【保存版】ベンツVクラスより大きい車5選|サイズ・価格を徹底比較
ベンツVクラスより大きい車って?選ばれる理由とは
「もっと広くて快適な車が欲しい」──そんな想いを抱いたことはありませんか?ベンツVクラスは広さと高級感を兼ね備えたミニバンですが、それ以上のサイズや用途に応じた選択肢も存在します。
例えば、企業の送迎車や大家族の移動、荷物を多く載せる用途には、Vクラスでは物足りないと感じる人も多いです。そこで注目されているのが、Vクラスよりも大きい車です。
実際、法人利用者の中には「もっとゆとりのあるシート配列が欲しい」「スーツケースを複数載せても余裕があるサイズが理想」といった声が多く聞かれます。
「大きさ」と「使いやすさ」を両立させたいなら、選ぶべき車は限られます。
本記事では、ベンツVクラスよりも大きな車に焦点を当てて、サイズ・価格・使い勝手を徹底比較していきます。
この記事で分かること
- ベンツVクラスのサイズ・価格の基本情報
- Vクラスより大きい国産・輸入車のおすすめモデル
- 各車のサイズ比較と利用目的別の選び方
- 維持費や税金、取り回しに関する実用性
- Vクラスから買い替えたユーザーの声や感想
ベンツVクラスと比較!サイズ・価格の基準を解説
ベンツVクラスのサイズ・価格の目安とは
ベンツVクラスは、全長5,150mm・全幅1,930mm・全高1,910mmという堂々たるボディを持つ高級ミニバンです。価格帯はグレードによって異なりますが、おおよそ700万円〜1,000万円前後が相場です。
このサイズと価格を基準に「Vクラスより大きい車」として紹介するモデルを比較していきます。
「全長」「全幅」「車高」などサイズの見方を知ろう
車両のサイズは主に3つの数値で判断されます:
- 全長:車の前後の長さ
- 全幅:車の横幅(サイドミラー除く)
- 全高:車の高さ
これらの数値が大きくなるほど、車内空間が広くなりやすく、快適性や収納力の向上につながります。
ただし、サイズが大きくなると駐車場の制限や運転のしやすさに影響するため、バランスも重要です。
高級ミニバン市場における価格帯とコストパフォーマンス
ベンツVクラスのライバルとされる車両は、国産・輸入車ともに価格帯が500万円〜1,200万円に集中しています。車両の広さに対して、どれだけ高品質な装備や安全性能が備わっているかが「コスパ」を判断するポイントです。
車名 | 価格帯(新車) |
---|---|
ベンツVクラス | 700万〜1,000万円 |
トヨタ グランエース | 620万〜725万円 |
シボレー エクスプレス | 900万〜1,100万円 |
ファミリーカーや送迎用としてのVクラスの立ち位置
Vクラスは、高級感と実用性を兼ね備えたプレミアムミニバンとして、ファミリー層やハイヤー業界から高い支持を得ています。
- 3列シートで最大7〜8名がゆったり乗車可能
- 大型スーツケースを積んでも余裕のある荷室
- 静粛性が高く、長距離移動でも疲れにくい
その一方で、より広さや用途特化を求めるユーザーには物足りなさを感じることもあります。
ベンツVクラスより大きいおすすめ車①:トヨタ グランエース
グランエースのサイズとVクラスとの比較
トヨタ グランエースは全長5,300mm・全幅1,970mm・全高1,990mmと、Vクラスをすべての面で上回るサイズ感を持っています。
乗車定員は最大8名で、ゆとりのある3列シートが魅力です。ファーストクラスのような2列目シートは、長距離移動でも快適です。
立体駐車場や狭い道での取り回しには注意が必要です。
価格・グレード構成と装備の充実度
グランエースの新車価格帯は620万円〜725万円で、2グレードが用意されています。
グレード | 価格(税込) | 主な装備 |
---|---|---|
Premium | 7,250,000円 | 本革シート、12.3インチナビ、デュアルパワースライドドア |
G | 6,200,000円 | ファブリックシート、8インチナビ、片側スライドドア |
両グレードともに、先進安全機能(Toyota Safety Sense)を標準装備しています。
高級送迎・法人利用での採用実績
グランエースは、ホテルや空港送迎など法人用途での導入実績が多いモデルです。
- 一流ホテルの送迎車として採用例多数
- 空港と市内を結ぶVIPシャトルサービスに利用
- 政治家や海外来賓の移動手段としての活用も
高級感と信頼性を両立する車両として、業界内での評価は高いです。
実際の口コミ・評価(運転手や乗客の声)
ユーザーの声では「静粛性が高く、運転していても疲れにくい」「後席の快適性が圧倒的」といった声が目立ちます。
- 「8時間運転しても疲れなかった(法人運転手)」
- 「家族旅行で荷物が多くても余裕だった(一般ユーザー)」
- 「価格以上の価値を感じた(レンタカー利用者)」
一方で「都市部では取り回しに苦労する」という意見もあり、使い方に応じた検討が必要です。
ベンツVクラスより大きいおすすめ車②:フォード トランジット
圧倒的な積載力と車体サイズの魅力
フォード トランジットは、全長6,000mm超のモデルも存在するフルサイズバンです。商用車としても名高く、その広大なラゲッジスペースは最大15立方メートル以上の荷室容量を誇ります。
- 全長:約5,500mm〜6,700mm
- 全幅:約2,100mm
- 全高:約2,400mm以上の高屋根仕様あり
立体駐車場には入らないため、保管場所の確保は必須です。
アメリカ発の大型バンの特徴と仕様
フォード トランジットはアメリカ市場を中心に展開されており、信頼性・整備性・部品の入手しやすさが魅力です。
項目 | 内容 |
---|---|
駆動方式 | FRまたはAWD |
エンジン | V6 3.5L ツインターボ(EcoBoost) |
燃費 | 約7〜9km/L(ガソリン) |
シンプルな構造で壊れにくく、海外製バンながら整備性が高いことも評価されています。
カスタム可能な車内構造と商用展開
トランジットは内装の自由度が高く、キャンピングカーや移動販売車としても活用されています。
- ベッドやシンクの設置も可能なフラット構造
- 法人用途では移動診療車・シャトルバスとして採用例あり
- 内装は完全オーダーメイドにも対応可能
日本国内では専門業者による輸入・改装が必要です。
日本での取り扱いと購入方法
フォード トランジットは日本の正規ディーラーでは扱われていませんが、輸入車専門店や並行輸入業者を通じて購入可能です。
購入方法 | 目安価格 |
---|---|
並行輸入(中古) | 500万〜700万円前後 |
新車並行輸入(カスタム込) | 700万〜1,000万円超 |
ユーザーからは「他人と被らない個性が魅力」「日本車では得られない圧倒的な存在感」との評価が寄せられています。
ベンツVクラスより大きいおすすめ車③:シボレー エクスプレス
フルサイズバンの定番モデルとしての実力
シボレー エクスプレスは、アメリカ市場で20年以上の販売実績を誇るフルサイズバンです。
その車格はベンツVクラスを大きく上回り、商用からファミリーユースまで幅広い用途に対応します。
- 全長:約5,600mm
- 全幅:約2,020mm
- 全高:約2,080mm
都市部での使用にはサイズに応じた配慮が必要です。
Vクラスとの室内空間・快適性比較
エクスプレスは、3列以上のシートアレンジが可能で、最大12名乗車にも対応します。
Vクラスよりも頭上空間と横幅に余裕があり、乗員1人あたりの空間は非常に広々としています。
項目 | シボレー エクスプレス | ベンツ Vクラス |
---|---|---|
最大乗車定員 | 12名 | 8名 |
ラゲッジスペース | 非常に広い | やや狭め |
天井高 | 高い | 標準 |
ビジネスユース・ファミリーユースどちら向き?
シボレー エクスプレスは、法人・個人どちらのニーズにも応える万能型です。
- 空港送迎やホテルシャトルなどの業務用として導入例あり
- 大家族での長距離移動やアウトドア用にも人気
- 商用車登録で税金面の優遇を受けられる場合もあり
用途によってシート構成を変更できる点も大きな魅力です。
実際の所有者レビューや維持費の目安
エクスプレスを所有しているユーザーからは、「重厚感があり走行安定性が高い」「室内がとにかく広くて快適」といった声が多く寄せられています。
維持費の目安は以下の通りです。
項目 | 費用目安 |
---|---|
燃費(ガソリン) | 約5〜7km/L |
自動車税(年間) | 約66,700円(6.0Lクラス) |
車検費用 | 約10万円〜 |
燃費や部品の輸入コストはやや高めですが、使い方次第で十分なコストパフォーマンスを発揮します。
ベンツVクラスより大きいおすすめ車④・⑤:メルセデス スプリンター/日産 NV350キャラバン スーパーロング
スプリンター:ベンツが手がける超大型バン
メルセデス・ベンツのスプリンターは、全長7,000mm超のモデルも存在する巨大バンで、商用から高級送迎車まで幅広く使われています。
Vクラスの上位互換とも言える存在で、乗員数・荷室容量・走行安定性のすべてにおいて高水準です。
日本では並行輸入による購入が主流で、左ハンドル仕様が中心です。
NV350スーパーロング:日本国内で選べる選択肢
日産 NV350キャラバン スーパーロングは、全長5,230mm・全高2,285mmの国産大型バンです。
商用車登録ながら、ファミリーやアウトドア目的でも人気を集めており、税金面でもメリットがあります。
- 最大積載量1,200kg
- ディーゼル車・ガソリン車を選択可能
- ハイルーフ仕様で車中泊にも最適
それぞれの特徴・サイズ・価格の違い
車種 | 全長 | 全高 | 価格帯(目安) |
---|---|---|---|
スプリンター(輸入) | 5,900〜7,000mm | 2,400〜2,700mm | 約900万〜1,300万円 |
NV350キャラバン SL | 5,230mm | 2,285mm | 約340万〜480万円 |
スプリンターは欧州車ならではの装備と走行性能、NV350はコスパの高さが魅力です。
商用だけでなく趣味車としても注目の理由
これら2車種は商用車の枠を超え、アウトドア・車中泊・キャンピングカー用途としても人気があります。
- ベッドやキッチンなどDIYで内装改造が可能
- 「動く書斎」「移動式店舗」としても活用例あり
- 広大な室内空間に自由な発想を加えられる
車体サイズに応じた運転技術と保管スペースは検討が必要です。
運転しやすさや税金・維持費のポイント
スプリンターはサイズが大きいため中型〜大型免許が必要な場合もあり、日本での運用には制限があります。
一方、NV350は普通免許で運転可能で、商用登録による税制優遇も受けられます。
項目 | スプリンター | NV350キャラバン SL |
---|---|---|
燃費 | 約6〜9km/L | 約8〜11km/L |
車検費用(目安) | 15万〜20万円 | 7万〜12万円 |
税金 | 年間8万円以上 | 年間3万〜4万円 |
維持費を抑えつつ大きな車を持ちたいならNV350が有力候補となります。
用途別に見る!Vクラスより大きい車の選び方ガイド
法人向け送迎車として最適なのはどれ?
法人利用では、高級感・乗員数・安全性が選定の基準になります。
- スプリンター:最大17人乗りでVIP送迎向き
- グランエース:高級感と走行性能を両立
- エクスプレス:大型ホテルの送迎に実績あり
定員の多さとゆとりある空間を優先するならスプリンターが最有力です。
用途に応じたグレード選びも重要です。
キャンピングカー・アウトドア用なら?
アウトドアやキャンピングカー用途では、室内の改造しやすさと広さがポイントです。
- フォード トランジット:DIY内装改造に対応しやすい
- NV350スーパーロング:日本のパーツ流通も豊富
- スプリンター:欧米ではキャンパー仕様が主流
ベース車両として人気が高く、ベッド・キッチンの設置も可能です。
家族向け(3列以上)ならこの車!
大家族や親族での移動には、快適性と安全性が最も重要です。
車種 | 乗車定員 | 特徴 |
---|---|---|
グランエース | 8名 | ゆとりあるシートと上質な内装 |
エクスプレス | 12名 | 大人数移動に最適、荷物も積載可 |
NV350 SL | 10名程度 | 維持費が安く家計に優しい |
通学・習い事・家族旅行など幅広い用途に適しています。
荷物重視の配送・運搬目的ならこれ
荷室の広さや積載量を重視する場合、商用バンの性能が重要になります。
- トランジット:最大15m³の荷室スペース
- NV350 SL:最大1.2tの積載が可能
- スプリンター:高さ・奥行きともに圧倒的
事業利用では車検や税金面のメリットも検討材料となります。
車庫・取り回しの不安はこう解決する
大型車は運転のしやすさや保管場所がネックになりがちです。
- 全幅2m未満のモデルを選ぶ
- バックモニター・360度カメラの有無を確認
- 自宅ガレージや月極駐車場のサイズを事前チェック
モデル | 全幅 | 運転支援 |
---|---|---|
NV350 SL | 1,880mm | バックカメラ標準 |
グランエース | 1,970mm | パノラミックビュー搭載 |
購入前に「全長・全幅・全高」の確認を必ず行いましょう。
よくある質問(FAQ)|ベンツVクラスより大きい車選び
ベンツVクラスより大きい車は日本で運転しづらい?
一般的な乗用車に比べて全長・全幅が大きいため、狭い路地や立体駐車場では取り回しに注意が必要です。
ただし、以下のような装備により運転支援が充実しており、実際の操作性は想像より高いという声もあります。
- バックモニター
- パーキングセンサー
- 全周囲カメラ
運転に不安がある方は全幅2,000mm未満の車種を選ぶと安心です。
大型バンは普通免許で運転できる?
車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満であれば普通免許で運転可能です。
たとえば、日産NV350キャラバンやトヨタグランエースは普通免許で運転できる代表的な大型車です。
車種 | 必要免許 |
---|---|
グランエース | 普通免許 |
フォード トランジット(ロング) | 準中型免許以上 |
維持費や税金はどれくらい違う?
車体サイズが大きくなると、自動車税・重量税・燃料費が上がる傾向にあります。
- 自動車税は排気量に比例(3.0L以上は年間約66,700円)
- 燃費は6〜9km/Lと低め
- タイヤやオイル交換もコストが大きい
維持費を抑えたい場合は、商用登録できるモデルを検討しましょう。
中古で買うならどの車がねらい目?
新車価格が高めな分、中古車市場では狙い目のモデルも豊富です。
特におすすめなのは以下の車種です。
- 日産 NV350キャラバン:流通台数が多く価格も安定
- シボレー エクスプレス:輸入台数は少ないが割安
- ベンツ スプリンター:法人放出車が狙い目
年式や走行距離を見極めて選べば、コストパフォーマンスの高い選択ができます。
ベンツVクラスからの買い替えでおすすめは?
Vクラスからの乗り換えであれば、広さ・高級感・快適性のバランスを維持したい方が多いです。
そうした方には以下が適しています。
- スプリンター:ベンツブランドのままアップグレード
- グランエース:国産で上質な室内空間
- フォード トランジット:サイズ優先で個性を演出
使用目的(家族移動、法人送迎、趣味用)によって選択肢を絞りましょう。
輸入車と国産車、どちらがコスパいい?
コストパフォーマンスを重視するなら、車両価格・部品調達・整備費用の3点で比較しましょう。
項目 | 輸入車 | 国産車 |
---|---|---|
初期費用 | 高め | 抑えやすい |
部品供給 | 取り寄せに時間がかかる | 入手が容易 |
整備対応 | 対応工場が限定的 | 全国で対応可能 |
長期的な維持コストまで考慮するなら国産車の方が安心というユーザーが多い傾向にあります。
まとめ:ベンツVクラスより大きい車を賢く選ぶコツ
この記事ではベンツVクラスより大きい車種を5モデル紹介し、サイズ・価格・用途別の選び方を徹底的に比較しました。
選び方のポイントは以下の通りです。
- 送迎・法人利用には高級感と乗員数の両立
- アウトドア・車中泊目的なら改造の自由度
- 家族向けには3列シートと静粛性の高さ
- 商用・配送には積載性と燃費性能
それぞれの車種には明確な特徴があり、使用目的に応じて最適解は異なります。
「サイズが大きいから」だけで選ばず、価格・維持費・免許区分・走行環境をトータルで考慮することが失敗しないコツです。
Vクラスでは満足できない方こそ、次の一台はこの記事で紹介したような“大きな選択肢”を参考にしてみてください。
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