【2025年版】ベンツ中古の値段相場と人気モデルTOP5まとめ
中古ベンツの価格が気になるあなたへ
ベンツに憧れはあるけれど、「中古だとどのくらいの価格で買えるのか?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。実は、2025年の中古市場では人気モデルを200万円台から手に入れることができます。想像よりも現実的な価格帯に驚くかもしれません。
さらに、中古でもベンツらしい高級感や快適な走行性能を十分に味わえるモデルが多数存在します。初めての輸入車として選ぶ人も増えているのが現状です。
とはいえ、「どのモデルが人気?」「高い買い物で失敗したくない…」といった不安もあるでしょう。そんな方に向けて、この記事では最新の価格相場やおすすめモデルを具体的に解説していきます。
この記事で分かること
- 2025年時点でのベンツ中古車の価格相場
- 人気モデルTOP5とその価格・特徴
- 価格に影響する年式・装備・タイミング
- 他ブランドとの価格比較や選び方のコツ
- よくある質問と中古購入時の注意点
【2025年最新】ベンツ中古の値段相場とは?
車種ごとの平均価格帯
ベンツ中古車の価格はモデルによって大きく異なります。たとえば、Aクラスは比較的安価で、2025年現在では130万〜220万円ほどで流通しています。一方、Eクラスは高級ラインに位置し、状態の良い車両は300万〜450万円の価格帯が中心です。GLCなどのSUV系は需要が高いため、割高な傾向にあります。
「見た目より高い or 安い」と感じるギャップもあるため、デザインだけでなく相場をチェックしてから選ぶことが大切です。
年式・走行距離による価格の違い
中古車の価格を左右する最大の要因が「年式」と「走行距離」です。目安としては、5年落ち・5万km以内が人気ゾーンとされています。この条件であれば、価格と状態のバランスが良好です。
例えば、2019年式のCクラスで走行4.8万kmの車両は、2025年の時点で約270万円で取引されています。逆に、同じ年式でも8万kmを超えると、30万円以上価格が下がるケースも珍しくありません。
購入時期による価格変動
ベンツ中古車の価格は年末年始と決算期(3月・9月)に変動します。この時期は在庫処分や売り出しキャンペーンが重なり、値引き交渉がしやすくなる傾向にあります。
ただし、春先は新生活シーズンと重なるため、人気モデルの相場が一時的に上昇することもあります。
値下がりを狙う場合は秋〜冬が狙い目です。
ディーラー認定中古車の価格の傾向
メルセデス・ベンツの認定中古車は、品質が保証されているぶん、一般中古車よりもやや割高です。平均で15〜25万円程度の上乗せが見込まれます。
それでも、法定整備・保証・交換部品込みで安心感があるため、初めての輸入車としては非常に人気です。特にCPO車両は「1年間の保証」「点検済み」「修復歴なし」の3点が条件となっており、安心して選べる点が評価されています。
人気の中古ベンツTOP5をランキング形式で紹介
第1位:Cクラスセダンの人気と価格
最も人気のある中古ベンツはCクラスセダンです。デザインと乗り心地のバランスが良く、幅広い年齢層に支持されています。2025年現在の中古市場では、2018〜2021年式で240万円〜320万円前後が相場です。
中でも「C200アバンギャルド」は装備が充実しており、初めての輸入車にも選ばれやすいモデルです。実際の購入者からは「この価格でこの質感は驚き」と高評価の声も多く聞かれます。
第2位:GLCの中古需要と相場
GLCはSUVブームとベンツブランドの信頼性が合わさり、年々需要が高まっています。特にGLC220dは燃費の良さと走行性能の両立で高評価。中古市場では350万〜480万円の価格帯が中心です。
「小さすぎず大きすぎないちょうど良さ」がファミリー層に好まれています。ただし、人気が高いため値下がりは緩やかです。
第3位:Aクラスのコスパの良さ
コンパクトで扱いやすく、都市部でも人気のAクラス。中古価格は120万〜180万円と手ごろで、20代〜30代の若年層に特に人気です。安全装備やインフォテイメント機能も充実しています。
「国産コンパクトと同じ価格帯で買えるのに、内装の質感は段違い」という意見も多く、コスパ重視の方には特におすすめです。
第4位:Eクラスの価格帯と支持層
Eクラスは高級志向のドライバーから根強い支持を得ているミドルセダンです。2025年の中古相場はおおよそ280万〜420万円。走行距離や装備内容によって価格差が大きく出ます。
とくに「E300アバンギャルドスポーツ」は、上質な乗り心地とハンドリング性能が両立しており、セカンドカーにも選ばれるほどです。
維持費や故障リスクを考慮し、保証付きの車両を選ぶのがおすすめです。
ベンツ中古車が高くなる・安くなる条件とは
モデルチェンジの影響
中古ベンツの価格はモデルチェンジのタイミングに大きく左右されます。新型が発表されると、旧モデルの価値は下がりやすくなります。たとえば、2023年にフルモデルチェンジされたEクラスは、2022年以前のモデルが一気に30万〜50万円程度下落しました。
一方で、特定の旧型モデルは「デザインが好み」「装備が十分」などの理由から根強い人気があり、価格が下がりにくいケースもあります。
オプション装備の有無
ベンツ中古車の価格を決定づけるポイントの一つがオプションの有無です。レザーシート・サンルーフ・純正ナビなどの装備が揃っている車両は、高値で取引されやすくなります。
たとえば、同じCクラスでもパノラミックスライディングルーフ付きモデルは、装備なしの車両と比べて約20万円高く売買されているデータもあります。
整備記録・事故歴の有無
メンテナンス履歴がしっかり残っている車両は、価格も安定しています。正規ディーラーで整備されていることが確認できる場合、購入者に安心感を与えるため、値崩れしにくい傾向にあります。
反対に、事故歴がある車両や修復歴車は、どれだけ年式が新しくても相場より10万〜50万円ほど安くなる場合があります。
ボディカラーや内装色の人気差
意外と見落とされがちですが、ボディカラーや内装色も価格に影響を与える要素です。パールホワイトやブラックは人気があり、相場が安定しています。一方、原色系や特殊カラーは中古市場では敬遠されやすく、査定額が落ちやすいです。
内装色も明るすぎるベージュや赤系などは売れにくく、値引き対象になる傾向があります。
ベンツ中古車とライバル車との価格比較
BMWとの比較:3シリーズやX3との価格差
ベンツのCクラスと競合するのがBMWの3シリーズです。2025年時点での中古価格は、Cクラスが約250万〜320万円に対し、3シリーズはおよそ220万〜290万円。価格面ではBMWのほうがやや手ごろです。
ただし、「内装の高級感」「静粛性」を重視するならCクラスが優勢です。スポーティな走りを求める人は3シリーズを選ぶ傾向にあります。
アウディとの比較:A4やQ5の中古価格
A4はCクラスと、Q5はGLCと価格帯・装備が近く比較されやすい存在です。中古価格では、A4が約210万〜280万円、Q5は約320万〜450万円と、ベンツよりやや安価な設定です。
ただし、A4は内装がややシンプルな印象で、「高級感を重視したい」という方はベンツを選ぶことが多いです。安全装備に関しては、両ブランドとも充実しています。
レクサスとの比較:ISやNXとの競合性
国産高級車ブランドの中で、ベンツとよく比較されるのがレクサスです。ISはCクラスの競合、NXはGLCと同クラスです。中古相場は、ISが230万〜310万円、NXが360万〜480万円前後となっています。
レクサスは耐久性・故障リスクの低さで人気があり、メンテナンス費用を抑えたい層に選ばれやすいです。輸入車のステータス感を求める人はベンツを好む傾向があります。
価格だけでなく維持費も含めた総コスト比較
本体価格だけでなく、維持費まで含めた総コストで見ると違いが際立ちます。ベンツは年間維持費が約15万〜25万円と言われており、BMWやアウディも同水準です。一方、レクサスは10万〜15万円と比較的安価です。
輸入車はパーツ代や工賃が高いため、整備費用が割高になりがちです。
購入時の安さだけで判断せず、トータルでかかる費用を見積もることが重要です。
中古ベンツ購入前に知っておくべきポイント
購入時にチェックすべき故障のリスク
中古のベンツは高級車であるがゆえに、修理費用が高額になりやすいです。特にエアサスや電子制御系はトラブルの多いポイントです。購入前には、警告灯の有無や整備履歴を必ず確認しましょう。
2020年式GLCのエアサス不具合では、修理費用が約30万円かかったという報告もあります。目に見えない部分のチェックが価格以上に重要です。
ベンツ特有の維持費や保険料
ベンツの維持費は国産車に比べて高めです。年間の自動車税・保険料・整備代を含めると、15万〜25万円ほどが平均的な出費となります。
車種や年式によっても異なりますが、特に排気量の大きいモデルやAMG仕様などは保険料も割高です。
「購入時の予算」だけでなく、「維持していけるか」も事前にシミュレーションすることが大切です。
購入方法の違い(個人売買・業者・認定中古車)
購入方法によって安心感と価格に差があります。個人売買は価格が安い反面、トラブルのリスクが高いです。中古車販売業者は保証の有無や車両の状態にばらつきがあるため、慎重な比較が必要です。
一方で、メルセデス・ベンツ認定中古車は整備済み・保証付きで購入後も安心です。価格はやや高めですが、長期的にはコストパフォーマンスが良いケースもあります。
実際の購入者の口コミと体験談
「走行距離が少ないCクラスを購入したが、半年後にセンサー故障で修理費が10万円かかった」など、リアルな体験談は購入の参考になります。逆に、「認定中古のGLBは5年保証付きで安心だった」というポジティブな声もあります。
口コミを調べる際は、価格だけでなく購入後のトラブルやサポート面にも注目するのがポイントです。複数のレビューを比較し、傾向を掴んでおきましょう。
よくある質問(FAQ)〜中古ベンツに関する疑問を解決〜
Q1. 初心者におすすめの中古ベンツは?
AクラスやCクラスが初めての輸入車として人気です。特にAクラスはコンパクトで運転しやすく、価格も120万円台から購入できます。都市部でも扱いやすいため、女性や若年層にも支持されています。
「とにかくベンツに乗ってみたい」方には、Aクラスが無難な選択です。
Q2. 中古ベンツの維持費はどれくらいかかる?
平均的な維持費は年間15万〜25万円が目安です。内訳としては、自動車税が4〜6万円、任意保険が5〜8万円、定期点検・消耗品交換が6〜10万円程度です。
走行距離が多い車両や年式の古いモデルは、修理費用がかさむ可能性があります。
Q3. 保証付き中古車の選び方は?
ディーラーの認定中古車(CPO)は、保証期間が1〜2年あり安心です。走行距離無制限のプランが多く、部品代や工賃もカバーされます。さらに、全国の正規工場で対応可能です。
個人売買や無保証車よりも高額になりますが、長期的に見るとリスクが低く、結果的にお得なケースもあります。
Q4. 走行距離は何kmまでが安心?
一般的には5万km以内が「安心ライン」とされています。8万kmを超えると、サスペンションや電子部品に不具合が出るリスクが高まります。
実際、7万km超えのGLCでトランスミッション系トラブルが発生し、修理費用が40万円以上かかった例もあります。走行距離だけでなく、整備履歴や使用環境も確認しましょう。
Q5. 中古ベンツを買って後悔したケースは?
「見た目と価格で即決してしまい、後から修理が続出した」という声が多く聞かれます。とくに個人売買で購入した例では、保証が一切ないため、修理費用が自己負担となり大きな出費に。
「車両価格の安さ」だけに飛びつくと、トータルコストで損をすることがあります。
Q6. 値引き交渉は可能?
中古ベンツでも値引き交渉は可能です。ただし、ディーラー系は価格設定が固めなため、大幅な値引きは難しい傾向があります。業者系では交渉しやすく、諸費用カットや下取りアップなどのサービスを引き出せる場合があります。
購入時期としては、決算期(3月・9月)や年末が交渉のチャンスです。
まとめ:ベンツ中古の値段と選び方を理解して賢く購入しよう
ベンツの中古車は、モデルや年式、状態によって価格差が大きいのが特徴です。選ぶ際は「見た目」だけでなく、総コストやライフスタイルとの相性も考慮することが重要です。
- 2025年現在、Aクラスは120万円台から、Cクラスは250万円前後が相場
- GLCやEクラスは300万〜450万円台とやや高め
- モデルチェンジや装備の違いが価格に大きく影響
- BMW・アウディ・レクサスとの比較も総合判断材料に
- 維持費や故障リスクまで含めた「実質コスト」が選択のカギ
安心して長く乗るためには、保証付きの認定中古車や整備記録の確認が欠かせません。また、走行距離や年式、購入時期をしっかり見極めれば、コストパフォーマンスの高い一台を見つけることができます。
安さだけで飛びつかず、総合的な視点で賢く選ぶことが後悔しない購入への第一歩です。
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