【2025年最新版】ベンツGLBの燃費と維持費をプロが徹底解説!
ベンツGLBの燃費と維持費、実際どうなの?
ベンツGLBは「スタイリッシュなSUV」として人気を集めていますが、維持費や燃費に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。特に「輸入車=コストがかかる」というイメージは根強く、購入をためらう要因にもなりがちです。
しかし、実際にオーナーの声を見ていくと、想像よりも経済的に乗れることが分かります。燃費は使用環境によって左右されますが、運転スタイルやグレード選びによって差を生むことが可能です。
さらに、GLBは他のベンツSUVよりも価格と装備のバランスがよく、ファミリーユースにも適しています。「本当に維持していけるのか?」という疑問に、プロの視点で具体的にお答えします。
この記事を読めば、GLBのリアルな維持費と燃費性能が分かり、購入判断がグッと楽になります。
この記事で分かること
- ベンツGLBのグレード別燃費データ(カタログ値・実燃費)
- 年間にかかる維持費の内訳と目安
- 燃費とコストを抑える具体的な方法
- 中古車・サブスク利用時の注意点
- よくある疑問とその解決法
ベンツGLBとは?スペックと特徴をおさらい
GLBの基本スペックとグレード展開
ベンツGLBは全長約4.6mのミドルサイズSUVです。3列7人乗り仕様も選べることから、ファミリーユーザーに人気のモデルです。日本仕様では「GLB 200 d」「GLB 250 4MATIC」「AMG GLB 35」の3つのグレードが中心となって展開されています。
ディーゼルモデルのGLB 200 dは燃費重視、GLB 250 4MATICは4WD性能とパワーのバランスが特長です。AMGモデルは圧倒的な加速性能を誇りますが、燃費や維持費はやや高めです。
ライバル車との比較:X1・Q3との違いは?
GLBの直接的なライバルはBMW X1やアウディQ3です。X1はスポーティな走行性能、Q3はデザイン性の高さで知られています。一方でGLBは唯一、3列シートを選べる点で大きな差別化を図っています。
また、室内空間の広さではGLBが群を抜いています。リアシートの居住性や荷室容量も、ライバル車よりもゆとりがあると評判です。
GLBはどんな人におすすめ?
GLBは「輸入車は初めて」という方や、「国産ミニバンからの乗り換え」を検討している方に適しています。特にチャイルドシートを使用するファミリー層からの評価が高く、実用性と高級感のバランスが魅力です。
ただし、3列シートはサイズ的に小さめのため、大人が長時間乗るには不向きです。
用途を見極めて選ぶことが重要です。ベンツGLBの燃費性能を徹底検証【実燃費・カタログ燃費】
カタログ燃費と実燃費の違いとは?
結論から言うと、実燃費はカタログ値より2〜4km/L低くなるケースが多いです。ベンツGLBの場合、WLTCモードでのカタログ燃費は「GLB 200 d」で約16.4km/L、「GLB 250 4MATIC」で約12.6km/Lです。
一方、ユーザーの報告による実燃費は「GLB 200 d」で12〜14km/L、「GLB 250 4MATIC」で9〜11km/Lが一般的です。運転環境やアクセルワーク、気温などによって変動するため、カタログ値との違いを理解しておくことが大切です。
ガソリン・ディーゼル・ハイブリッド別の燃費比較
燃費で最も優れているのは「GLB 200 d」などのディーゼルモデルです。低回転からトルクを出すため、街中や郊外でも効率よく走行できます。ガソリンモデルである「GLB 250 4MATIC」は走りに安定感がありますが、燃費性能ではやや不利です。
2025年4月現在、日本で正規販売されているGLBにはハイブリッド仕様はありません。そのため、燃費を重視するならディーゼル一択という選択になります。
高速道路・街乗り・渋滞時の燃費データ
走行シーンによって燃費は大きく変わります。高速道路ではGLB 200 dで約16〜18km/Lと非常に優秀な値を記録しています。一方、街乗りでは12〜13km/L前後に落ち着きます。
渋滞時は9km/L台まで低下することもあるため、都市部での使用が多い方は注意が必要です。
エコドライブやアイドリングストップ機能の活用で改善できる場合もあります。オーナーの声から見るリアルな燃費評価
実際のユーザーレビューでも、「意外と燃費が良い」「ディーゼルのトルクでストレスなく走れる」といった声が多く見られます。GLB 200 dユーザーの多くが13〜15km/Lの数値を記録しており、燃費に対する満足度は高めです。
ただし、「思ったより燃費が伸びない」「ハイオク指定で燃料代が高い」といった意見も一部に見られます。燃費だけでなく、総合的なコストパフォーマンスを確認することが重要です。
ベンツGLBの維持費はいくらかかる?【年額シミュレーション】
自動車税・重量税・保険料の目安
GLBの維持費でまず注目すべきは、法定費用と保険料です。GLB 200 d(ディーゼル車)の場合、自動車税はおおよそ39,500円。重量税は24,600円(2年)です。
任意保険料は等級や年齢条件により異なりますが、一般的には年間70,000〜120,000円程度が相場です。輸入車であっても、GLBは比較的軽量なため保険料は控えめな傾向です。
車検・メンテナンス費用の内訳
正規ディーラーでの車検費用は平均で13万〜17万円前後です。エンジンオイルやブレーキパッドなどの定期交換部品が費用を左右します。さらに法定12ヶ月点検も含めると、年間で約8万〜10万円程度のメンテナンス費が想定されます。
ディーゼルモデルの場合、AdBlue(尿素水)の補充が必要です。これには年間で3,000〜5,000円ほどの追加費用がかかります。
燃料代を含めた年間維持費の総額
GLB 200 dの実燃費が13km/L前後とした場合、年間1万キロ走行で燃料代はおおよそ120,000円程度となります(軽油:1Lあたり約160円換算)。GLB 250 4MATICの場合は燃費が10km/Lほどなので、年間燃料代は160,000円近くかかることになります。
これらに保険料・税金・メンテナンス費用を加えると、GLBの年間維持費はおおよそ30万〜40万円が目安です。
国産SUVとの維持費比較
国産SUV(例:トヨタハリアー、マツダCX-5)と比較すると、GLBの維持費はやや高めです。たとえばハリアーの年間維持費は約25万〜30万円程度に収まります。
一方、GLBは燃費性能や装備の充実度、安全性で優れているため、コスト以上の満足感が得られるという声も多いです。
価格だけでなく、長期的なライフスタイルとの相性を重視して選ぶことが重要です。
燃費と維持費を抑えるコツと節約テクニック
エコドライブで燃費を改善する方法
最も効果的な節約術は、エコドライブを意識した運転です。急発進・急加速を控えるだけでも、燃費が10〜15%改善されるといわれています。エンジンブレーキを活用することで、ブレーキパッドの摩耗も抑えられ、メンテナンス費用も節約できます。
さらに、走行前のウォームアップや適正なタイヤ空気圧の維持も重要です。燃費に与える影響は意外と大きく、年間数千円〜数万円の差につながることもあります。
ベンツ専用の点検プラン・延長保証を活用
ベンツ正規ディーラーでは「メルセデス・ケア」や「メンテナンスプラス」などのパッケージプランが用意されています。これらは定期点検・オイル交換・故障時の対応を含むもので、長期的にはコスト削減に貢献します。
特に3年目以降の延長保証は、突発的な修理費用をカバーできる点で安心です。高額な電装系トラブルが起きた際も、数十万円の出費を避けられる可能性があります。
維持費を安くするカーリースやサブスク利用
近年増えているのが、カーリースやサブスクリプションサービスの活用です。GLBでもリース契約が可能で、税金・車検費用・メンテナンス代が月額に含まれているケースが一般的です。
月額制なので出費が安定しやすく、突発的な維持費に悩まされにくくなります。ただし、走行距離制限や中途解約時の違約金などには注意が必要です。
ガソリン代を節約するアプリ・カード活用術
ガソリン代の節約には、アプリとクレジットカードの併用が効果的です。たとえば「gogo.gs」などの燃料価格比較アプリを使えば、地域最安のスタンドをすぐに検索可能です。
また、ENEOSカードや出光カードなど、提携ガソリンスタンドで割引が受けられるカードを選ぶことで、1Lあたり2〜5円の節約も可能です。年間の給油量を考えると、5,000〜10,000円程度の節約効果があります。
ただし、カードの年会費やポイントの還元率も比較して選ぶ必要があります。
中古車・認定中古車で賢く乗る選択肢
中古のGLBは燃費・維持費に差が出る?
結論から言えば、中古車でも基本的な燃費性能に大きな差はありません。ただし、走行距離が5万kmを超える車両や、過去の整備状況によっては、実燃費が1〜2km/Lほど悪化することもあります。
また、年式が古いほど燃費効率の悪いタイヤやオイルを使用しているケースがあり、点検を受けていないと維持費が割高になるリスクもあります。
ベンツ認定中古車のメリット・デメリット
認定中古車は、メーカー基準を満たした整備済みの車両で、1年間の保証と24時間のロードサービスがついています。購入後も安心して乗れるのが最大のメリットです。
一方で、相場よりも20〜30万円ほど価格が高めに設定されていることもあります。予算に余裕がある方にはおすすめですが、価格重視の場合は一般中古車と比較する必要があります。
購入前にチェックすべきポイント
中古のGLBを選ぶ際は、以下のポイントを必ず確認しましょう。
- 整備記録簿の有無
- 保証期間と内容
- 修復歴・事故歴の有無
- 前オーナーの使用状況(通勤・長距離など)
特に整備記録が揃っている車両は、燃費や走行性能が安定している可能性が高いです。
リセールバリューと売却時の注意点
GLBは輸入車の中でもリセールバリューが高い部類に入ります。特に「GLB 200 d」は人気が高く、3年落ちでも新車価格の60〜70%で売却されるケースもあります。
ただし、
車両の状態が悪い場合やディーラー下取りだけに頼ると、買取額が大きく下がる可能性があります。
売却前には複数社から査定を取ることが重要です。ベンツGLBに関するよくある質問【Q&A】
GLBは燃費が悪いって本当?
結論から言うと、GLBの燃費は輸入SUVとしては優秀な部類に入ります。特にディーゼルモデルの「GLB 200 d」は、実燃費で13〜15km/Lを記録することが多く、同クラスの国産SUVと比べても遜色ありません。
ただし、「GLB 250 4MATIC」や「AMGモデル」は燃費性能よりも走行性能を重視しているため、10km/L前後とやや劣る傾向があります。
燃費重視ならどのグレードがおすすめ?
燃費を重視するなら「GLB 200 d」がおすすめです。軽油を使用するため燃料単価も安く、年間の燃料コストを1〜2万円ほど抑えられるという試算もあります。
また、トルクの太さによって低速域でもスムーズに加速できるため、エコドライブと相性が良い点もメリットです。
維持費は他の輸入車と比べて高い?
GLBの維持費は輸入車の中では標準的です。年間30万〜40万円が目安で、BMW X1やアウディQ3と大きく変わりません。整備プランや保証の充実度を考慮すると、コストパフォーマンスは高いと言えます。
ただし、正規ディーラーでの車検や部品交換は高額になる場合があるため、事前に見積もりを確認することが重要です。
ハイブリッドモデルは出ているの?
2025年現在、日本国内で販売されているGLBにはハイブリッドモデルは導入されていません。欧州ではプラグインハイブリッドの設定がありますが、日本での展開は未定です。
燃費性能を重視するなら、現状では「GLB 200 d」が最もバランスが取れた選択肢となります。
GLBのディーゼルとガソリン、どちらを選ぶべき?
年間走行距離が長い方や燃費を重視する方には「GLB 200 d(ディーゼル)」が適しています。一方で、パワフルな加速や高速安定性を求めるなら「GLB 250 4MATIC(ガソリン)」がおすすめです。
燃料代や税金も考慮して、使用スタイルに応じて選ぶことが重要です。
GLBにかかる初期費用はいくら?
新車でGLBを購入する場合、車両本体価格に加え、登録諸費用や税金、オプション装備代などを含めて総額約650万〜750万円前後になることが一般的です。
認定中古車であれば、500万円台から選べるモデルもあり、初期費用を抑えたい方には有力な選択肢となります。
まとめ:ベンツGLBは燃費と維持費のバランスが重要
ベンツGLBは、プレミアムSUVとしての魅力と実用性を兼ね備えたモデルです。以下のポイントを押さえることで、自分に合った最適な選択ができます。
- GLBの燃費はグレードによって異なるが、「GLB 200 d」が最も高効率
- 年間維持費は30万〜40万円程度が目安。保険・車検・燃料代に注意
- 中古車や認定中古車を活用すれば、初期費用と維持費のバランスがとりやすい
- エコドライブや燃料アプリなどの工夫で燃費・コスト削減が可能
- FAQを通じて、GLBに関する疑問や不安は事前に解消できる
「高級車=維持費が高い」と思われがちですが、正しい情報と使い方を知れば、ベンツGLBはコストパフォーマンスの高い選択肢になります。
特にファミリーユースや長距離ドライブが多い方にとっては、燃費・快適性・安全性のバランスが取れた一台です。総合的に見て、GLBは価格以上の満足度をもたらす輸入SUVだと言えるでしょう。関連記事
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