【2025年最新】ベンツ CLE の価格相場|新車・中古いくらで買える?
ベンツ CLEの価格相場を知れば、失敗しない購入ができる
「ベンツ CLEって、実際いくらで買えるの?」と気になっている方は多いはずです。2023年に登場したばかりの新型モデルであるCLEは、まだ情報が少なく、価格相場が分かりづらいという声もよく耳にします。
本記事では、新車・中古の価格相場や、グレード・装備ごとの価格の違いまで詳しく解説します。また、BMWやアウディなどの競合車種と比較しながら、CLEの価格が妥当かどうかも検証していきます。
価格だけで判断せず、納得感のある買い物をするために、知っておくべき情報を一つずつ整理していきましょう。
この記事で分かること
- 2025年最新のベンツ CLEの新車・中古価格相場
- CLEクーペとカブリオレの価格差や特徴
- 競合モデルとの価格比較とコスパ評価
- 価格以外に考慮すべき維持費やリセールバリュー
- お得にCLEを購入する具体的な方法
2025年時点のベンツ CLE 新車価格相場
CLEクーペとCLEカブリオレで価格は違う?
結論から言うと、カブリオレの方が高額です。2025年4月時点でのメーカー希望小売価格は、CLEクーペが約780万円から、カブリオレが約870万円からとなっています。これはオープンカー特有の構造強化コストや屋根開閉機構が影響しており、同グレードでもおよそ90万円前後の価格差があります。
見た目や走行性能は似ていますが、構造と快適装備の違いが価格に反映されています。
グレード別の価格帯一覧(CLE 200、CLE 300 4MATICなど)
2025年現在、日本で購入可能な主なグレードは以下の通りです。
- CLE 200(クーペ):約780万〜800万円
- CLE 200(カブリオレ):約870万〜890万円
- CLE 300 4MATIC(クーペ):約940万〜970万円
- CLE 300 4MATIC(カブリオレ):約1,030万〜1,060万円
グレードごとの違いは主に駆動方式とパワートレインの出力にあります。CLE 300は4WDかつ高出力エンジン搭載のため、価格が大きく上がります。
新車価格に影響するオプションやパッケージ内容
ベンツ CLEはオプション装備によって価格が大きく変動します。たとえばAMGラインパッケージを装着すると、追加で約60万円の上乗せになります。他にも、以下のような人気オプションがあります。
- レザーシート:+20〜30万円
- ヘッドアップディスプレイ:+15万円前後
- ドライビングアシスタンスパッケージ:+25万円程度
これらを組み合わせると、オプションだけで100万円以上になることも珍しくありません。
正規ディーラーと並行輸入の価格差
正規ディーラー経由の車両は、日本仕様に最適化されており安心感があります。一方、並行輸入車は同グレードでも100万円以上安く入手できる場合があります。ただし、保証やパーツの入手性、車検の対応などで注意が必要です。
価格だけを重視するなら選択肢に入りますが、
サポート体制や長期的なコストを含めた総合的判断が重要です。
ベンツ CLE の中古価格相場|年式・走行距離別に比較
2023〜2024年モデルの中古価格帯
現在の中古市場では、2023年モデルのCLEクーペが約640万円〜700万円で取引されています。カブリオレはさらに高く、700万〜770万円台が中心です。CLEはまだ市場に出て間もないため、走行距離が少なく状態の良い車両が多く、価格も高値で推移しています。
特に初期モデルは人気が高く、値下がりが緩やかな傾向にあります。
走行距離・装備の違いによる価格の変動
中古価格は走行距離に強く影響されます。走行距離が1万km未満の車両は、新車とほぼ変わらない価格で販売されることが多いです。逆に、2万kmを超えると50万〜80万円ほど値下がる傾向があります。
- 走行距離5,000km以下:新車価格の95〜98%
- 走行距離10,000〜20,000km:90%前後
- 20,000km超:最大15%安くなるケースも
オプション装備の有無も査定に影響するため、購入時は必ず装備内容もチェックしましょう。
認定中古車と一般中古車の価格の違い
メルセデスの認定中古車は、厳しい基準をクリアした車両のみが対象です。そのため、相場よりも30万円〜50万円ほど高くなるのが一般的です。ただし、保証が2年付くなど安心感が大きな魅力です。
一方、一般中古車は価格は安めでも、整備履歴や保証内容がバラつく点に注意が必要です。長く乗りたい方には認定中古車がおすすめです。
中古市場における値落ちの傾向と予測
CLEはまだ新しい車種で流通量が少なく、急激な値落ちは起きていません。今後、2025年後半から2026年にかけては出回りが増え、徐々に価格が下がる可能性があります。
過去のCクラスクーペやEクラスカブリオレの動向から見ても、発売後2〜3年で15〜20%の値下がりが一般的です。CLEもこれに近いカーブを描くと見られています。
新車価格とのバランスを見ながら、購入時期を見極めることが大切です。
ベンツ CLEの価格は高い?競合モデルと徹底比較
BMW 4シリーズと価格比較(クーペ&カブリオレ)
ベンツ CLEとよく比較されるのが、BMW 4シリーズです。2025年時点での新車価格は、BMW 420iクーペが約690万円、カブリオレが約800万円前後です。一方、ベンツ CLE 200はクーペで約780万円からとなっており、価格的にはCLEの方がやや上です。
走行性能や内装の質感はどちらも高水準ですが、ブランドのイメージや先進装備の充実度でCLEに優位性を感じるユーザーが多いのが現状です。
アウディA5との違いと価格の妥当性
アウディA5スポーツバックの新車価格は約710万円から、クーペタイプのS line仕様は約770万円程度です。これに対し、CLE 300 4MATICは約940万円と、価格差はかなり大きくなります。
ただし、CLEは48Vマイルドハイブリッド搭載や最新のMBUXシステムを備えており、快適性と技術面では一歩リードしています。単純な価格差だけでは比較できない部分が多いのが特徴です。
国産高級クーペとの比較で見えるコスパ
レクサスRCやスカイラインクーペと比較すると、ベンツ CLEの価格は一段と高く感じられます。例えば、レクサスRC300hは約630万円から。CLE 200との価格差は150万円近くになります。
しかし、安全装備や内装の上質さ、ブランドバリューを考慮すると、CLEはその価格に見合う価値を持っています。
「走りよりも高級感・快適性重視」で選ぶなら、CLEの方が満足度は高い可能性があります。
CLE独自の魅力が価格に与える影響
ベンツ CLEは、CクラスとEクラスの中間的なポジションを担いながらも、完全新設計のボディを採用しています。ボディ剛性や空力性能は非常に高く、走行中の静粛性も際立っています。
また、全車マイルドハイブリッドを採用し、環境性能とパワーを両立している点も大きな特徴です。こうした要素が価格に上乗せされているものの、独自の魅力を備えていることから、高価格でも一定の納得感が得られます。
価格以外に見るべきベンツ CLE購入のポイント
維持費(自動車税・保険料・燃費など)の目安
購入時の価格だけでなく、年間維持費の把握も重要です。ベンツ CLE 200クーペの場合、年間維持費の目安は以下の通りです。
- 自動車税:約5万円(2.0Lエンジン)
- 任意保険料:年齢や等級によりますが約10〜15万円
- 燃費:CLE 200で約12km/L、ハイオク指定
合計すると、年間20万円前後の維持費がかかると見ておくと安心です。
リセールバリューはどれくらい期待できる?
ベンツ CLEは新型モデルのため、まだリセールデータが少ないですが、過去のCクラスクーペやEクラスカブリオレの傾向を踏まえると、3年後の残価率は約55〜65%が見込まれます。
人気グレードや装備が充実しているモデルは残価が高くなる傾向があります。特にAMGラインパッケージや黒系カラーは中古市場で需要が高いため、有利に働く可能性があります。
購入時に注意すべきポイントとチェックリスト
ベンツ CLEを購入する際は、以下のチェックリストを確認しましょう。
- 納期:人気グレードは納期が3〜6ヶ月と長くなる傾向
- 支払総額:車両本体価格以外に諸費用が30万〜50万円発生
- 試乗:購入前に静粛性や乗り心地を体感するのが理想
オプション選定によって総額が100万円以上変わることもあるため、事前に見積もりを複数取得するのがおすすめです。
実際の購入者の声から見る満足度と不満点
実際にCLEを購入したオーナーからは、「乗り心地が非常に快適」「内装の質感が高い」というポジティブな声が目立ちます。一方で、「オプションを選びすぎて予算をオーバーした」「カブリオレの風の巻き込みが気になる」といった意見もあります。
満足度は高いものの、価格に見合う価値を実感するには事前の情報収集がカギです。
価格を抑えてベンツ CLEを手に入れる方法
新車割引・キャンペーン情報を活用する
ベンツ CLEは人気車種ですが、時期や店舗によっては割引を受けられることもあります。例えば、決算期(3月・9月)やモデルチェンジ直前は交渉余地が広がりやすいです。
2025年春の一部店舗では、オプション装備の無料サービスや下取り価格の上乗せキャンペーンが実施されており、最大50万円の実質値引きが報告されています。
中古購入時に狙い目の時期とは?
中古での購入を検討している場合、新車登録から1年経過後の車両が狙い目です。走行距離1万km未満でも、価格が10〜15%ほど下がっているケースが多く見られます。
また、年度末(3月)やボーナス時期(6月・12月)は中古車市場の在庫が増え、選択肢が広がります。欲しいグレードやカラーにこだわる方はこのタイミングを狙うのが有効です。
個人売買と業者経由、どちらが安く買える?
価格だけで見れば、個人売買の方が安価に入手できる可能性があります。中間マージンが不要なため、同じ車両でも10万〜30万円ほど安く手に入ることがあります。
ただし、車両状態のチェックや名義変更手続き、トラブル対応をすべて自己責任で行う必要があります。
知識がある方以外は、保証付きの業者経由がおすすめです。
リースや残価設定ローンの活用方法
初期費用を抑えたい方には、リースや残価設定ローンも有効です。CLE 200クーペの場合、月額リース料はおよそ8万〜10万円。残価設定ローンなら、3年後に約400万円の残価が設定されるケースもあり、月々の支払いを抑えられます。
短期間だけ乗りたい方や、常に最新モデルに乗り続けたい方には、こうした支払い方法がフィットしやすいです。
ベンツ CLEの価格に関するよくある質問(FAQ)
CLEの値引き相場はいくら?
2025年現在、ベンツ CLEの値引き相場は10万円〜30万円程度が一般的です。人気の高いCLE 200クーペでは10万円前後にとどまることが多く、カブリオレやCLE 300では交渉次第でさらに引き出せる可能性があります。
決算期(3月・9月)や在庫調整時期が狙い目です。
新型と旧型で価格差はどれくらい?
CLEは2023年に新登場したモデルのため、「旧型」という直接的な比較対象は存在しません。しかし、ベースとなったCクラスクーペやEクラスクーペと比べると、新型CLEは平均して70万円〜100万円ほど高い価格帯になっています。
最新のMBUXシステムやマイルドハイブリッド化が影響しています。
オプションは後付けできる?その費用は?
基本的にメーカーオプションは新車購入時のみ装着可能です。ただし、一部の装備(ドラレコ、フロアマット、ルーフボックスなど)は後付けが可能で、費用は数万円〜20万円程度で済むケースが多いです。
安全装備やAMGラインなどのパッケージは後から追加できないため、購入時に要確認です。
維持費は月いくらぐらい?
CLEの維持費はグレードによって異なりますが、月あたりで約2万円〜3万円前後が目安です。これは、自動車税・ガソリン代・保険・メンテナンス費などを含んだ平均的な金額です。
走行距離が多い方や高性能グレード(CLE 300など)は、さらに維持費が増える傾向にあります。
購入時の頭金の目安は?
一般的に、車両本体価格の20〜30%が頭金の目安とされています。たとえばCLE 200クーペ(車両価格約780万円)であれば、頭金は150万〜230万円ほどが現実的なラインです。
ローンやリースを利用する場合でも、頭金を入れることで月々の負担を抑えることができます。
ベンツ CLEはすぐに納車されるの?
グレードやカラーによって異なりますが、2025年4月時点では平均納期は3ヶ月〜6ヶ月程度です。特に人気のあるAMGラインや白・黒などの定番色は納期が長くなる傾向があります。
すぐに欲しい方は、在庫車や認定中古車の活用も視野に入れるとよいでしょう。
まとめ:ベンツ CLEの価格を正しく知れば、納得の買い物ができる
ベンツ CLEの購入を検討する上で重要なのは、単に価格だけを見るのではなく、その背景にある価値を理解することです。以下に本記事の内容を簡潔にまとめます。
- 新車価格はグレード・ボディタイプにより約780万〜1,060万円
- 中古市場では年式や走行距離で価格差が大きく、中でも2023年式は高値安定
- 競合モデルとの比較でCLEの持つ快適性・高級感が評価されている
- 維持費やリセールバリュー、購入方法の工夫でコストを抑えることが可能
- 値引きやキャンペーン、認定中古車の活用など、価格以外の選択肢も重要
「高い」と感じるかどうかは、その人の価値観と活用の仕方次第です。冷静に価格を分析し、ライフスタイルに合った1台を選ぶことが、ベンツ CLEを“納得して買える車”にするための第一歩です。
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