【整備士監修】ベンツGLA200のルームランプ交換手順とおすすめLED3選
ベンツGLA200のルームランプ交換とは?
ベンツGLA200に乗っていると、「もう少し室内を明るくしたい」「純正ランプが暗くて不満」と感じたことはありませんか?そんな悩みを解決するのが、LEDルームランプへの交換です。
この作業は難しそうに思えるかもしれませんが、実はDIYでも可能で、多くのユーザーが自分で取り付けに成功しています。純正ランプと比較して、明るさ・消費電力・デザイン性など、あらゆる面でメリットがあります。
「どんなLEDを選べばいい?」「交換方法は?」「本当に自分でできるの?」といった不安も多いでしょう。この記事では整備士監修のもと、初心者でも分かるように手順を詳しく解説しています。
正しい手順と適切な製品選びをすれば、失敗せずにルームランプを交換できます。車内空間がグッと快適になるはずです。
この記事で分かること
- ベンツGLA200のルームランプ交換の基本知識
- 交換前に知っておくべき注意点と必要な工具
- 整備士おすすめのLED製品と選び方
- 初心者でもできる交換手順の詳細
- よくあるトラブルとその対処法
ベンツGLA200のルームランプを交換するメリットとは?
純正ランプとの違いとLED化の利点
LEDルームランプは、純正ハロゲンランプに比べて明るさが約2〜3倍にもなります。特に夜間や荷物の出し入れ時に、その明るさの恩恵を実感できます。
また、発熱が少なく寿命も約10,000時間以上と長いため、交換の手間を減らせるのも魅力です。
夜間の視認性向上と安全性アップ
LEDライトは瞬時に明るくなる応答性の高さが特徴です。車内で物を探すときや、小さな子どもを乗せる際など、すぐに明るくなることで安全性が向上します。
- 応答速度が速く、暗転時間ゼロ
- 光が白く自然で目に優しい
- ドア開閉時の安全確認がしやすい
車内の高級感が向上する理由
LEDの光は白色〜青白色でムラのない発光が特徴です。純正の黄味がかった光から交換するだけで、車内が一気にモダンで洗練された印象になります。
高級感を演出するためには、照度だけでなく「色温度」にも注目しましょう。
バッテリーへの負担軽減
LEDランプは消費電力が非常に少なく、一般的にハロゲンの約1/5程度です。そのため、バッテリーへの負担を軽減し、長距離走行や冬場でも安心です。
ランプ種別 | 消費電力(1個あたり) |
---|---|
ハロゲン | 約5〜10W |
LED | 約1〜2W |
長寿命でメンテナンス頻度が減る理由
LEDは発光素子にフィラメントを使わないため、衝撃に強く、振動がある車内でも長持ちします。
- 平均寿命:10,000〜30,000時間
- 交換頻度が減り、長期的にはコスパが高い
- 整備工場での交換費用が抑えられる
「最近ルームランプが暗い」と感じたら、交換のタイミングかもしれません。
交換前に知っておくべきベンツGLA200のランプ仕様
GLA200に採用されているランプの種類
ベンツGLA200のルームランプには主にT10タイプとT10×31mmタイプのバルブが使われています。年式やグレードにより仕様は異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
LEDに交換する場合は、発光面の広さや照射角も考慮しましょう。
対応するLEDサイズと形状
交換用LEDを選ぶ際は、サイズとソケット形状の適合が必須です。ベンツGLA200に合う一般的なLED仕様は以下の通りです。
ランプ位置 | LEDサイズ | 形状 |
---|---|---|
フロントルームランプ | T10 | ウェッジ型 |
リアルームランプ | T10×31mm | フェストン型 |
バニティミラー | T10 | ウェッジ型 |
誤ったサイズを選ぶと取り付けできないだけでなく、点灯不良やショートの原因になります。
年式によるルームランプの違い
GLA200はモデルチェンジにより内装仕様が変化しており、年式ごとにランプの数や構造が異なる場合があります。例えば2015年式と2020年式では、天井ユニットの形状に差があります。
- 2015年式:ルームランプ3カ所(フロント・リア・バニティ)
- 2020年式:ルームランプ4カ所+アンビエント付き
ランプの設置位置と個数(フロント/リア/バニティなど)
ベンツGLA200にはルームランプが複数配置されており、それぞれに異なるバルブが使われています。代表的な配置は以下の通りです。
- フロント:読書灯として2個
- リア:中央天井に1個
- バニティ:左右サンバイザーに各1個
合計4〜5カ所のランプを交換する必要があります。すべてLED化することで、統一感ある明るい車内になります。
注意すべき車両保証の条件
車両保証期間中に社外LEDを取り付けた場合、電装系トラブルに対して保証対象外となる可能性があります。特に新車購入後3年間のメーカー保証を活用中の場合は注意が必要です。
保証項目 | 社外LED適用時の対応 |
---|---|
電装部品 | 保証対象外となる可能性あり |
内装ユニット破損 | 自己責任での修理 |
心配な場合は、ディーラーに確認するか、車検対応のLED製品を選ぶことが推奨されます。
ベンツGLA200のルームランプ交換手順
必要な工具と作業前の準備
ルームランプ交換には、内装剥がし用のプラスチックリムーバーとLEDバルブが必要です。金属工具は内装を傷つける恐れがあるため避けましょう。
- プラスチックリムーバー
- LEDルームランプ(T10、T10×31mm)
- 絶縁手袋(安全対策)
エンジン停止・キーOFF・手袋着用が基本の安全対策です。
フロントルームランプの外し方と注意点
フロントルームランプは、運転席・助手席の天井にある透明カバーを外すことでバルブにアクセスできます。
- リムーバーを隙間に差し込み、手前にゆっくりこじる
- 無理に力を入れるとツメが割れるので注意
- 外したバルブは高温になっていることがある
リアルームランプ・バニティライトの交換方法
リアルームランプは後部座席上部にあります。バニティライトはサンバイザー裏の小型ランプです。
部位 | 交換方法 |
---|---|
リアルームランプ | 中央のカバーをリムーバーで外し、左右のバルブを差し替える |
バニティライト | 小型カバーを慎重に浮かせてバルブを取り出す |
狭いスペースでの作業が多いため、作業時の落下や破損に注意しましょう。
LED取り付け時の正しい向きと固定方法
LEDには極性があるため、取り付け後に点灯確認を行いましょう。点灯しない場合は差し直して逆向きに接続します。
- しっかり奥まで差し込む
- ガタつきがないか確認
- LED面が内側を向いていないかチェック
点灯確認と取り付け後のチェック項目
全バルブ交換後、以下のチェックを行ってください。
確認項目 | 内容 |
---|---|
点灯状態 | 全ランプが均等に点灯しているか |
ちらつき | 不安定な発光や点滅がないか |
誤作動 | ドア開閉で自動点灯・消灯するか |
ちらつきがある場合は、車種対応のLEDを再確認しましょう。
整備士が選ぶ!ベンツGLA200におすすめのLEDルームランプ3選
Philips Ultinon LED:信頼のブランドと明るさ
Philipsは世界的に有名な照明ブランドであり、品質と信頼性の高さで多くのユーザーに選ばれています。Ultinonシリーズは明るさ300lmクラスで、車内をくっきり照らします。
- 車検対応の安心設計
- 取り付けも簡単で極性フリー
- 発熱を抑えた安全構造
Valenti ジュエルLEDルームランプ:デザイン性と性能
Valentiは国産カスタムパーツブランドで、スタイリッシュな外観と高照度LEDが魅力です。6000Kの白色光がGLA200の内装にマッチします。
特徴 | 内容 |
---|---|
色温度 | 約6000K(純白光) |
明るさ | 最大400lm |
対応車種 | GLA200含む多車種対応 |
BELLOF プレシャス・レイ Z:白さと高級感の両立
プレシャス・レイ Zは、照射面積が広くムラのない発光が特徴です。GLA200の車内に自然な白光を届け、高級感ある仕上がりになります。
耐久性にも優れており、約20,000時間の長寿命を実現しています。
商品選びのポイントと失敗しない選定基準
LED選びで重要なのは以下の点です。
- バルブのサイズと形状(T10やT10×31mm)
- 色温度の選択(5000K~6500Kが人気)
- 極性の有無と点灯チェックのしやすさ
- 車検対応・PSEマークの有無
安価な製品はちらつきや警告灯点灯の原因になるため、信頼性の高い製品を選びましょう。
実際のユーザーレビューと口コミ比較
実際にベンツGLA200で使用しているユーザーからは、以下のような声が多く見られます。
- 「Philipsは暗い夜道でもしっかり照らしてくれて安心」
- 「Valentiはデザインがカッコよくて、夜のドライブが楽しい」
- 「BELLOFはやや価格が高めだが、長寿命でコスパが良い」
比較ポイントは明るさ・色味・耐久性・価格の4点です。用途と好みに応じて選びましょう。
DIYとプロ整備、どちらがいい?交換方法の選び方
DIYのメリットとデメリット
DIYでのルームランプ交換は、コストを抑えられる点が大きなメリットです。LED本体代だけで済むため、数千円以内で交換可能です。
- 自分のペースで作業できる
- 工具があれば追加コスト不要
- 失敗リスクや保証がない点に注意
不慣れな場合は、無理に進めると内装破損や誤配線の原因になります。
整備工場・ディーラー依頼の費用相場
プロに依頼した場合の費用は以下の通りです。
依頼先 | 作業費用の目安 |
---|---|
街の整備工場 | 3,000〜5,000円 |
ディーラー | 5,000〜10,000円 |
工賃のほか、LEDを持ち込みできるかも事前に確認が必要です。
自分で交換できるかの判断基準
「簡単そうだから」といって安易にDIYを選ばないことが重要です。以下の項目をチェックして判断しましょう。
- 車いじりの経験があるか
- 内張りの脱着に自信があるか
- 工具の扱いに慣れているか
一つでも不安がある場合はプロ依頼を検討してください。
専門店での作業時間と保証対応
プロ整備の場合、作業時間はおおよそ30分〜1時間程度です。予約不要の店舗であれば当日対応も可能です。
また、LEDが点灯しない・不具合があった場合も、一定期間内であれば無料で再調整してもらえるケースがあります。
- ディーラー:保証あり(1ヶ月〜3ヶ月)
- カー用品店:作業明細と領収書が保証の証明に
初心者でもできるおすすめDIY方法
初めての方には、バニティライトやグローブボックス内のLEDから始めるのがおすすめです。カバー構造が単純で、内装破損リスクも少ないです。
- 工具なしで交換できる箇所から挑戦
- 交換後は必ず点灯チェック
- 不安があれば一部のみDIYし、残りをプロ依頼にする選択肢も
作業手順を理解したうえで、無理のない範囲で進めることが大切です。
ベンツGLA200ルームランプ交換でよくある失敗と対処法
ランプが点灯しない原因と解決策
LEDを取り付けたにも関わらず点灯しない場合、極性ミスや接触不良が原因であることがほとんどです。LEDには極性があるため、点灯しないときは差し込み向きを反対にしてみましょう。
- 極性がある製品は+−の向きに注意
- 接触端子が奥まで刺さっているか確認
- 電源がOFFになっていないかチェック
点灯しないからといって、すぐに不良品と判断しないよう注意しましょう。
誤って内装を傷つけてしまうケース
リムーバーの使い方を誤ると、内装に傷が残るリスクがあります。力を入れすぎず、隙間からゆっくり差し込むことがポイントです。
- 金属工具ではなくプラスチック製リムーバーを使用
- 養生テープでカバー周囲を保護するのがおすすめ
- 取り外し方向を確認してから作業する
ヒューズ切れや接触不良のチェックポイント
点灯しない原因が電源系統にある場合、ヒューズの確認も必要です。特に安価な粗悪LEDはショートの原因になりやすいため、注意が必要です。
チェック項目 | 対処法 |
---|---|
ヒューズが切れていないか | ヒューズボックスを開けて確認・交換 |
端子が緩んでいないか | 差し込み直す、接点復活剤の使用も有効 |
輝度が合わない・ちらつく場合の対応
LEDの明るさが強すぎる、またはちらつく場合は、車両との相性問題が考えられます。特に高性能な車両は電圧管理がシビアです。
- 車種専用設計のLEDを選ぶ
- キャンセラー付きLEDに交換する
- 社外LEDが原因でエラーが出る場合はプロに相談
警告灯が点灯する原因と対策
ルームランプ交換後にメーター内の警告灯が点灯する場合、消費電力の違いによるシステム誤検知が主な原因です。これは「電球切れ」と誤認されることで起こります。
症状 | 対処法 |
---|---|
警告灯が消えない | 純正バルブに戻して様子を見る |
点灯中にエラー音が出る | キャンセラー付きLEDへ交換 |
警告灯が出ると車検に通らないこともあるため、早めの対処が必要です。
よくある質問(FAQ)
GLA200のルームランプ交換にかかる時間は?
作業時間は1カ所あたり約5分〜10分程度です。全体で4〜5カ所を交換する場合でも、30分以内に完了することが多いです。
経験者であればさらに短時間で済みますが、初めての方は1時間ほど見積もっておくと安心です。
作業場所 | 目安時間 |
---|---|
フロントランプ | 約10分 |
リアランプ | 約5分 |
バニティランプ | 約10分 |
どの年式のGLA200でも同じ手順で交換できる?
基本構造は共通ですが、一部モデルでランプの形状や固定方法が異なります。2014年~2019年式と2020年以降の新型ではカバーの外し方に違いがあります。
必ず自分の車の年式を確認し、それに対応した手順やLEDサイズを調べてから作業しましょう。
車検時にLEDルームランプは問題になる?
車内灯は基本的に車検の検査対象外であるため、ルームランプをLEDに変更しても問題はありません。
- 車外灯ではないため、色温度制限の対象外
- 照度が極端に強い・点灯状態が不安定な場合は稀に指摘されることも
不安な場合は、整備工場やディーラーで事前に相談すると安心です。
社外品LEDを選ぶときに注意すべき点は?
ルームランプ用のLEDは種類が多く、誤った選定による不点灯や誤作動が発生しやすいです。以下のポイントをチェックしましょう。
- 対応電圧がDC12Vであること
- GLA200に対応したサイズ・形状であること
- 極性の有無、CANBUS対応の記載があるか
Amazonや楽天などで購入する際は、レビューも確認すると参考になります。
ルームランプをLEDにした後の消費電力は?
LEDに交換することで、消費電力は純正ハロゲンの約1/5程度に低下します。具体的には以下のようになります。
種類 | 1個あたりの消費電力 |
---|---|
ハロゲンバルブ | 約5W |
LEDバルブ | 約1W |
電力負担が軽くなるため、バッテリー保護やエンジン停止中の電源管理にも好影響があります。
DIY交換で内装破損した場合の対処は?
万が一内装を傷つけたりツメを折ってしまった場合、部品交換で対応するのが基本です。ディーラーや整備工場でパーツを取り寄せ可能です。
- 天井ユニットカバー:部品代1,000〜3,000円程度
- ツメのみ破損の場合、接着や補修材で応急処置も可能
- 破損個所が広い場合はプロに相談がおすすめ
DIY時は無理に力を入れず、工具や手順に十分注意して作業しましょう。
まとめ:ベンツGLA200のルームランプ交換で愛車を快適に!
ベンツGLA200のルームランプ交換は、DIYでもプロ依頼でも対応可能な作業です。LED化することで、明るさ・省電力・高級感といった複数のメリットを実感できます。
交換作業の前には、対応サイズ・形状・極性の確認が重要です。年式ごとの違いや工具の扱いにも注意し、正しい手順で作業を進めましょう。
整備士が推奨する製品を選ぶことで、長寿命・高輝度・信頼性のある快適な車内環境が整います。実際のユーザーからも「夜間が明るくなった」「雰囲気がガラリと変わった」といった評価が多く寄せられています。
- LED化で夜間視認性・高級感が向上
- T10やT10×31mmなどサイズ選びに注意
- DIYでも30〜60分で作業可能
- プロ整備なら保証やサポートも安心
- 不点灯・エラーにはキャンセラー対応LEDが有効
ルームランプ交換は、車内の快適性を高める簡単かつ効果的なカスタムです。正しい知識と製品選びで、安全かつ確実に仕上げましょう。
関連記事- 【2025年版】GLA250どっちが良い?価格・燃費・装備を全比較!
- 【2025年最新】ベンツGLA 250に人気の二本出しマフラーTOP5
- 【2025年最新】ベンツGLA35の納期は平均●ヶ月?ディーラーに聞いた実態
- 【なぜ跳ねる?】ベンツGLA 35がぴょんぴょんする3つの原因と対策
- 【完全ガイド】ベンツGLA 220のオイル量は何リットル?適正量と補充の目安
- 【2025年最新】ベンツGLAの残クレは本当にお得?損しない選び方ガイド
- 【2025年最新】ベンツGLAの新型は日本でいつ発売?価格と注目ポイント
- 【ベンツGLAサイズ比較】他のSUVと何が違う?全長・全幅・高さを徹底解説
- 【費用比較】ベンツGLAのテールランプ交換はDIYとディーラーどっちが得?
- 【買う前にチェック】ベンツ GLA 45の欠点と賢い選び方