変わった?
新型Eクラス ワゴン(W214)の内装は、旧型(W213)から大きく進化しました。最も目を引くのは、助手席まで広がる「MBUXスーパースクリーン」(オプション)の採用です。これにより、未来的なデジタル空間が演出されています。全体的なデザインテーマも、より滑らかで先進的な印象になりました。旧型オーナーが見ても、明らかな進化を感じられるはずです。
- インストゥルメントパネルのデザイン刷新
- アンビエントライトの表現力向上
- デジタル機能の強化(ゼロレイヤーUIなど)
ステアリングホイールのデザインも変更され、操作スイッチの配置も見直されています。
素材へのこだわり:レザー、ウッドパネル、アンビエントライトの印象
シート素材は、標準仕様でも質感の高い人工皮革「ARTICO」が採用されています。オプションでナッパレザーなどを選べば、さらにしっとりとした本革ならではの触感を楽しめます。ウッドトリムも、オープンポアウッド(木目を活かした仕上げ)などが用意され、温かみと高級感を両立しています。夜間には、最大64色から選べるアンビエントライトが室内を彩り、気分に合わせてムーディな空間を作り出せるのも魅力です。
ただし、一部に硬質なプラスチック素材が使われている箇所もあり、この点は好みが分かれるかもしれません。
細部まで抜かりなし?スイッチ類の操作感とデザイン性
エアコンの吹き出し口や各種スイッチ類のデザインも洗練されています。特にタービンエンジンを模したような吹き出し口のデザインは、メルセデス・ベンツらしい遊び心を感じさせます。スイッチ類のクリック感や操作感も良好で、節度感のある確かな手応えがあります。ピアノブラック調のパネルは美しい反面、指紋やホコリが目立ちやすいという声も聞かれます。
ステアリングスイッチはタッチコントロール式が採用されており、慣れるまでは少し戸惑う可能性もあります。
ライバル比較:BMW 5シリーズツーリングやアウディ A6 アバントの内装との違い
競合となるBMW 5シリーズ ツーリングやアウディ A6 アバントと比較すると、Eクラス ワゴンの内装はエレガントさと先進性の融合が特徴と言えるでしょう。BMWがドライバー中心のスポーティなコクピットデザイン、アウディが水平基調で機能美を追求したデザインであるのに対し、Eクラスは曲線や照明を効果的に使い、華やかさとデジタル感を両立させています。どのブランドを選ぶかは、まさに個人の好みや重視するポイントによって変わってきます。
実際に各モデルの内装を見比べて、自分の感性に合う空間を選ぶことが重要です。
家族も満足?Eクラスワゴン内装の広さ・快適性を徹底検証
Eクラス ワゴンを選ぶ上で、デザインや走りと同じくらい重要なのが「居住性」と「快適性」です。特に家族や友人を乗せる機会が多い方にとっては、後席の広さや乗り心地は気になるところでしょう。ここでは、シートの出来栄えから静粛性まで、詳しくチェックしていきます。
前席シートの座り心地と調整機能:長距離ドライブは快適?
Eクラス ワゴンの前席シートは、さすがメルセデス・ベンツと感じさせる素晴らしい出来栄えです。シートは適度な硬さとホールド性を持ち、長時間の運転でも疲れにくい設計になっています。電動調整機能は細かく設定でき、メモリー機能付きなら瞬時に最適なドライビングポジションを呼び出せます。ランバーサポート(腰部の支え)もしっかり効いており、腰痛持ちの方にも優しいでしょう。
オプションのマルチコントロールシートバックを選べば、マッサージ機能なども追加され、さらに快適な移動空間を実現できます。
後部座席の広さ:足元空間やヘッドクリアランスは十分か?
後部座席の広さも、Eクラス ワゴンの魅力の一つです。身長175cm程度の人が座っても、膝前には十分なスペース(こぶし2個分程度が目安)があり、頭上空間にも余裕があります。大人2人がゆったりと座れるのはもちろん、短時間であれば大人3人乗車も可能です。ただし、センタートンネルの張り出しはやや大きめなので、中央席の足元は少し窮屈に感じるかもしれません。
- 十分な足元空間(ニースペース)
- 余裕のある頭上空間(ヘッドクリアランス)
- チャイルドシートも無理なく設置可能
一部モデルでは後席のリクライニング機能も備わっており、同乗者の快適性をさらに高めることができます。
静粛性は高い?走行中のエンジン音やロードノイズの聞こえ方
静粛性の高さも、Eクラス ワゴンの特筆すべき点です。エンジン音は、ガソリン・ディーゼルともに室内への侵入がよく抑えられています。特に高速道路での巡航時には、風切り音やロードノイズも少なく、同乗者との会話が非常にしやすいレベルです。遮音材や吸音材が効果的に使われていることが実感できます。
オプションでアコースティックガラス(遮音ガラス)を選択すれば、さらに静かな室内環境を手に入れることも可能です。
空調やシートヒーター/ベンチレーションの使い心地
エアコンは左右独立で温度調整が可能で、効きも十分です。後席にも専用の吹き出し口が設けられているため、どの席に座っても快適な温度環境を保てます。操作パネルも直感的で使いやすいデザインです。寒い時期に重宝するシートヒーターは、温まりが早く快適。夏場に嬉しいシートベンチレーション(シートからの送風機能)も、オプションで選択可能です。
これらの快適装備により、季節を問わず常に心地よいドライブを楽しむことができます。
実用性も重要!ベンツEクラスワゴン内装の収納スペースをチェック
ラグジュアリーなイメージが強いEクラス ワゴンですが、日常の使い勝手も気になるところです。特に車内で散らかりがちな小物をスマートに収納できるスペースは、快適なドライブに欠かせません。ここでは、運転席周りから後席まで、内装の収納スペースを細かく見ていきましょう。
ドアポケットやセンターコンソールの使い勝手
前席・後席ともに、ドアポケットは十分なサイズが確保されています。500mlのペットボトルや地図などを収納するのに便利です。前席のセンターコンソールボックスも深さがあり、アームレストとしても快適な高さながら、内部には十分な収納容量があります。ボックス内にはUSBポートなどが備わっていることも多く、スマートフォンなどの充電にも役立ちます。
蓋の開閉もスムーズで、質感も良好です。
グローブボックスの容量は?車検証以外の収納は可能?
助手席前のグローブボックスは、車検証や取扱説明書を収納しても、まだ少し余裕がある程度の容量です。ティッシュボックスのようなかさばるものを入れるのは難しいかもしれませんが、除菌シートや небольшие предметы(小さな物)などを整理しておくには十分でしょう。内部には照明が付いている場合が多く、夜間でも中身を確認しやすいです。
内部が起毛仕上げになっているなど、細かな配慮も感じられます。
ドリンクホルダーの位置と使いやすさ
前席には、センターコンソール前方に2つ分のドリンクホルダーが配置されています。一般的なサイズのペットボトルや缶コーヒーなどは問題なく置けますが、太めのボトルや高さのある水筒などは、やや収まりが悪い場合もあります。ホルダー部分には、飲み物を保持するための可動式のフィンが付いていることが多いです。
- 前席:センターコンソールに2個
- 後席:センターアームレストに2個(装備されている場合)
後席にも、センターアームレスト(装備されている場合)にドリンクホルダーが備わっています。運転中に前席のホルダーへアクセスする際の使いやすさは良好です。
その他の小物入れ:意外な収納スペースはある?
Eクラス ワゴンには、他にも便利な小物入れが用意されています。例えば、オーバーヘッドコンソールにはサングラスホルダーが備わっていることがあります。また、センターコンソール前方には、スマートフォンを置くのに適したトレイがあり、ワイヤレス充電機能(オプション含む)が付いていることもあります。前席シートの背面には、雑誌やタブレットを入れるのに便利なシートバックポケットも装備されています。
フロアコンソール側面や運転席足元など、モデルによっては意外な場所に小さな収納スペースが設けられていることもあります。
ワゴンならではの魅力!Eクラスワゴンの広大なラゲッジスペース
ステーションワゴンを選ぶ最大の理由の一つが、広大で使いやすいラゲッジスペースではないでしょうか。Eクラス ワゴンはその期待に応える、クラスでもトップレベルの積載能力を誇ります。ここでは、容量から使い勝手、便利な機能まで、その実力を詳しく見ていきましょう。
容量は十分?ゴルフバッグやベビーカーは積める?
Eクラス ワゴン(W214)のラゲッジ容量は、通常時でも約615リットルと非常に広大です。これはライバル車種と比較しても遜色のない数値です。例えば、9インチクラスのゴルフバッグなら4個程度、大型のスーツケースや折りたたんだベビーカーも余裕をもって積み込めます。家族での旅行や、趣味の道具をたくさん積みたい方にも十分満足できる容量と言えるでしょう。
開口部も広く、スクエアな形状のため、スペースを無駄なく活用できます。
開口部の広さと高さ:荷物の積み下ろしはしやすいか?
ラゲッジスペースの開口部は、幅も高さも十分に確保されています。フロア面(床面)とバンパー上部の段差も少なく設計されており、重い荷物や大きな荷物をスムーズに積み下ろしできます。テールゲートは「EASY-PACK自動開閉テールゲート」が標準装備されていることが多く、スイッチ一つやキック操作(オプションの場合あり)で楽に開閉できるため、両手がふさがっている時などに非常に便利です。
開口部の高さも適切で、身長に関わらずアクセスしやすい設計になっています。
シートアレンジとフラット化:長尺物も積載可能?
後席シートは、多くのモデルで40:20:40の3分割可倒式を採用しています。これにより、乗車人数や荷物の量、形状に合わせて柔軟にシートアレンジが可能です。全てのシートを倒すと、最大で約1,830リットルもの広大なスペースが出現します。フロアはほぼフラットになるため、スキー板やサーフボードなどの長尺物も楽に積載できます。工夫次第では、大人二人が足を伸ばせるほどのスペースが確保でき、車中泊を楽しむことも不可能ではありません。
- 後席3分割可倒式(40:20:40)
- 最大容量 約1,830リットル
- ほぼフラットな荷室フロア
シートを倒す操作も、ラゲッジルーム側からレバーやスイッチで行える場合が多く、非常に簡単です。
ラゲッジルームの便利機能:フックやネット、アンダーボックスなど
Eクラス ワゴンのラゲッジルームには、使い勝手を高める様々な便利機能が備わっています。荷物を固定するためのフックやネット用アンカー、買い物袋などを掛けられるフック、夜間の作業に役立つ照明、12V電源ソケットなどが装備されています。また、ラゲッジフロア下には、洗車道具や緊急用品などを収納しておくのに便利なアンダーボックス(サブトランク)も用意されています。
荷室の目隠しとなるトノカバー(ラゲッジカバー)も標準装備されており、プライバシー保護や防犯にも役立ちます。
最新技術を体験!ベンツEクラスワゴンのインフォテインメントシステムと操作性
現代の車選びにおいて、ナビやオーディオ、車両設定などを統合したインフォテインメントシステムの出来栄えは非常に重要です。メルセデス・ベンツ Eクラス ワゴンには、先進の「MBUX」が搭載されており、未来的なカーライフを提供してくれます。ここでは、その機能性と操作性を詳しく見ていきましょう。
MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)の使い勝手:音声認識は使える?
MBUXの最大の特長の一つが、自然対話式音声認識機能です。「ハイ、メルセデス」と呼びかけるだけで、ナビゲーションの目的地設定、エアコンの温度調整、オーディオの選曲などを音声で行えます。認識精度は高く、日常会話に近い言葉でも理解してくれることが多いです。応答速度も比較的スムーズで、運転中に視線をそらさずに操作できるメリットは大きいでしょう。AIがドライバーの好みを学習し、パーソナライズされた情報を提供してくれる機能も備わっています。
ただし、複雑な指示や特定の固有名詞などは、うまく認識されない場面も時折あります。
大型ディスプレイの見やすさとタッチ操作の反応
センターコンソールには大型のタッチスクリーンディスプレイが配置され、非常にクリアで見やすいです。新型(W214)ではオプションで助手席まで広がる「MBUXスーパースクリーン」も選択可能となり、圧倒的な情報量とエンターテイメント性を提供します。タッチ操作に対する反応は良好で、スマートフォンのように直感的に扱えます。メニュー構造は「ゼロレイヤーUI」と呼ばれる階層の浅いデザインが採用され、よく使う機能へ素早くアクセスできるよう工夫されています。
- 高解像度で見やすい大型ディスプレイ
- オプションでMBUXスーパースクリーンも選択可能
- スムーズなタッチ操作と分かりやすいUI
画面が大きい分、指紋が目立ちやすい点は少し気になるかもしれません。
デジタルメーターのデザインとカスタマイズ性
運転席正面のメーターパネルもフルデジタル化されており、高精細なグラフィックで様々な情報を表示します。表示モードは「クラシック」「スポーティ」「ナビゲーション」など複数用意されており、好みに合わせてデザインを変更できます。また、メーター内に表示する項目(燃費情報、走行データ、ナビ画面など)も自由にカスタマイズ可能です。
オプションのヘッドアップディスプレイと組み合わせることで、視線移動を最小限に抑えつつ、必要な情報を確認できます。
ステアリングスイッチやタッチパッドの操作感は直感的か?
ステアリングホイールには、オーディオ操作やメーター表示切り替えなどを行うためのタッチコントロールスイッチが配置されています。これにより、ハンドルから手を離さずに多くの操作が可能です。しかし、このタッチコントロールは物理ボタンとは異なり、慣れるまでは少し誤操作しやすいかもしれません。特に走行中の細かな操作には、多少の習熟が必要と感じる方もいるでしょう。センターコンソールのタッチパッド(旧世代モデルに装備)も同様に、慣れが必要なデバイスと言えます。
物理的なスイッチが好みのユーザーにとっては、少し評価が分かれるポイントかもしれません。
ここは気になる…Eクラスワゴン内装の「微妙」と感じたリアルなポイント
ここまでベンツ Eクラス ワゴンの内装の魅力を中心にお伝えしてきましたが、どんな車にも完璧はありません。実際に乗ってみて、「ここは少し気になるな」「人によっては好みが分かれるかも」と感じた正直なポイントもいくつかありました。購入後のギャップを減らすためにも、これらの点について触れておきましょう。
指紋やホコリが目立ちやすい?ピアノブラックパネルの悩み
内装の質感を高めるために採用されているピアノブラック調のパネル。見た目は非常に美しく高級感がありますが、その反面、指紋や手の皮脂、ホコリが非常に目立ちやすいというデメリットがあります。綺麗好きな方にとっては、こまめな拭き掃除が欠かせなくなるかもしれません。また、柔らかい素材のため、擦れによる細かい傷もつきやすい傾向にあります。
マイクロファイバークロスを常備しておくなどの対策が必要になるでしょう。
オプションによる内装の差:標準仕様だと物足りない?
Eクラス ワゴンの内装は、選択するオプションによって印象が大きく変わります。特に「AMGライン」や「レザーエクスクルーシブパッケージ」などを装着すると、シート素材やトリム、ステアリングなどがアップグレードされ、格段にスポーティかつ豪華な雰囲気になります。逆に言えば、標準仕様の内装だと、少しシンプルで物足りなく感じてしまう可能性があります。
- シート素材(ARTICO / 本革 / ナッパレザーなど)
- インテリアトリム(ウッド / アルミニウム / カーボン調など)
- アンビエントライトの機能・範囲
カタログや展示車でオプション満載の状態を見慣れていると、標準仕様とのギャップを感じやすいかもしれません。
一部プラスチック素材の質感:価格に見合っている?
全体的に高い質感を誇るEクラス ワゴンの内装ですが、細かく見ていくと、一部に硬質なプラスチック素材が使われている箇所があります。例えば、ステアリングコラムの周りや、ドアパネルの下部、シートの側面カバーなどです。普段あまり触れる部分ではありませんが、ふとした瞬間に目に入ると、車両価格を考えると少し質感が物足りないと感じるかもしれません。
このあたりは、ライバル車種と比較して検討するポイントにもなりそうです。
操作に慣れが必要な機能:MBUXやタッチコントロールなど
先進的なMBUXインフォテインメントシステムや、ステアリングのタッチコントロールスイッチは、多機能で便利な反面、その操作に少し慣れが必要な側面もあります。特に、これまで物理ボタン中心の車に乗ってきた方や、デジタル機器の操作があまり得意でない方にとっては、最初は戸惑う場面があるかもしれません。多くの機能を使いこなすには、ある程度の学習期間が必要になるでしょう。
試乗の際には、これらの操作系もしっかりと試してみることをお勧めします。
ベンツEクラスワゴン内装に関するよくある質問
ここまでEクラス ワゴンの内装について詳しく見てきましたが、まだ疑問に思う点もあるかもしれません。ここでは、購入を検討されている方からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q. Cクラスワゴンとの内装の主な違いは?どっちを選ぶべき?
A. Eクラス ワゴンとCクラス ワゴンの内装の主な違いは、「広さ」「素材の質感」「装備の充実度」です。Eクラスの方が全体的に室内空間が広く、特に後席の足元や横幅に余裕があります。使用されている素材も、Eクラスの方がより上質なものが多く使われている傾向にあります。例えば、選択できるウッドトリムの種類や、レザーのグレードなどが異なります。アンビエントライトなどの装備も、Eクラスの方がより充実しています。どちらを選ぶかは、予算はもちろん、求める室内の広さや高級感、必要な装備によって決めるのが良いでしょう。一度実車で比較してみることをお勧めします。
Q. 内装色で人気のカラーは?汚れが目立ちにくい色は?
A. 内装色で一般的に人気が高いのは、やはり定番の「ブラック」です。引き締まって見え、高級感もあります。次いで、明るく開放的な印象を与える「ベージュ系」も人気があります。汚れが目立ちにくいという観点では、「ブラック」や「グレー系」が有利です。明るいベージュやホワイト系の内装は、どうしてもデニムの色移りや食べこぼしなどの汚れが目立ちやすい傾向にあります。小さなお子様がいるご家庭など、汚れが気になる場合は、濃色系を選ぶか、シートコーティングなどの対策を検討すると良いでしょう。
Q. AMGラインの内装は標準とどう違う?
A. AMGラインを選択すると、内装はよりスポーティでダイナミックな印象に変わります。主な違いは以下の点です。
- ホールド性の高いAMGスポーツシート
- グリップ部分がパンチングレザーなどになったAMGスポーツステアリング
- ステンレス製のAMGスポーツペダル
- AMGロゴ入りのフロアマット
- 専用デザインのインテリアトリム(カーボン調など)
見た目の変化だけでなく、シートのホールド性向上など、ドライビング体験にも影響を与えます。スポーティな雰囲気を重視する方には、AMGラインは魅力的な選択肢となるでしょう。
Q. 子供がいる家庭での使い勝手は?チャイルドシートの取り付けやすさなど
A. Eクラス ワゴンは、ファミリーユースにも十分対応できる実用性を備えています。後席は広く、ISOFIX規格に対応したチャイルドシートの取り付けも容易です。多くのモデルで後席ドアの開口角度も広く取られているため、お子様の乗せ降ろしもしやすいでしょう。ワゴンならではの広大なラゲッジスペースは、ベビーカーや多くの荷物を積む際にも非常に役立ちます。シート素材によっては汚れが気になる場合もありますが、全体的に見て、子供がいる家庭でも快適に使える車と言えます。
Q. 中古車を選ぶ際の注意点:内装の状態チェックポイント
A. 中古でEクラス ワゴンを購入する際は、内装の状態をしっかりチェックすることが重要です。以下のポイントを確認しましょう。
- シート:へたり、擦れ、破れ、シミ、汚れがないか。特に運転席のサイドサポート部分。
- ステアリング・シフトノブ:革の擦れやテカリ具合。使用感が最も出やすい部分です。
- スイッチ類:エアコン、パワーウィンドウ、オーディオなどのスイッチが正常に動作するか。表示のカスレはないか。
- トリム・パネル類:傷、汚れ、浮き、割れがないか。
- フロアマット・カーペット:汚れ、シミ、破れがないか。マット下の状態も確認。
- 臭い:タバコ臭、ペット臭、カビ臭など、不快な臭いがないか。エアコンをつけた際の臭いも確認。
これらの点を丁寧に確認することで、前オーナーの使用状況を推測し、程度の良い車両を見つける助けになります。
Q. 内装のカスタムやアクセサリーはどんなものがある?
A. Eクラス ワゴンの内装を自分好みに演出するためのカスタムパーツやアクセサリーは、純正品・社外品ともに豊富に存在します。純正アクセサリーとしては、車種専用設計のフロアマット、イルミネーション付きスカッフプレート、アンビエントライトの追加オプションなどがあります。社外品では、デザイン性の高いシートカバー、インテリアパネル、スマートフォンホルダー、追加のUSBポートなど、様々なアイテムが見つかります。
ただし、社外品を取り付ける際は、車両保証の対象外となる可能性や、フィッティングの問題、安全性への影響などを考慮し、信頼できる製品を選ぶように注意が必要です。
まとめ:ベンツEクラスワゴンの内装は所有欲を満たす上質な空間
今回は、メルセデス・ベンツ Eクラス ワゴンの内装について、実際に乗って感じた魅力と気になるポイントを詳しくご紹介しました。改めて、この記事で触れたEクラス ワゴン内装の主な特徴をまとめます。
- 上質な素材と洗練されたデザインが融合し、乗るたびに満足感を得られる高級感あふれる空間が広がっています。
- 前席はもちろん、後部座席も広々としており、長距離ドライブでも快適に過ごせる居住性を備えています。
- 日常の小物から大きな荷物まで対応できる、考え抜かれた収納スペースと、ワゴンならではの広大で実用性の高いラゲッジスペースは大きな魅力です。
- 先進のインフォテインメントシステム「MBUX」は、未来的な操作感と高い利便性を提供してくれます。
- 一方で、ピアノブラックパネルの手入れやオプションによる印象の違い、一部の操作系の慣れなど、事前に知っておきたいポイントも存在します。
総じて、ベンツ Eクラス ワゴンの内装は、デザイン性、質感、快適性、機能性、そして実用性が見事にバランスされた、非常に完成度の高いものと言えるでしょう。単なる移動のための空間ではなく、ドライバーや同乗者にとって豊かで心地よい時間を提供し、所有する喜びを満たしてくれるはずです。
この記事が、あなたのベンツ Eクラス ワゴン選びの一助となれば幸いです。ぜひ一度、ご自身の目で、手で、その上質な内装を確かめてみてください。
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