【最新版】ベンツGLS600の価格と維持費をプロが徹底解説!
ベンツGLS600とは?魅力と基本情報をプロが解説
ベンツGLS600は、「SクラスのSUV版」とも称されるラグジュアリーなフルサイズSUVです。圧倒的な存在感と快適性を兼ね備え、ファミリー層からエグゼクティブ層まで高い支持を集めています。
「価格が高いのは分かるけど、本当にそれだけの価値があるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。実際に購入を検討している方の声を調べると、「運転する楽しさと同乗者の快適性が両立している」「運転支援や静粛性は群を抜いている」といった評価が目立ちます。
この記事では、そんなGLS600の価格や維持費、選ばれる理由までをプロの視点で徹底解説します。ただのスペック紹介ではなく、実際のデータやユーザーの声も交えて分かりやすくお伝えします。
高額な買い物だからこそ、後悔しないための情報収集が欠かせません。
この記事で分かること
- ベンツGLS600の新車価格と中古価格の相場
- 年間でかかる維持費の内訳と総額
- 実際の燃費性能と他車との比較
- リセールバリューと購入のベストタイミング
- どんな人に向いているのか、オーナーの声から分析
ベンツGLS600の新車価格と中古相場
新車価格の最新データとオプションの影響
ベンツGLS600の新車価格は、2025年時点で約2,340万円〜となっています。これは標準装備の価格であり、AMGラインやマイバッハ仕様などのパッケージを追加すると、価格は2,800万円を超えるケースも珍しくありません。また、法人名義での購入やリースプランを活用するユーザーも多く、価格の感じ方には個人差があります。
オプションの選び方によっては、リセールに大きく影響するため注意が必要です。
年式別・走行距離別の中古価格相場
中古車市場では、GLS600はまだ玉数が少ないながらも注目を集めています。2021年式・走行距離2万km以内のモデルは、約1,700〜1,900万円前後で取引されています。逆に走行距離が4万kmを超えると、価格は1,400万円台に落ちる傾向があります。
購入時期や地域によっても価格差が出やすいため、複数の販売店を比較するのがポイントです。
他のベンツSUVとの価格比較
GLS600は、GLS580やGLEクラスと比べて明確に価格帯が異なります。GLS580はおおよそ1,600〜1,800万円、GLEは1,200万円前後で購入可能です。その差は装備や快適性のグレードに比例しています。
「どこまでの装備を求めるか」で選ぶべき車種は変わります。GLS600はすべてが最上級であり、プレミアム感を重視するユーザー向けのモデルです。
価格に対するオーナーの満足度とは?
実際のオーナーからは、「価格は高いが、それ以上の価値がある」との声が多く聞かれます。特に、後席の快適性や静粛性、走行時の安定感には定評があり、「運転手付きで使っても、ドライバーとして乗っても快適」という評価が目立ちます。
高額な出費に見合う満足度を得られている点は、GLS600がラグジュアリーSUVとして確固たる地位を築いている証と言えるでしょう。
ベンツGLS600の維持費の内訳と年間コスト
年間の自動車税・重量税・車検費用
ベンツGLS600は6.0L V8エンジンを搭載しているため、自動車税は年間111,000円と最高額になります。重量税も3年で約49,200円、さらに初回車検以降は2年ごとに必要です。GLSクラスは重量が2.6トンを超えるため、維持コストが高額になる傾向があります。
車検費用はディーラーに依頼した場合、点検や部品交換を含めて20万円〜30万円程度が相場です。
保険料と燃費コストの実態
任意保険料は等級や年齢、補償内容によりますが、年間15万円〜25万円が目安です。特に車両保険の設定が高額になるため、保険料も自然と上がります。
燃費はWLTCモードで7.9km/L。実燃費では5〜6km/L程度となることが多く、年間走行距離が1万kmの場合、燃料代は約30万円前後になります(ハイオク180円/L換算)。
メンテナンス・修理にかかる金額
定期点検ではオイル交換・エレメント交換を含めて3万〜5万円程度が必要です。ブレーキパッドやタイヤ交換など消耗品の価格も高く、1回の整備で10万円を超えることもあります。
GLS600は高級車ゆえ、部品代も高額になりがちです。
バッテリー交換や電子系トラブルに備えた保証プランへの加入も検討すべきです。
想定外にかかるコストと節約のコツ
突発的な修理やバッテリー関連の故障など、想定外の出費もあります。GLS600はエアサスや高性能電子機器を多く搭載しており、故障時は修理費が30万円を超えることも珍しくありません。
節約のためには、延長保証やメンテナンスパックの活用が有効です。また、信頼できる認定中古車ディーラーを選ぶことで、保証が充実している場合もあります。
GLS600の燃費性能と実走レビュー
カタログ燃費と実燃費の違い
GLS600のカタログ燃費はWLTCモードで7.9km/Lとされています。しかし、実際の走行ではこれよりも低くなるケースが一般的です。都市部での短距離走行では平均5〜6km/L、高速道路中心でも6〜7km/L程度が実燃費の目安です。
エンジンの排気量や車両重量の影響が大きいため、実燃費とカタログ値の差を把握した上で購入を検討することが重要です。
高速・街乗り別の燃費レビュー
高速道路ではエンジン回転数が安定するため燃費は改善し、最大で約7km/Lを記録することもあります。一方、街乗りでは信号や渋滞の影響により5km/L前後に落ち込むことが多く、ドライバーの運転スタイルも燃費に大きく関わります。
短距離の頻繁なストップ&ゴーが多い用途では、燃費はかなり悪化する傾向があります。
燃費改善に効果的な運転術
GLS600で燃費を改善するには、急発進や急ブレーキを避けることが基本です。エコモードの活用やクルーズコントロールを積極的に使うことで、燃費は安定しやすくなります。
また、タイヤ空気圧の管理や不要な荷物の積載を減らすなど、日常の小さな工夫が燃費に大きく影響します。特に冬場は燃費が落ちやすいため、暖機運転を控えることも意識しましょう。
他の大型SUVとの燃費比較
同クラスのSUVであるBMW X7やアウディQ7と比べると、GLS600の燃費はやや劣る傾向があります。たとえば、BMW X7 xDrive40dは平均9〜11km/L前後とディーゼル特有の燃費効率を誇ります。
ただし、GLS600はハイパフォーマンスモデルであり、走行性能や快適性を重視しているため、単純な燃費比較だけでは評価しきれません。ラグジュアリーと動力性能のバランスをどう捉えるかが選択の鍵になります。
GLS600のリセールバリューと買い時は?
リセールが高いグレード・オプションとは
GLS600はもともと台数が限られているモデルであり、マイバッハ仕様やブラック内装、AMGラインなどの人気オプションを備えた個体はリセールバリューが高くなります。特に後席モニター付きや冷蔵庫付き仕様は、法人需要があるため再販時に有利です。
パールホワイトやブラックなど定番色の方が査定で評価されやすい傾向にあります。
売却時の査定額を上げるコツ
定期点検記録や純正部品の保持は、査定額に大きな影響を与えます。カスタムパーツを装着している場合は、純正品を戻せる状態にしておくのがベストです。
さらに、禁煙車であることや内外装の状態が良好であることも評価ポイントになります。売却前にプロのクリーニングを施すことも、高評価につながりやすいです。
購入タイミングで価格が大きく変わる?
新車購入時の価格はモデルチェンジや為替の影響を受けやすく、年度末や決算期には値引きが狙える可能性もあります。特に3月・9月は販売店側も販売台数を意識しており、交渉の余地が広がります。
中古車市場でも、新型発表後の旧モデルは一時的に価格が下がるため、タイミング次第でお得に購入できます。
GLS580やGLEとの価値比較
GLS600は他のSUVモデルと比べてもリセールバリューが安定しています。GLS580はより流通量が多く、供給過多になるとリセールが下がる傾向にあります。一方、GLEクラスは価格帯が下がるぶん需要が広く、年数が経っても一定の価値を維持しやすいです。
GLS600は購入時の価格こそ高額ですが、装備の差と希少性を考慮すると、長期的にはコストパフォーマンスが高いとも言えます。
ベンツGLS600はこんな人におすすめ!
オーナーのリアルな声と満足度
GLS600の購入者からは「価格に見合う価値がある」「長距離でも疲れにくい」といった声が多数寄せられています。特に、後席の快適性や静粛性に満足するユーザーが多く、ショーファーカーとして利用しているケースもあります。
運転席と後部座席の両方に高い快適性を求める方に向いている車種です。
ファミリー層・ビジネス用途に適した理由
GLS600は3列シートを備えた大型SUVであり、家族5〜7人での移動に適しています。また、ビジネスユースでは「移動するオフィス」として利用されることもあり、リアシートでの打ち合わせや休憩にも十分対応できる空間があります。
チャイルドシートの装着や荷物の積載スペースも十分で、ファミリーカーとしても機能性に優れています。
GLS600の乗り心地と運転感覚
走行中の揺れを抑える「E-ACTIVE BODY CONTROL」により、乗り心地は非常に滑らかです。路面の凹凸を車が先に感知してサスペンションを調整するため、高速走行でも安心感があります。
運転席からの視界も良く、ボディサイズに不安を感じる方でも慣れれば扱いやすいという声が多いです。ただし、都心部での取り回しには多少の注意が必要です。
他ブランドSUVとの乗り比べ結果
BMW X7やアウディQ7と比較すると、GLS600は「静かさ」と「威圧感」で一歩リードしています。特に後席の遮音性と乗員のプライベート感が優れており、完全なラグジュアリー志向で選ばれる傾向があります。
スポーティな走りを求める方は他ブランドの選択肢も検討すべきです。
よくある質問:ベンツGLS600に関する疑問にプロが回答
GLS600とGLS580の違いは?
GLS600はマイバッハブランドとして展開され、GLS580よりも高級装備が充実しています。たとえば、専用グリルやエグゼクティブリアシート、V8 4.0Lエンジンにマイルドハイブリッドを搭載する点などが異なります。価格差はおよそ500万円以上となることもあります。
維持費を抑える方法はある?
維持費を抑えるには、ディーラーのメンテナンスパッケージに加入するのが効果的です。定期点検をセットで行うことで、トラブルによる高額修理を未然に防げます。また、自動車保険は複数社比較することで年間数万円節約できる可能性があります。
カスタムや後付けパーツの費用は?
純正オプションの追加は高額になりやすく、ホイール変更やインテリアの変更は10万円〜100万円以上かかる場合もあります。市販のパーツを使用する場合は、GLS600に適合するか事前確認が必要です。
後付けパーツは査定額に影響を与える可能性があるため、装着は慎重に行いましょう。
故障しやすいポイントはある?
GLS600はエアサスペンションや電子制御系統が複雑なため、エアサスの不具合や電装系のトラブルが報告されています。長期間乗る場合は、電気系保証付きの認定中古車や延長保証への加入が安心です。
GLS600の納期はどれくらい?
新車の納期は平均で6〜12か月が目安です。人気オプションを追加すると納期が延びることもあります。2024年以降は生産遅延の影響が少し改善傾向にありますが、事前の確認が重要です。
法人名義での購入メリットは?
法人で購入すると、減価償却による節税効果やリース契約による経費化が可能です。月額リースにすればキャッシュフローも安定しやすいため、経営者層から人気を集めています。ただし、用途や内容によっては税務処理が異なるため、税理士への相談も必要です。
まとめ:ベンツGLS600の価格と維持費を総合的に見ると
ベンツGLS600は、ラグジュアリーSUVの中でも特に高価格帯に位置する1台です。車両価格は約2,300万円から、さらにオプション次第で2,800万円を超えることもあります。
- 新車価格は2,300万円〜2,800万円と非常に高額
- 年間維持費は自動車税・保険・燃料・整備を含めて約100万〜150万円
- 実燃費は5〜7km/Lで、燃料代は年30万円前後が目安
- リセールバリューは高く、希少性の高いグレードは特に有利
- エアサスや電装系など、修理時のコストが高いため延長保証が安心
価格と維持費のハードルは高いですが、それに見合う静粛性・快適性・存在感を提供してくれる一台です。家族での長距離移動、ビジネスの送迎用など、用途が明確な方には非常に満足度の高い選択肢となります。
総合的に見て、GLS600は「費用よりも価値を重視する」方におすすめです。
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