【2025年最新】ベンツCLS550の中古価格・相場をプロが解説!
ベンツCLS550の中古相場、今知るべき理由とは?
中古市場で静かな注目を集めているのが、ベンツCLS550です。ラグジュアリーかつスポーティな魅力を持つこのモデルは、年式や走行距離によって価格が大きく変動します。
「そろそろベンツに乗りたい」「中古なら手が届くかも…」そう思って調べ始めた方は多いはず。しかし、実際の相場や選び方には注意点がいくつもあります。
例えば、2015年式・走行距離5万km前後のCLS550は、約280万円前後で取引されています。一方で、状態の良い認定中古車になると400万円を超えることもあります。「どの価格帯が狙い目なのか?」という疑問は、多くの購入検討者が抱えるものです。
不安や後悔を避けるためには、価格だけでなく維持費や故障リスク、そして購入チャネルの違いをしっかり理解しておく必要があります。
この記事では、あなたのような「賢くCLS550を手に入れたい方」に向けて、プロの視点で徹底解説していきます。
この記事で分かること
- ベンツCLS550の特徴と他モデルとの違い
- 2025年現在の中古価格相場と変動傾向
- 購入前に把握すべき維持費と注意点
- 安く安心して買うための方法と交渉術
- CLS550とライバル車の徹底比較
ベンツCLS550とは?特徴と魅力を徹底解説
高級感と走行性能を兼ね備えたプレミアムセダン
ベンツCLS550は、Eクラスをベースにした4ドアクーペでありながら、ラグジュアリーとダイナミズムを兼ね備えた一台です。特に注目されるのは、V8ツインターボエンジン(4.7L)による圧倒的な加速性能。0-100km/h加速はわずか4.6秒と、スポーツカー並みのパフォーマンスを誇ります。
それでいて乗り心地は快適で、長距離移動でも疲れにくい点が高く評価されています。まさに、ラグジュアリーカーとスポーツカーの“いいとこ取り”を実現したモデルといえます。
先進装備と内装デザインの魅力
CLS550の内装は、ウッドと本革をふんだんに使用し、シートの質感や包まれるような運転席設計が高級感を演出します。加えて、アクティブクルーズコントロール、レーンキーピングアシスト、ナイトビジョンなど、当時の最先端安全装備も搭載されていました。
2015年以降のモデルでは、インフォテインメントシステムも進化し、スマートフォン連携やタッチパッド操作にも対応。日常使いにも便利な高級車として支持されています。
他グレード・他モデルとの違い(CLS400・CLS63などと比較)
CLS550は同シリーズ内で中間に位置するグレードですが、CLS400と比べると圧倒的なパワー差があります。CLS400はV6エンジンで、静粛性重視。一方、CLS63 AMGはさらに高価格・高出力で、スポーツ性が極めて高いですが維持費も大きくなります。
CLS550はこの中で「走行性能・高級感・価格バランス」が優れており、中古市場でも人気の中心です。
ユーザー評価から見るリアルな声
実際にCLS550を所有するユーザーの声では、「V8エンジンの迫力が病みつき」「高速道路では圧倒的に快適」といった声が多く見られます。一方で「街乗りには持て余すパワー」「燃費はややネック」という意見もあります。
購入前には、パワーや維持費を自分の使用スタイルに照らして検討することが重要です。
なお、SNSや中古車レビューでも高評価が多く、特に年式2014〜2016年モデルは信頼性とコストバランスに優れています。
2025年最新!ベンツCLS550の中古価格相場と傾向
年式別・走行距離別の中古価格目安
最新の中古市場では、2014〜2016年式のCLS550が流通の中心です。走行距離5万km以下の車両は、平均で280万〜350万円前後が相場となっています。7万kmを超えると、価格は220万〜270万円程度に落ち着きます。
年式が新しい2017年モデルは台数が少なく、希少性の高さから400万円前後で取引されるケースもあります。走行距離とメンテナンス履歴によって価格に大きな幅が出る点が特徴です。
価格に影響するポイント(オプション・カラー・認定中古など)
中古車価格に影響する主な要素には、オプション装備やカラーの希少性が挙げられます。例えば、AMGラインパッケージやパノラミックスライディングルーフ装着車は、高値で取引されやすい傾向にあります。
また、人気カラーは白・黒・ガンメタ。特にマットグレーなど特別塗装色は査定額がプラス10万円以上になることもあります。加えて、正規ディーラーが扱う「認定中古車」は、保証付きで高値で販売されています。
価格変動の理由と今後の予測
中古価格の変動は主に2つの要因があります。1つは円安による新車価格の高騰。もう1つは海外需要の増加です。特に右ハンドルのCLS550は、東南アジアや中東でも人気があり、日本市場からの輸出も進んでいます。
2025年の春現在、CLS550の価格はやや上昇傾向にあります。今後も良質な車両は相場を維持または上昇する可能性が高いと見られています。
地域ごとの相場の違い(都市部vs地方)
都市部では販売競争が激しいため、同一条件のCLS550が地方より10〜20万円安く設定されることもあります。一方、地方では流通台数が少ないため、選択肢は限られますが、掘り出し物が見つかる可能性もあります。
ただし、地方での購入は陸送費や名義変更の手間がかかるため、総費用での比較が必要です。
なお、北海道や沖縄など特殊な地域では防錆処理の有無など、地域特性による価格差にも注意が必要です。
購入前に知っておきたい維持費と故障リスク
年間維持費の目安(税金・保険・燃費など)
CLS550の年間維持費は、平均で約50万〜70万円程度が目安です。内訳としては、自動車税が66,700円、自動車保険が年間10万円〜15万円程度、燃費はリッター約8〜9kmとされ、ガソリン代も年間20万円前後かかります。
また、タイヤ交換やバッテリーなど消耗品の費用も忘れてはいけません。輸入車ゆえに、国産車より部品単価が高めです。
故障しやすいポイントとその対策
ベンツCLS550では、エアサス(AIRMATIC)や電子制御系のトラブルが比較的報告されています。特に5年以上経過した車両では、サスペンションのへたりやエンジン周りのセンサー不良が起こるケースがあります。
定期的な点検を怠ると修理費が膨らむため、購入前に点検記録簿の確認は必須です。
予防としては、信頼できる整備工場やメルセデス専門のショップでのメンテナンスを継続することが重要です。
ベンツ専門店での整備・修理費用の実態
正規ディーラーでの整備は高額になりやすく、車検時には20万円以上かかることも珍しくありません。一方、専門の輸入車整備工場を利用すれば、費用を3割以上抑えられるケースもあります。
例えば、オイル交換はディーラーで2万円前後、専門店なら1万円程度で済む場合もあります。整備履歴が明確な店舗での購入なら、今後の修理見通しも立てやすく安心です。
保証や延長サービスの活用方法
中古のCLS550を安心して乗るためには、保証制度の利用がカギとなります。メルセデスの認定中古車であれば、1年または2年の保証が標準付帯されています。
一般中古車でも、販売店独自の延長保証や第三者保証サービスをオプションで追加できることがあります。特に電装系や足回りの保証内容を確認しておくと、後々の出費を抑えられます。
ベンツCLS550を安く・安心して購入する方法
購入チャネル別の比較(中古車販売店・ディーラー・個人売買)
購入経路によって、価格やリスクが大きく変わります。中古車販売店は在庫が豊富で価格帯も広く、交渉の余地があるのが特徴です。正規ディーラーの認定中古車は割高ですが、保証や整備の信頼性が高く、初心者にも安心です。
一方、個人売買は中間マージンがないぶん安く購入できますが、整備履歴の不透明さやトラブルのリスクが高まるため注意が必要です。
認定中古車と一般中古車の違いと選び方
メルセデスの認定中古車は、厳しいチェックと1年間の保証が標準装備されています。点検項目は100を超え、交換部品には純正品が使われるため、品質に安心感があります。
一方で、一般の中古車はコスト面で魅力がある反面、整備の質や保証内容に差があります。購入時は整備記録や前オーナー情報の開示を求めることが大切です。
値引き交渉のポイントと時期
中古車でも交渉次第で10〜30万円程度の値引きが期待できます。特に決算月(3月・9月)や在庫処分が進む年末年始は、値下げ交渉が成功しやすい時期です。
また、ローン契約や下取りをセットにすることで、価格交渉を有利に進めることが可能です。相場や在庫状況を事前に調べておくことが交渉成功の鍵です。
試乗や車両チェックで見るべきポイント
CLS550は高性能なモデルだけに、事前チェックは必須です。試乗ではアクセルレスポンスやブレーキの効き、異音の有無を確認しましょう。
また、外装では板金修理跡や色ムラ、内装では電装系の操作確認が重要です。できれば第三者機関による車両鑑定書がある車を選ぶと、リスクを減らせます。
購入前に「安い理由」が明確でない車両には注意が必要です。
CLS550とライバル車種を比較!どれを選ぶ?
BMW 6シリーズグランクーペとの違い
CLS550と比較されやすいのが、BMW 6シリーズグランクーペです。どちらもラグジュアリーな4ドアクーペで、デザイン性と走行性能を両立しています。CLS550はV8ツインターボによる力強い加速が魅力。一方、6シリーズはハンドリング性能と直列6気筒の滑らかさで定評があります。
装備面では互角ですが、BMWの方がスポーティな味付けが強く、CLSはラグジュアリーさが際立ちます。価格帯は中古でほぼ同等ですが、車両状態によって差が生まれます。
アウディA7との装備・価格比較
アウディA7は先進的な内装とデジタル技術が魅力のモデルです。CLS550に比べてやや落ち着いたパワーですが、quattro(4WD)による安定性や操作性の高さで差別化されています。
中古相場はA7の方が少し安価な傾向があり、装備内容の割にコストパフォーマンスが高いと評価されています。ただし、乗り心地やシートの質感ではCLS550に軍配が上がるとの声もあります。
レクサスLSやクラウンとの国産対決
国産高級車の代表格であるレクサスLSやトヨタクラウンと比較すると、CLS550は輸入車ならではのデザイン性と存在感があります。LSは静粛性と信頼性で優れており、維持費も比較的抑えやすいのが特徴です。
一方で、クラウンはスポーティ志向のRS系グレードがあり、価格面でも手が届きやすいモデルとして人気があります。ただし、走行性能や内装の質感ではCLS550の方が上位とされています。
「ベンツならでは」の優位性とは
CLS550の最大の魅力は、ベンツならではの「所有する満足感」です。デザインの美しさ、走行中の静粛性、質感の高い内装は他社の同クラス車では味わえないものです。
また、V8ツインターボエンジンによる加速性能は、他のラグジュアリーカーと一線を画します。
輸入車ならではのリセールバリューやブランド力も含め、CLS550は「クルマにこだわる大人」の選択肢として高く評価されています。
よくある質問(Q&A)
Q1:ベンツCLS550のおすすめ年式は?
もっともバランスが良いとされているのは2015年〜2016年式です。この時期はフェイスリフト後で装備が充実し、価格も300万円前後と手頃になっています。走行距離が5万km以下なら長く乗れる安心感もあります。
2014年以前の車両はエアサスの経年劣化に注意が必要です。
Q2:ベンツCLS550の燃費は実際どうなの?
CLS550のカタログ燃費は約9.3km/Lですが、実燃費は街乗りで6〜7km/L、高速で10km/L前後です。V8エンジンという特性上、燃費性能は控えめですが、パワーとのトレードオフと考えるべきです。
Q3:中古のCLS550で注意すべき装備・仕様は?
AIRMATIC(エアサス)の動作確認は必須です。また、ナビやCOMANDシステムのバージョンによっては地図更新ができない場合もあります。パノラマルーフ装備車は雨漏りリスクにも注意が必要です。
購入時は整備記録や内外装の状態確認を徹底しましょう。
Q4:買って後悔したという声はある?
一部では「維持費が想定以上だった」「燃費が悪い」「部品交換が高額」といった声もあります。ただし、購入前に情報を集めた人は満足度が高い傾向です。事前準備の差が大きく影響します。
Q5:長距離移動でも快適?
CLS550は静粛性が高く、高速巡航でもストレスを感じにくい設計です。V8エンジンの余裕あるパワーと安定した足回りで、500km以上のドライブも快適にこなせると評価されています。
シート形状やマッサージ機能付きの装備があるグレードを選ぶと、より満足度が高まります。
Q6:CLS550は将来的に値崩れしやすい?
初期の急な値下がりはすでに落ち着いており、現在は価格が安定傾向にあります。特に人気のある後期モデルは一定のリセールが期待できるため、今後は大幅な値崩れのリスクは低いと考えられます。
まとめ:ベンツCLS550の中古購入で後悔しないために
ベンツCLS550は、高級感・走行性能・快適性のすべてを兼ね備えた魅力的な車です。特に2015〜2016年式は価格と装備のバランスがよく、中古市場でも人気を集めています。
- 中古相場は年式や走行距離、装備内容で大きく異なる
- 維持費は年間50万円〜70万円が目安。購入前に把握が必要
- エアサスなどの故障リスクに備え、整備記録や保証の確認を
- 購入は認定中古車や実績ある販売店を利用すると安心
- ライバル車との比較で、自分の価値観に合う1台を選ぶことが重要
CLS550は、見た目の美しさだけでなく、乗ったときの満足感が非常に高い一台です。維持費や修理リスクもある程度はあるものの、それを上回る魅力があるといえるでしょう。
安さだけで飛びつかず、情報収集と冷静な判断が「後悔しない中古車選び」のカギとなります。
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