【最新】新型C63 AMGステーションワゴンの価格・性能・特徴を徹底解説！

2025年7月21日月曜日

新型C63 AMGステーションワゴンとは？

新型C63 AMGステーションワゴンは、従来のV8から一新された最新モデルとして、今注目を集めています。スポーツ性能と実用性を兼ね備えたこの車種は、ファミリーユースにも対応しながら、AMGならではの走行体験を提供します。

「セダンやSUVでは物足りない」「走りも実用性も妥協したくない」と感じる方にとって、ステーションワゴン型のハイパフォーマンスカーは理想的な選択肢です。ですが、新型はハイブリッド化されたことで“本当に走りが楽しめるのか？”といった疑問も多く聞かれます。

実際のオーナーの声では、「パワーの立ち上がりが従来よりもスムーズ」「EV走行での静かさとパワフルさに驚いた」などの評価が目立ちます。一方で、V8特有のエンジンサウンドを懐かしむ声もあるのが事実です。

このような進化と変化をしっかり理解することで、自分にとって最適な1台かどうかを判断できます。

この記事で分かること

新型C63 AMGステーションワゴンの価格帯とその背景
ハイブリッド化による性能の変化と走行フィール
外装・内装の進化ポイントと注目装備
どんな人におすすめか、利用シーン別の考察
購入前に知っておきたいメリット・デメリット

新型C63 AMGステーションワゴンの最新価格情報

日本国内での販売価格

新型C63 AMGステーションワゴンの国内価格は約1,480万円からです（2025年7月時点）。この価格はベースグレードで、オプションを加えると1,600万円を超えるケースもあります。特にAMGパフォーマンスパッケージを追加するユーザーが多く、実際の購入価格は上昇傾向です。

モデル	参考価格（税込）
C63 S E PERFORMANCE Wagon	約14,800,000円
オプション装着時平均価格	約16,200,000円

欧州・米国との価格比較

欧州での価格は約11万ユーロ（約1,760万円）、米国ではおよそ11万ドル（約1,710万円）とされています。為替や装備差異の影響を受けるため、単純比較は困難ですが、日本の価格は国際的に見ても競争力のある水準です。

欧州：€110,000前後（税込）
米国：$110,000前後（税抜）
日本：¥14,800,000（税込）

グレード別の価格差

新型C63は、1グレード展開ですが、AMGダイナミックパッケージやナビゲーションパッケージなどの追加装備で大きく価格が変動します。

オプション価格例：

オプション名	価格（税込）
AMGダイナミックパッケージ	約880,000円
パノラミックスライディングルーフ	約250,000円

オプション費用の目安

フル装備に近づけた場合、オプションだけで200万円以上になることも珍しくありません。購入時は事前に見積もりを細かく確認することが重要です。

人気オプション例：AMGパフォーマンスシート、Burmesterサウンドシステム
合計オプション費用の目安：¥1,500,000〜¥2,000,000

高額なオプションはリセールに影響しやすいため、選定は慎重に行いましょう。

中古車市場での相場動向

新型C63 AMGステーションワゴンは納車開始から間もないこともあり、中古車市場では登録済未使用車が約1,550万円前後で流通しています。

初期ロットや試乗車落ちの個体が中心で、走行距離は1,000km未満が多数です。今後数年は価格が大きく下がりにくいと予想されています。

登録済未使用車：¥15,300,000〜¥15,800,000
走行距離：平均500km以下
保証付き・正規ディーラー管理車が多い

新型C63 AMGステーションワゴンの性能を徹底解析

ハイブリッド化されたエンジンの実力

新型C63 AMGステーションワゴンは、2.0L直列4気筒ターボと電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しています。システム全体で最大出力680PS、最大トルク1,020Nmを実現し、これは従来のV8モデルを大きく上回る数値です。

電動ターボチャージャーによるラグの少ない加速や、モーターによる瞬時のレスポンスは、ユーザーから「想像以上のスムーズさ」「街乗りでも扱いやすい」と高く評価されています。

0-100km/h加速タイムと最高速度

0-100km/h加速はわずか3.4秒で、AMG E63 Sよりも速いデータを記録しています。最高速度はリミッター付きで250km/h、AMGドライバーズパッケージ装着車では270km/hまで到達可能です。

項目	数値
0-100km/h加速	3.4秒
最高速度（標準）	250km/h
最高速度（オプション装着時）	270km/h

燃費性能と電動モードの使い勝手

WLTCモードにおける燃費は12.3km/Lと、先代モデルから大きく向上しました。また、EV走行モードでは最大13km（欧州基準）まで電動走行が可能です。住宅街や渋滞路では静粛性と環境性能が活きる場面も多く、使い分けがしやすいのが特長です。

燃費：12.3km/L（WLTC）
EV走行距離：約13km
モード切替：ステアリングボタンから即時変更可能

ドライビングモードの違いと特徴

新型C63はAMG DYNAMIC SELECTにより、以下の7種類のドライビングモードを搭載しています。

モード名	特徴
Electric	完全電動走行
Comfort	街乗り向け、乗り心地重視
Sport	レスポンス強化、エンジン音も高揚
Sport+	高性能モード、サーキット対応
Race	最大出力活用、ESC設定も変更
Slippery	滑りやすい路面向け
Individual	好みに応じて各項目をカスタマイズ

モードによってエンジンレスポンスやサスペンション特性が変化するため、運転前に理解しておくことが重要です。

ライバル車（BMW M3 Touringなど）との性能比較

BMW M3 Touring（G81）やアウディRS4アバントといったライバルと比較すると、C63は唯一のハイブリッドかつ680PSという圧倒的な出力を誇ります。

車種名	最高出力	0-100km/h	燃費（km/L）
C63 AMG SW	680PS	3.4秒	12.3
BMW M3 Touring	510PS	3.6秒	10.2
Audi RS4 Avant	450PS	4.1秒	9.9

このように、新型C63はスペック面で頭一つ抜けた存在としての位置付けが明確です。

外装デザインとボディサイズの進化

フロント＆リアのデザインの特徴

新型C63 AMGステーションワゴンは、AMG専用のパナメリカーナグリルとワイドなエアインテークが印象的です。リアには専用ディフューザーと左右4本出しマフラーが採用されており、視覚的にも高性能を主張しています。

LEDマトリクスヘッドライトを標準装備
ブラックアウトされたグリルとトリム
リアスポイラーが走行安定性にも貢献

ボディサイズの変化とその影響

先代モデルと比較してボディは全長+83mm、全幅+33mm拡大しています。これにより後席の居住性と荷室容量が向上し、日常の使い勝手が高まりました。

項目	旧モデル	新型モデル
全長	4,761mm	4,844mm
全幅	1,810mm	1,843mm
全高	1,428mm	1,460mm

サイズアップにより、駐車場での取り回しに注意が必要です。

空力性能へのこだわり

新型はAMG専用の空力パーツにより、走行安定性が大幅に向上しています。アンダーボディカバー、リアディフューザー、ルーフスポイラーが高速度域でも確かなダウンフォースを発生させます。

Cd値（空気抵抗係数）は0.30
走行時の浮き上がりを防止
リアダクトで熱効率も向上

カラーバリエーションと人気色

全10色のラインナップの中でも、「オパリスホワイト」や「セレナイトグレー」が特に人気です。AMGナイトパッケージとの組み合わせで引き締まった印象になります。

カラー名	仕上げ
オパリスホワイト	メタリック
セレナイトグレー	マグノ（マット塗装）
オブシディアンブラック	メタリック

実際のオーナーによる外観評価

実際に購入したユーザーからは「走っていて注目される」「ディーラーで展示されていると一際目立つ」といった声が多く聞かれます。AMGライン独自のボディキットが視覚的に差別化されており、プレミアム性の高いデザインが支持されています。

「写真よりも実車のほうが迫力ある」との声が多数
ナイトパッケージ装着率は約60%
デザインだけで選んだという購入者も少なくない

内装と快適装備の注目ポイント

AMG専用内装パッケージの魅力

内装には専用スポーツシート、赤ステッチ入りナッパレザー、アルミ製トリムが標準装備され、ラグジュアリーとスポーツを高次元で融合しています。

装備名	内容
AMGパフォーマンスシート	ホールド性が高くサーキット走行も対応
レザー＆マイクロファイバーステアリング	手触りと操作性に優れる
アルミニウムインテリアトリム	質感を高め、軽量化にも貢献

シート素材・カラーの選択肢

標準仕様でもナッパレザーが採用されており、AMGラインらしい高級感が漂います。カラーはブラック、ブラウン、グレー、ツートーンなど豊富に揃っています。

ブラック × レッドステッチ（定番）
サドルブラウン（落ち着きのある印象）
ホワイトグレー（モダンで清潔感あり）

オプションのカラーは注文生産になる場合があり、納期に注意が必要です。

荷室容量と実用性

新型C63 AMGステーションワゴンの荷室容量は最大1,510L（後席格納時）と、スポーツモデルながらも高い積載性を誇ります。リアシートは4:2:4の分割可倒式で、多彩な使い方が可能です。

状態	容量
通常時（5人乗車）	490L
後席折りたたみ時	最大1,510L

運転支援機能の進化

最新の運転支援機能も充実しており、安全性と快適性が大きく向上しています。以下のような先進装備が標準またはオプションで搭載されます。

アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック
アクティブステアリングアシスト
ブラインドスポットアシスト
アクティブブレーキアシスト
360度カメラシステム

ユーザーからは「長距離移動での疲労が減った」「渋滞時でも安心感がある」といった声が多く寄せられています。

新型C63 AMGステーションワゴンはどんな人におすすめ？

ファミリーユースとしての利便性

新型C63 AMGステーションワゴンは、490Lの荷室容量と4:2:4分割可倒式リアシートを備えており、日常の買い物やレジャーに非常に適しています。チャイルドシートの取り付けやベビーカーの積載もスムーズで、ファミリー層からの支持が厚いです。

荷室容量：490L（通常）〜1,510L（シート折りたたみ時）
チャイルドロック・ISOFIX標準装備
後席足元スペース拡大により快適性向上

長距離移動に適した快適性

AMG RIDE CONTROLサスペンションと電子制御ダンパーが装備されており、高速道路走行時の安定性と乗り心地のバランスが非常に高いです。加えて、高性能な運転支援機能により、渋滞時のストレスも軽減されます。

装備	内容
アクティブディスタンスアシスト	高速道路での車間自動維持
レーンキーピングアシスト	車線逸脱を防止
エアバランスパッケージ	車内の空気浄化＋香り演出

スポーツ走行を楽しみたいドライバー向け

680PSという圧倒的なパワーと、リア電子制御LSD・AMG専用シャーシにより、スポーツカーに匹敵する走行性能を持っています。ステーションワゴンでありながらサーキット走行も可能という声もあるほどです。

0-100km/h加速：3.4秒
AMG DYNAMIC SELECT：7モード搭載
AMGトラックペース機能（サーキットラップタイム計測）

資産価値を重視するクルマ好きに

新型C63は限定的な販売数とハイブリッド化による高性能が話題となり、リセールバリューも期待されています。特にAMGナイトパッケージや特別色の装備車は、中古市場でもプレミアムが付く可能性があります。

モデル	予想リセール率（3年）
AMG標準仕様	約60～65%
AMGナイトパッケージ装着車	約68～72%

法人ユーザーの社用車としての評価

法人登録車としての導入も進んでおり、重厚なデザインと高性能が役員車としても高評価を得ています。PHEVであることから、減税や環境性能割の対象にもなりやすい点も見逃せません。

環境性能割対象（0〜1%）
事業経費計上対象（減価償却可能）
安全装備充実で運転手付き利用にも対応

ただし、自動車税は680PSのパワートレインにより高額になるため、維持コストを事前に確認することが必要です。

購入時に知っておきたい注意点とメリット・デメリット

メリット：高性能と実用性の両立

新型C63 AMGステーションワゴンは、680PSという圧倒的なパワーと広い荷室を兼ね備えた希少なモデルです。スポーツ走行性能と日常使いの実用性を両立している点が最大の魅力です。

0-100km/h加速はわずか3.4秒
EVモードで静かな住宅街でも走行可能
ファミリーユースにも十分な積載力

デメリット：価格と維持費の高さ

本体価格に加え、オプション費用や年間維持費も高額になりやすい点には注意が必要です。自動車税・重量税・保険料も一般的な車種と比較すると高水準です。

費用項目	年間想定金額（目安）
自動車税	約111,000円
保険料（30代・ゴールド・年1万km）	約180,000円
ガソリン代（年間12,000km走行）	約210,000円（ハイオク・燃費5.7km/L換算）

車検・メンテナンスのコスト

正規ディーラーでの車検やメンテナンスは高額になる傾向があります。部品の多くが輸入対応となるため、交換費用や納期に注意が必要です。

ディーラー車検費用：20〜30万円程度
タイヤ4本交換：25〜35万円（19〜20インチ）
ブレーキパッド交換：前後で約15万円

信頼できる整備工場をあらかじめ確保しておくと安心です。

保険料・税金の目安

排気量2.0Lながら高出力モデルであるため、任意保険の料率クラスや補償条件によって保険料は大きく変動します。PHEVであることから重量税・環境性能割が優遇される場合もあります。

項目	内容
自動車重量税	年間16,400円（2年で32,800円）
環境性能割	0〜1%（PHEV対象）
任意保険（年齢条件あり）	15〜25万円前後／年

リセールバリューの予測

AMGモデルは中古市場でも人気が高く、特に初期モデルや限定装備車は高値で取引される傾向があります。3年後で60〜70%の残価が期待されます。

オプション装備の有無が査定額に影響
走行距離5万km以下で高評価維持
ホワイト系・ナイトパッケージ仕様は人気

売却時のタイミングや販路選定によって、大きな価格差が生じるため戦略的な売却計画も重要です。

よくある質問と回答

新型C63 AMGステーションワゴンはいつから販売されていますか？

日本国内では2023年末から正式受注が開始され、2024年春ごろから納車がスタートしました。生産はドイツ・アファルターバッハ工場で行われており、初期ロットの納期はおおよそ6〜8か月でした。

受注開始：2023年11月
初回納車開始：2024年4月〜
納期目安：6〜10か月（仕様による）

以前のV8モデルと比べてどう違いますか？

従来のC63は4.0L V8ツインターボでしたが、新型は2.0L直4ターボ＋電動モーターのPHEV仕様へと大きく変更されています。最高出力は680PSに達し、パフォーマンスは大幅に向上していますが、V8特有のエンジンサウンドは無くなりました。

項目	旧型（V8）	新型（PHEV）
エンジン形式	4.0L V8ツインターボ	2.0L直4ターボ＋モーター
最高出力	510PS	680PS
0-100km/h加速	4.1秒	3.4秒

カスタマイズやチューニングは可能ですか？

純正オプションによるカスタマイズは幅広く用意されています。AMGパフォーマンスパーツやアクセサリーも正規ディーラーで対応しており、ホイールやシート、インテリアトリムの変更も可能です。ただし、PHEV制御系の改造には制限があります。

純正対応：ホイール、シート、内装パネル等
社外対応：一部ECU変更や足回り変更は注意が必要
保証：改造内容により正規保証が無効となるケースあり

ファミリーカーとして使えますか？

リアシートの広さや荷室容量から見ても、家族向けの実用性を十分に備えたモデルです。ISOFIX対応や安全装備の充実もあり、チャイルドシート装着や日常使用にも最適です。

ISOFIX：左右リアシートに対応
荷室容量：最大1,510L（リアシート格納時）
安全装備：自動ブレーキ、360度カメラ等

車幅が1,843mmあるため、都市部の立体駐車場には不向きな場合があります。

AMGパフォーマンスパーツは装着できますか？

正規ディーラーでは各種AMGパフォーマンスパーツが装着可能です。ブレーキシステムやエアロパーツ、専用ステアリングなどが選べますが、一部パーツは個別オーダー扱いとなるため納期に注意が必要です。

パーツ名	参考価格（税込）
AMGカーボンエクステリアパッケージ	約770,000円
AMGセラミックブレーキ	約1,210,000円
AMGパフォーマンスステアリング	約180,000円

故障しやすいポイントはありますか？

PHEVシステムの高電圧バッテリーやモーター関連は、定期点検を怠るとトラブルの原因となる場合があります。また、エアサスや電子制御部のエラーがユーザーから報告されている例もあります。

ハイブリッドバッテリーの劣化（約8年目以降）
電子制御サスの不具合報告あり
診断は正規ディーラーを推奨

定期点検と専用テスターでの診断を受けることで、故障リスクは大きく軽減できます。

まとめ：新型C63 AMGステーションワゴンは最先端と実用性を兼ね備えた一台

新型C63 AMGステーションワゴンは、680PSの圧倒的な出力とPHEVによる静粛性・環境性能を融合したまさに“次世代AMG”と呼べる存在です。

以下のようなポイントを総合的に評価すると、単なるスポーツカーや高級車の枠を超えた「多用途で高性能なプレミアムモデル」として非常に魅力的です。

価格は約1,480万円〜と高額だが、性能・装備ともに納得の内容
ファミリー層にも対応できる広い荷室と安全装備を搭載
0-100km/h加速3.4秒、最高出力680PSというハイパフォーマンス
EV走行・運転支援機能により日常の使い勝手も良好
メンテナンスや維持費は高めだが、リセールも期待できる

新型C63は「速さ・快適さ・実用性」を全方位で叶えたい人にこそ最適な1台です。購入前には自身のライフスタイルと照らし合わせて、装備やグレードを慎重に検討することをおすすめします。

納期やオプション選定によって、コストと満足度に大きな差が生じる点には注意が必要です。