【2025年最新】ベンツCLS AMGの価格・性能・装備を完全ガイド
ベンツCLS AMGとは?ラグジュアリーとパフォーマンスを融合させた1台
ベンツCLS AMGは、エレガンスと圧倒的な走行性能を兼ね備えたプレミアム4ドアクーペです。流れるようなシルエットと力強いエンジンが特徴で、「見た目」と「走り」のどちらも妥協したくないドライバーに支持されています。
「高級車でありながら、スポーツカーのような走行体験はできるのか?」という疑問に対し、CLS AMGは明確な答えを出します。実際に試乗したユーザーからは、「加速の伸びが想像以上」「静粛性も高く、長距離でも疲れない」といった声が多数寄せられています。
日常使いの実用性も備えつつ、所有する喜びを感じられる1台。だからこそ、他のAMGモデルやライバル車と迷っている方にこそ読んでいただきたい内容です。
この記事で分かること
- 2025年モデル・CLS AMGの価格帯とその背景
- 注目されるパフォーマンス性能と走行フィール
- インテリア装備と最新のテクノロジー
- ライバル車との具体的な比較と選び方
- 維持費・評判・口コミなどのリアルな情報
2025年モデルのベンツCLS AMGの価格帯とは?
グレードごとの価格比較
2025年モデルのベンツCLS AMGは、CLS 53 4MATIC+を中心に展開されています。日本国内での新車価格は約1,500万円〜1,700万円です。オプションの選択や特別仕様車の設定により、価格には大きな幅があります。
たとえば「AMGナイトパッケージ」や「マットペイントカラー」を選ぶと、オプションだけで100万円以上アップすることもあります。
オプション設定はパフォーマンスに直結しない項目も多いため、必要性をしっかり見極めて選ぶことが重要です。
新車価格と中古車価格の相場
2025年春時点での新車価格は先述の通りですが、1〜2年落ちの認定中古車であれば1,200万円前後での流通も見られます。走行距離1万km未満の高年式車でも、状態の良いものは多数出回っており、コストパフォーマンスを重視する層には狙い目と言えるでしょう。
ただし、中古市場は台数が少なく、ボディカラーや装備内容による価格差が大きいことが特徴です。
諸費用込みの総額シミュレーション
新車購入時には車両価格のほか、登録費用・自動車税・重量税・自賠責保険・納車整備費などが必要です。CLS AMGの場合、これらの諸費用を含めた総額はおよそ1,650万円〜1,900万円となります。
メルセデス・ベンツ正規ディーラーでは、残価設定ローンやリースプランも提供されており、支払い負担の分散が可能です。資金計画を立てる際には、金利や残価率の確認も忘れずに行いましょう。
リセールバリューの観点から見るお得度
CLS AMGはAMGシリーズの中でもデザイン性が高く、中古市場での人気が安定しています。3年後のリセールバリューは約60〜65%とされ、プレミアムカーの中では優秀な部類です。
ただし、走行距離や事故歴、メンテナンス記録の有無によって大きく評価が変動します。購入後もリセールを意識した丁寧な扱いが、長期的なお得感につながるでしょう。
ベンツCLS AMGの注目すべき性能とは?
エンジン性能と加速スペック
CLS AMGの魅力は、直列6気筒3.0Lターボ+ISG(モーター)を組み合わせたハイブリッドシステムにあります。最高出力は約435馬力、最大トルクは520Nmを誇り、0-100km/h加速はわずか4.5秒という俊足ぶりです。高速道路での追い越しや山道での登坂性能でも、余裕のある走行が可能です。
モーターによるトルクアシストが滑らかな加速に貢献しており、ガソリンエンジン単体とは異なるリニアなフィーリングを体感できます。
走行モードとドライビングフィール
CLS AMGは「Comfort」「Sport」「Sport+」「Individual」といった多彩なドライビングモードを搭載。用途や気分に応じて走行特性を細かく調整できます。たとえば「Sport+」では、エンジンレスポンスが鋭くなり、サスペンションも引き締まった設定へと変化。まるで別の車のような乗り味を楽しめます。
一方で「Comfort」モードでは、エアサスが路面の凹凸を優しく吸収し、長距離ドライブでも疲れにくい乗り心地を実現しています。
燃費性能と環境性能
高性能モデルながら、燃費性能にも配慮されています。CLS AMGのWLTCモード燃費は約11.5km/L。ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)によるマイルドハイブリッド機構により、街乗りでも無駄な燃料消費を抑えています。
ただし、実燃費は乗り方によって大きく変動します。
スポーツモード中心で走行すると、燃費は8km/L前後に落ちるケースもあるため、状況に応じたモード切り替えが鍵となります。他モデルとのパワートレイン比較(例:EクラスAMGとの違い)
CLS AMGと同じAMG 53シリーズであるE53との最大の違いは、「走りのキャラクター」にあります。両者ともに同系統のエンジンを搭載していますが、CLSはより静粛性と快適性を重視しており、E53のような硬質な走りとは一線を画します。
また、CLSの方が全高が低く、重心も低いため、ワインディングロードでのコーナリング安定性にも違いが出ます。デザインと乗り心地を重視するならCLS、よりスポーティな操作感を求めるならEクラスAMGがおすすめです。
ベンツCLS AMGの装備とインテリアの魅力
AMG専用装備と標準装備の違い
CLS AMGは、標準モデルとは一線を画すAMG専用チューニングが施されています。外観ではダイヤモンドグリルや専用エアロバンパーが印象的です。インテリアではAMGスポーツシートや専用ステアリングが装備され、ドライバーの高揚感を引き立てます。
また、ブレーキやサスペンションにも強化が施されており、走行性能だけでなく安全性にも配慮されています。見た目だけでなく、走りも本格派という点が、CLS AMGの大きな魅力です。
最新インフォテインメントシステム「MBUX」搭載状況
CLS AMGには、メルセデス最新のMBUX(ユーザーエクスペリエンス)が標準搭載されています。12.3インチのワイドディスプレイが2枚横並びに配置され、操作性と視認性が大幅に向上しました。
音声操作によってエアコンやナビの操作も可能で、運転中の安全性向上にも貢献しています。さらに「Hey Mercedes」と話しかけるだけで、システムが起動するため、日常の使い勝手にも優れています。
快適性・静粛性を高める装備一覧
CLS AMGは、ラグジュアリーカーとしての快適性も妥協していません。エアサスペンション「AIR BODY CONTROL」により、どんな路面でもフラットで快適な乗り心地を実現しています。
また、二重ガラスや静音タイヤを採用しており、高速走行時もキャビン内は驚くほど静かです。シートヒーター・ベンチレーション機能も標準装備されており、季節を問わず快適なドライブが楽しめます。
高級感と機能性を兼ね備えたインテリアデザイン
インテリアには、ナッパレザーやアルカンターラ素材がふんだんに使用されています。インパネにはアンビエントライトが施されており、64色から好みのカラーを選択可能です。
センターコンソールはピアノブラック仕上げで、触れた質感も上質。収納スペースやドリンクホルダーの位置も工夫されており、デザインと実用性のバランスが取れています。
見た目重視のデザインだけでなく、運転しやすさや居住性も徹底的に配慮されている点は、CLS AMGの隠れた強みです。
ライバル車種との比較で分かるCLS AMGの強み
BMW M850i グランクーペとの比較
BMW M850iはCLS AMGと同価格帯のライバルです。V8エンジン搭載でパワーはCLSを上回りますが、乗り心地や静粛性ではCLS AMGが優勢です。CLSは直列6気筒+ISGによるマイルドハイブリッド構成で、燃費性能にも優れています。
さらに、CLSはデザインにおいてより「フォーマル」な印象が強く、ビジネスユースにも適した雰囲気を持っています。スポーツ性と上品さのバランスを重視する人にはCLS AMGが向いています。
アウディS7・RS7との性能&価格比較
アウディS7はCLS AMGと似たコンセプトの4ドアクーペですが、価格はやや低めの約1,300万円前後。RS7は逆にハイパフォーマンスモデルで、2,000万円を超えることもあります。
CLS AMGはこの中間に位置し、性能と価格のバランスに優れています。RS7のような過剰なパワーよりも、日常で扱いやすいパフォーマンスを求める方におすすめです。また、MBUXによる先進的な操作性はCLSが一歩リードしています。
国産高級セダン(例:レクサスLS)との違い
レクサスLSは国内で人気の高級セダンですが、CLS AMGと比較すると走行性能やハンドリング性能で劣る傾向があります。LSは快適性と品質の高さが魅力ですが、ドライビングプレジャーという観点ではCLSに軍配が上がります。
加えて、CLSは欧州車らしい重厚な足回りと、ブランドとしてのステータス感が強い点も見逃せません。ドライバーズカーとしての魅力を重視する人にとってはCLS AMGの方が選びがいがあります。
CLS AMGを選ぶべき人とは?
CLS AMGは、以下のようなニーズを持つ方に最適です。
- 走行性能とデザイン性の両立を求める
- スポーティさと快適性を同時に重視する
- 高級車らしいブランドイメージを大切にしたい
- 日常の移動にも使える実用性を求めている
高性能でありながらも扱いやすく、乗るたびに満足感を得られるモデルです。
購入前に知っておきたい維持費・ランニングコスト
保険料・税金・車検費用の目安
CLS AMGを所有するうえで、まず注目すべきは年間の固定費です。自動車税は排気量3,000cc超のため約66,500円、重量税は年間換算で約32,800円が目安となります。
任意保険料は年齢や等級にもよりますが、30代のゴールド免許保持者で年間約15万円〜20万円のケースが多いです。また、正規ディーラーでの車検費用は1回あたりおよそ20万〜30万円が想定されます。
高級車である以上、国産車と比べて固定費は高めです。
燃費とガソリン代から見る日常維持費
CLS AMGのWLTCモード燃費は約11.5km/Lです。これはスポーツセダンとしては優秀な数値ですが、実際の街乗りでは7〜9km/L程度になることも珍しくありません。
プレミアムガソリン指定で、月間1,000km走行した場合のガソリン代は約18,000円前後(ガソリン価格180円/L換算)です。高速道路主体であれば燃費は改善され、10km/L以上も可能です。
故障・修理・パーツ交換の傾向と対策
CLS AMGはドイツ車の中でも品質が高く、大きな故障は稀です。ただし、電子制御系のトラブルやセンサー類の警告表示が出ることがあり、ディーラー修理では数万円〜十数万円の出費も想定されます。
消耗品ではブレーキパッド・ローターの交換が高額になりやすく、パッドのみで4万円〜、ローターとセットで10万円超となることもあります。部品代が高いため、メンテナンスパックの利用や延長保証の検討がおすすめです。
長期所有に向いたプランやメンテナンスパックの紹介
ベンツ正規ディーラーでは「メルセデス・ケア」「サービスプラス」といった定額メンテナンスパッケージが用意されています。新車購入から3年間は点検・オイル交換などが無償で、予期せぬ出費を抑える仕組みが整っています。
さらに、5年目以降の延長保証プランでは、トラブル発生時の修理費用を最大100万円までカバーする制度もあります。こうしたプランを活用することで、長期所有時のリスクを低減できます。
ベンツCLS AMGの口コミ・評判まとめ
オーナーのリアルな声
CLS AMGのオーナーからは「デザインに一目惚れした」「加速がスムーズで快適」といった声が多く聞かれます。高い静粛性と滑らかな乗り味が特に好評です。40代~60代のユーザーに支持されており、ファミリーユースとしての実用性も評価されています。
一方で「維持費がやや高め」「車幅が広く取り回しが難しい」といった意見もありました。こうした声からも、都市部での使用には注意が必要だと言えるでしょう。
メリット・デメリットの実体験レビュー
実際のオーナーが語るメリットとしては、
- 加速時のエンジン音が上質で気持ちいい
- インテリアの高級感と機能性が両立している
- AMGならではの個性が所有欲を満たす
反対にデメリットとしては、
- 狭い駐車場では取り回しが厳しい
- ランフラットタイヤの乗り心地が硬いと感じることがある
- 維持費や保険料が高額になりがち
購入前に実際の生活スタイルと照らし合わせて検討することが重要です。
試乗者が感じた走行性能と快適性
試乗レビューでは「エンジンの伸びがなめらか」「変速ショックがほぼ皆無」といった感想が目立ちます。MBUXによる音声操作の快適さや、エアサスの優しい乗り心地も高く評価されていました。
特に印象的なのは「街乗りでの扱いやすさ」と「高速巡航時の安定性」の両立です。スポーツカーのような走りと、ラグジュアリーカーの落ち着きが共存しています。
ネット上のレビュー評価とその信頼性
自動車系メディアや掲示板のレビューでは、総合評価4.5点以上と高得点を記録しているケースが多いです。ただし、一部のSNSやブログでは個人の主観が強く出るため、複数のソースを参考にして判断するのが賢明です。
価格帯が高いため、ネガティブなレビューでは「価格に見合わないと感じた」という意見もありますが、それは期待値が非常に高い裏返しとも言えます。
評価の高低に左右されすぎず、自分に合った基準で選ぶ視点が大切です。
よくある質問:ベンツCLS AMG購入前の疑問に答えます
ベンツCLS AMGは日常使いに向いていますか?
はい、CLS AMGは高性能ながらも実用性を兼ね備えたモデルです。後席スペースは十分で、トランク容量も約490Lと広く、買い物や旅行にも対応できます。また、MBUXによる音声操作や安全運転支援機能も日常走行で役立ちます。
ただし、車幅が1,890mmあるため狭い道や駐車場では注意が必要です。
CLS AMGとCLS 450の違いは?
大きな違いはエンジンと足回りです。CLS 450は直列6気筒ターボで367馬力、一方のCLS AMG 53は435馬力に強化されており、サスペンションやブレーキもAMG専用チューニングとなっています。走行性能を重視するならAMG 53がおすすめです。
ベンツAMGモデルは維持費が高い?
はい、一般的な車種よりも維持費は高めです。年間の保険料は約15〜20万円、車検費用は20万円前後、タイヤ交換では4本で30万円程度かかるケースもあります。購入時はメンテナンスパックや保証延長の利用を検討すると安心です。
認定中古車を選ぶメリットは?
メルセデスの認定中古車は、専門技術者による100項目以上の点検を受けています。保証も最大2年付帯され、万が一の故障時にも安心です。新車よりも数百万円安くなるケースも多く、コストパフォーマンスに優れています。
AMGモデルはカスタムがしにくい?
AMGはもともと高い完成度を誇るため、大幅なカスタムは推奨されていません。純正パーツの範囲でホイールや内装の色変更は可能ですが、排気系や電子制御系の改造にはリスクが伴います。
特に保証の対象外になる恐れがある点には注意が必要です。
AMGモデルでも静かな走りは可能?
はい、CLS AMGには「Comfort」モードがあり、エアサスとマフラーの可変バルブによって静粛性を高めることができます。街乗りでは高級セダン並みの静けさを感じられるため、家族を乗せての移動や深夜の走行でも安心です。
まとめ:2025年版ベンツCLS AMGの全体像
ベンツCLS AMGは、スタイル・性能・快適性のすべてを高次元で融合させた1台です。以下のポイントを押さえておきましょう。
- 2025年モデルの新車価格は約1,500〜1,700万円、中古車市場でも安定した人気
- エンジン性能は435馬力で、0-100km/h加速は4.5秒と非常にパワフル
- MBUXやエアサスなど、先進装備と快適性が両立している
- ライバル車と比較しても、バランスの良さとデザイン性で優位
- 維持費やランニングコストは高めだが、満足度の高い所有体験が得られる
AMGならではの走りを日常でも楽しみたい方にとって、CLS AMGは極めて魅力的な選択肢です。走行性能だけでなく、上質な空間とブランド価値を求めるなら、間違いのない1台といえるでしょう。
購入前には、価格や維持費に加えて、使用環境との相性もじっくり検討してください。
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