ベンツGLS新型がついに日本発売!注目される理由とは

ベンツGLS新型がついに日本発売!注目される理由とは

2025年、ベンツGLSの新型モデルがついに日本市場で登場しました。待ち望んでいたファンや検討中のユーザーにとって、大きなニュースです。

最大の注目点は、装備・デザイン・テクノロジーすべてが刷新されたことにあります。特にMBUXの進化、安全機能の強化、日本仕様の専用装備などが多くの人の関心を集めています。

「価格はどれくらい?」「旧型から乗り換える価値はある?」「ライバル車とどう違う?」という疑問を抱えている方も多いでしょう。この記事では、そうしたポイントを実際のデータやユーザーの声を交えて分かりやすく解説していきます。

高級SUVを検討している方にとって、この記事は購入判断の大きな手助けになります。

この記事で分かること

  • 2025年モデルのベンツGLS新型の特徴と進化点
  • 価格帯やグレード構成、装備内容の詳細
  • ライバル車(BMW X7・アウディQ7)との違い
  • 購入者のリアルな声や試乗評価
  • よくある疑問への具体的な回答

日本発売のベンツGLS新型の基本スペックとグレード構成

日本発売のベンツGLS新型の基本スペックとグレード構成

日本仕様のスペック概要

新型ベンツGLSは、日本市場に合わせた右ハンドル仕様かつ2列・3列の選択肢が提供されています。ボディサイズは全長5,220mm、全幅2,030mm、全高1,825mmと堂々たる存在感を誇ります。

パワートレインは直6ディーゼル(GLS 450d 4MATIC)と、V8ガソリン(GLS 580 4MATIC)をラインアップ。燃費はWLTCモードで約10.6km/L(450d)と、フルサイズSUVとしては優秀な水準です。

3列目のシートは電動格納式で、収納時には最大2,400L超のラゲッジ容量を確保できます。

モデル別グレードと特徴

ベンツGLSの日本導入モデルは以下の2種類です。

  • GLS 450d 4MATIC:3.0L直列6気筒ディーゼル+マイルドハイブリッド
  • GLS 580 4MATIC:4.0L V8ツインターボ+マイルドハイブリッド

450dは静粛性と経済性を両立し、日常使いに向いています。一方、580は最高出力517PSを誇り、ラグジュアリー性とパワフルな走りを求めるユーザーに最適です。

ディーゼルとガソリン、どちらを選ぶべきか?

通勤や長距離走行が多いなら、燃費性能とトルクに優れるディーゼルが有利です。特に日本ではディーゼルモデルが人気を集めており、450dは販売台数の約7割を占めています。

一方、走行性能や静粛性を重視するならV8ガソリンの580が魅力的です。エンジン音の高級感や加速力は、他の大型SUVでは得られないものがあります。

ライバル車とのスペック比較(BMW X7・アウディQ7)

GLSの競合にはBMW X7やアウディQ7があります。全体的なサイズはGLSが最大で、室内空間と積載力において優位です。

  • GLS:全長5,220mm/最大出力517PS
  • X7(M60i):全長5,180mm/最大出力530PS
  • Q7(55 TFSI):全長5,070mm/最大出力340PS

GLSは価格帯では上位になりますが、装備の充実度と快適性で差をつけています。そのため、高級SUV市場での総合力は極めて高いといえます。

価格帯はどう変わった?GLS新型の価格情報とコスト比較

価格帯はどう変わった?GLS新型の価格情報とコスト比較

新型GLSの価格帯一覧

結論から言えば、新型GLSは旧型よりも価格が上昇しています。日本市場での価格は以下の通りです。

  • GLS 450d 4MATIC:1,580万円(税込)
  • GLS 580 4MATIC:1,990万円(税込)

特にGLS 580は、V8エンジンとラグジュアリー装備が満載でありながら、2,000万円を下回る価格設定が注目されています。このクラスのフルサイズSUVとしては競争力のある価格です。

旧型GLSとの価格差とその理由

旧型GLS(2022年モデル)と比べて、各グレードで約100〜150万円の値上がりが見られます。その背景には次のような要因があります。

  • MBUXの最新システムを標準搭載
  • セーフティ機能の大幅なアップグレード
  • 原材料費・輸送費の高騰

価格上昇の一方で、装備内容は大きく進化しており、単純な値上げではない点に注意が必要です。

オプション装備と価格のバランスは?

新型GLSは標準装備が充実している一方、選べるオプションも豊富です。たとえば「エグゼクティブリアシートパッケージ」や「AMGスタイリングパッケージ」など、快適性や見た目を強化できるパッケージが用意されています。

オプション価格は20万円〜80万円程度が中心です。ユーザーの口コミでは「装備追加の満足度は高いが、選択肢が多く迷う」といった声も見られます。

維持費や税金も含めたトータルコスト

購入後の維持費にも注目が必要です。GLS 450dの場合、自動車税は年間111,000円、重量税は初回登録時で75,600円となります。さらに、自動車保険や車検代を含めると年間で30万円〜40万円程度の維持費が想定されます。

ガソリンモデルのGLS 580は、燃費が平均6.5km/L前後とやや劣るため、走行距離の多いユーザーにはランニングコストが高くなる可能性があります。購入時は維持面のコストも事前に計算しておくと安心です。

進化した装備内容と注目の最新テクノロジー

進化した装備内容と注目の最新テクノロジー

インテリアの進化と快適性

新型GLSのインテリアは、上質な素材とデザインが融合したラグジュアリー空間です。ダッシュボードには天然木パネルを採用し、手触りにもこだわった仕上がりとなっています。

シートにはベンチレーション機能とヒーターを標準装備。リアシートにも同様の快適機能が用意されており、長時間のドライブでも疲れにくい設計です。新たにナッパレザーのオプションも登場し、個別のカスタマイズ性も向上しました。

安全性能・運転支援機能の充実

安全性の面では、最新の「ドライビングアシストパッケージ・プラス」が全グレードに標準搭載されています。衝突回避支援、アクティブステアリングアシスト、渋滞時の自動追従制御など、先進の運転支援機能が満載です。

夜間走行時に安心な「マルチビームLEDヘッドライト」や、360度カメラとパーキングアシストの連携により、都市部での取り回しも快適です。

MBUXの最新バージョン搭載内容

GLSには、音声認識機能が大幅に向上した最新MBUX(Mercedes-Benz User Experience)が搭載されています。「ハイ、メルセデス」の呼びかけに応じて、エアコン調整やナビ設定、座席のマッサージ機能まで操作可能です。

12.3インチの高精細デュアルディスプレイと、スマートフォンとの連携機能(Apple CarPlay/Android Auto)も健在。ユーザーからは「使い勝手が格段に良くなった」と高評価を得ています。

日本独自仕様の特別装備とは?

新型GLSには、日本専用の快適装備もいくつか含まれています。たとえば、後席用のエンタメディスプレイや電動サンシェードは、ファミリー層から人気の高いオプションです。

さらに、ETC2.0対応の車載器を全車標準装備。細かい点ではありますが、日本の交通環境に最適化された配慮がうかがえます。

これらの専用装備は、輸入SUVでありながら“国産車感覚”の使いやすさを求めるユーザーに刺さるポイントです。

デザイン変更点とエクステリアの魅力を徹底解説

デザイン変更点とエクステリアの魅力を徹底解説

フロント・リアのデザイン刷新ポイント

新型GLSでは、フロントグリルとバンパー形状が大幅に刷新され、より堂々とした印象に仕上がっています。グリル中央のスリーポインテッドスターが強調され、LEDヘッドライトも内部グラフィックが新設計となりました。

リアまわりではテールランプのデザインが変更され、よりシャープで視認性の高い形状へと進化しています。細部にわたる造形のこだわりが、GLSの高級感をさらに高めています。

ホイール・ボディカラーのバリエーション

ボディカラーは全8色で展開されており、「サンライトグレー」や「エメラルドグリーン」など、個性を際立たせる選択肢も加わりました。AMGラインでは専用色のマット仕上げも選べるのが特徴です。

ホイールは20〜23インチまでラインアップされており、デザインも5スポークやマルチスポークなど豊富です。サイズやデザインによって走行フィーリングも変化し、見た目だけでなく性能面にも影響があります。

AMGラインの存在感とスポーティさ

AMGラインを選択すると、専用デザインのフロントバンパー、シルバー仕上げのルーフレール、そしてリアディフューザーが装備されます。見た目の迫力と動的性能の両立を求める方に人気のオプションです。

ユーザーからは「ラグジュアリーSUVでありながら、AMGラインでスポーティに仕上げられる点が魅力的」といった声も多く聞かれます。

高級SUV市場での見た目の評価

新型GLSは、BMW X7やランドローバー・レンジローバーと並ぶ存在として、高級SUV市場での注目度が非常に高いモデルです。特にエクステリアの重厚感と品格あるデザインは、多くのユーザーから高い評価を受けています。

街中での存在感や所有満足度は、GLSならではの大きな魅力です。

ベンツGLS新型に対するユーザーの声と実際の試乗レビュー

ベンツGLS新型に対するユーザーの声と実際の試乗レビュー

購入者の満足度と不満点

実際のオーナーからは、「静粛性」「快適性」「走行の安定感」に高い評価が寄せられています。特にGLS 450dは低速域でも静かで、同乗者もリラックスできると好評です。

一方で、「車幅が広いため狭い道で気を使う」「価格が上がった分、オプション費用が気になる」といった意見もあります。都市部での使用では取り回しに注意が必要です。

試乗レポートから見える乗り心地

試乗では、エアサスペンションの効果で路面の凹凸をしっかり吸収し、まるで高級セダンのような乗り心地と評価されています。特に高速道路での直進安定性が高く、長距離ドライブでも疲れにくいのが特徴です。

また、MBUXの操作性や視認性も向上しており、ナビゲーションやメディア操作がスムーズに行えたとの声が多く見られました。

ファミリー・法人利用者の使用感

3列目シートの広さと後席用エンタメシステムの充実により、ファミリー層からは「子どもが退屈しない」と好評です。チャイルドシートの装着もしやすく、安全面でも安心感があります。

法人での使用では、ショーファードリブンとしての評価が高く、「役員送迎にも適している」「後席の快適性が段違い」とのコメントも見られました。

旧型オーナーから見た新型の進化

旧型GLSから乗り換えたユーザーの多くは、「内装の質感」と「先進機能の進化」を強く実感しています。特にMBUXや安全機能の進化により、操作感や安心感が格段に向上したとの声が目立ちます。

一方で、「価格差に見合うかどうかはライフスタイル次第」といった現実的な声もあり、装備の優先順位を整理したうえでの検討が重要です。

よくある質問(FAQ):ベンツGLS新型の気になる疑問に回答

よくある質問(FAQ):ベンツGLS新型の気になる疑問に回答

Q. GLS新型の納期はどれくらい?

納期はおおよそ3〜5か月とされています。人気グレードであるGLS 450dは国内在庫の回転も早く、場合によっては2か月以内に納車されることもあります。ただし、オプション装備の選択や色によって納期が前後するため、ディーラーとの確認が重要です。

Q. 値引きは期待できる?

輸入車の中では比較的渋い傾向にありますが、10万円〜30万円程度の値引き実績は報告されています。下取り車やオプションの組み合わせで調整されるケースも多く、交渉余地はあると言えるでしょう。

Q. サイズは日本の道路で問題ない?

GLSの全幅は約2,030mmとかなり大きいため、立体駐車場や細い道では注意が必要です。ですが、360度カメラやパーキングアシストなどの装備により、日常運転のストレスは大幅に軽減されています。

Q. どのグレードが一番人気?

GLS 450d 4MATICが最も人気です。理由は高い燃費性能とトルク性能のバランスにあります。価格と性能のバランスに優れており、法人・個人ともに選ばれやすいグレードです。

Q. 旧型から乗り換える価値はある?

MBUXの進化、安全性能の向上、快適装備の充実などを考慮すれば、乗り換えによる満足度は非常に高いです。特に長距離移動や家族利用が多い方には、新型の価値を強く実感できるでしょう。

Q. 中古での流通はどうなる?

新型登場により、旧型の中古市場はやや値下がり傾向にあります。ですが、GLSはもともと希少性が高く、リセールバリューも比較的安定しています。新型が安定供給されるまでは中古市場も活発になると予想されます。

まとめ:ベンツGLS新型の魅力と日本での選び方

まとめ:ベンツGLS新型の魅力と日本での選び方

ベンツGLS新型は、装備・安全性・快適性すべてにおいて大きく進化しました。特にMBUXの刷新やドライバーアシスト機能の標準装備により、日常の使いやすさが格段に向上しています。

日本仕様では、右ハンドル設定や特別装備が導入されており、輸入車ながらも国内での扱いやすさが考慮されています。また、グレード選択では燃費と静粛性に優れた450dが主力となっています。

一方で、ボディサイズの大きさや価格帯には注意が必要です。購入前には駐車環境や維持費も踏まえた検討をおすすめします。

以下に、この記事で紹介したGLS新型のポイントを整理します。

  • 2025年モデルはデザイン刷新と装備強化が特徴
  • 価格は上昇傾向だが、内容に見合った価値あり
  • MBUXや安全機能が標準化され使いやすさ向上
  • GLS 450dが燃費・装備バランスともに人気
  • 法人・ファミリーどちらにも高評価の声多数

ベンツGLS新型は、ラグジュアリーSUVのなかでも「実用性と高級感の両立」を求める方に強くおすすめできる一台です。

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