【実体験】ベンツEクラスはキャンプで使える?快適度を徹底レビュー
ベンツEクラスでキャンプは快適?実体験レビューの全貌
「ベンツEクラスって、キャンプで本当に使えるの?」そんな疑問を持つ方は少なくありません。高級セダンとしてのイメージが強いEクラスですが、実はアウトドアでも快適性と機能性を両立できる一台です。
本記事では、筆者が実際にベンツEクラスでキャンプを行った体験をもとに、その使い勝手や積載力、車中泊の快適性まで徹底的にレビューします。
「荷物が積めないのでは?」「走行性能は?」といった不安も、実走データとリアルな写真付きでクリアに解説していきます。
キャンプ好きの方だけでなく、Eクラス購入を検討している方にも実用性の新たな一面を感じていただけるはずです。
ラグジュアリーな車で、自然をもっと身近に楽しむためのヒントが詰まった内容です。
この記事で分かること
- ベンツEクラスのキャンプ適性(積載・車中泊・長距離走行)
- 実際のキャンプ体験から見えた利点と課題
- Eクラスに向いているキャンプスタイルや装備
- おすすめのキャンプ場と相性の良いシチュエーション
- 他車種との比較で分かるEクラスの魅力
ベンツEクラスはキャンプに向いているのか?基本スペックから検証
車体サイズと荷室容量は十分か?
ベンツEクラスは、セダン・ステーションワゴンともに全長約4950mm、全幅約1850mmと大型のボディサイズを持っています。キャンプ用品を積載するうえで重要な荷室容量は、セダンで540L、ステーションワゴンでは最大640Lと広々。特にワゴンは後席を倒せば1800L近くまで拡張可能で、大型のクーラーボックスやテントも問題なく積み込めます。
燃費性能と長距離ドライブの快適性
キャンプ場は遠方にあることが多く、燃費性能は重要です。Eクラス(ディーゼルモデル:E220d)は実燃費で約16〜18km/Lを記録するため、片道200km以上の移動でも燃料代を抑えられます。また、疲れにくいシートやエアサスによる滑らかな乗り心地が高評価で、「長時間の運転でも腰が痛くならなかった」という声も多く見られます。
セダンとステーションワゴンの使い勝手の違い
セダンはスタイリッシュで静粛性が高く、舗装道路中心の移動には最適です。一方で、荷室の拡張性やアウトドア対応力はステーションワゴンに軍配が上がります。特に、Eクラスのワゴンモデルには可倒式リアシートや開閉式リアゲートが標準装備されており、積載作業がスムーズです。
オプション装備の利便性(エアサス・パノラマルーフ等)
キャンプに便利なオプションとして、「エアボディコントロールサスペンション」があります。これは路面状況に応じて自動で車高調整ができ、砂利道や段差の多い場所で役立ちます。また、パノラマルーフを開ければ夜空を楽しめるなど、ラグジュアリーなアウトドア体験が可能です。
SUVとの違いは?他車種との比較検証
SUVはキャンプ車両として人気がありますが、Eクラスとの違いは明確です。SUVは車高が高く視認性に優れる一方で、Eクラスは走行安定性と静粛性が格段に高いのが特徴です。実際のユーザー評価でも「高速道路の移動はEクラスのほうが圧倒的に快適だった」との意見が多く見られます。
キャンプ利用では、使用スタイルに応じた車種選びが重要です。Eクラスは快適性重視のキャンパーに最適といえます。
実際にEクラスでキャンプに行ってみた!体験レポート
荷物の積載量と工夫したパッキング術
ステーションワゴンタイプのEクラスにキャンプ道具を積載したところ、ファミリー4人分の装備が全て収まりました。大きめのクーラーボックス、2ルームテント、折りたたみチェア×4、焚き火台などを以下のように分けて収納しました。
- 重いものはラゲッジ下部に収納
- ソフトバッグや寝袋は後席スペースへ
- 車内は整理ボックスで区分けして効率化
積載前に装備のリストアップと必要最小限への絞り込みが重要です。
現地での設営・撤収のしやすさ
キャンプ場では、自動開閉式テールゲートと低めの荷室高さが大活躍しました。テントやタープの出し入れがスムーズに行え、雨天時でも荷物が濡れにくい点も高評価です。特に段差のないフラットな荷室設計は、撤収作業のストレス軽減に繋がりました。
車中泊は可能か?快適性チェック
Eクラスでの車中泊は、ステーションワゴンであれば大人2人までなら快適に睡眠可能です。後席をフラットに倒し、厚めのエアマットを敷くことで快適度が格段に向上します。
装備品 | 効果 |
---|---|
遮光カーテン | プライバシーと朝日対策 |
換気用サーキュレーター | 室温管理に役立つ |
マットレス(厚み5cm以上) | 段差を感じにくく快眠 |
子連れ・ペット連れキャンプでの利便性
小さな子どもを連れてのキャンプでは、Eクラスの静粛性と後部座席の広さが快適でした。車内でオムツ替えをしたり、タブレットで動画を見せたりする際も余裕があります。さらに、ドア開口部が広く、ペットの乗り降りもスムーズでした。
長時間運転後の疲労度・静粛性の感想
片道約250kmのキャンプ場まで往復した結果、「運転後の疲労感が少なかった」というのが正直な感想です。静粛性に優れたEクラスは、路面のざらつき音や風切り音が少なく、会話も音楽もクリアに楽しめる点が大きな魅力です。特にナイトドライブでは快適性が際立ちました。
Eクラスで行きたい!おすすめのキャンプ場5選(関東エリア)
PICA富士吉田(山梨県)
富士山のふもとにあるPICA富士吉田は、アクセス性と設備の充実度で人気です。中央道・河口湖ICから約15分の距離にあり、舗装された駐車場とフラットなサイトはEクラスとの相性も抜群です。電源付きサイトやレンタル品も豊富で、初心者にも安心です。
道志の森キャンプ場(山梨県)
自然に囲まれたフリーサイトが魅力のキャンプ場です。道志みちはクネクネとした山道が続きますが、Eクラスの安定感ある走りなら安心して運転可能です。林間サイトは夏でも涼しく、川遊びや虫取りも楽しめるため、ファミリー層にもおすすめです。
無印良品カンパーニャ嬬恋(群馬県)
標高1200mの高原にある、景観が美しいキャンプ場です。事前予約制でゆったり使える区画サイトは、Eクラスのような大型車でも安心。夜間は星空観察スポットとしても有名で、パノラマルーフ付きの車両なら車内から星を眺めることもできます。
若洲公園キャンプ場(東京都)
都心から約30分というアクセス抜群の立地で、「週末だけの短期キャンプ」に最適です。舗装道路で完結するため、車体の汚れやダメージが最小限に抑えられる点も魅力です。周囲には自転車道や釣り場もあり、アクティビティも充実しています。
キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原(栃木県)
ファミリー層から絶大な人気を誇る那須の高規格キャンプ場です。広い区画とコテージの併設、清潔なトイレ・炊事場が魅力。Eクラスで訪れるユーザーも多く、「リゾート感覚で過ごせた」「設備がホテル並み」といった声も。アウトドア初心者にとって理想的な環境です。
施設ごとに路面状況やアクセス方法が異なるため、事前の確認とナビ設定を忘れないよう注意が必要です。
Eクラスでのキャンプが向いている人・向いていない人
ラグジュアリー重視の大人キャンパー向け
静かで快適な移動、上質な内装、安定した走行性能。こうしたプレミアムな体験を求めるキャンパーにはEクラスがぴったりです。都心から自然の中へと快適に移動し、帰路も疲れにくいという声が多数あります。特に20代後半〜50代の単独・ペアキャンプ層に人気です。
車中泊や軽装備キャンパーには不向き?
Eクラスは車中泊可能な広さを持ちますが、フルフラットにはなりません。マットや段差解消グッズが必須となり、車内で完結する軽装備キャンプには不便さを感じる場合もあります。コンパクトカーのような取り回しの良さや、ミニバンのような室内高はありません。
ペット・子連れ家族には?実体験から見る評価
ファミリー利用にも対応可能です。後席スペースが広く、チャイルドシートの設置も問題なし。ただし、ラゲッジスペースはキャンプ用品とペット用品であふれやすいため、積載計画が必要です。「子どもがよく眠ってくれた」「静かだからドライブが楽」といった好意的な口コミも確認されています。
アウトドア初心者にもおすすめできる?
Eクラスは乗るだけで安心感があり、操作性もスムーズです。舗装されたキャンプ場やオートキャンプ場であれば、初心者でも扱いやすく、非日常感を味わえる点も魅力です。ただし、オフロード走行や悪路には不向きなので、キャンプ場の選定には注意しましょう。
車両価格や維持費から考えるコスパ
Eクラスは新車価格で800万円前後、中古でも400万円前後と高価格帯です。さらに車検・保険・燃料・タイヤ交換などの維持費も高めです。その分、高い快適性と安全性を得られるため、価格に見合った満足度が得られる人に向いています。
コストとライフスタイル、そしてキャンプスタイルのバランスを考えて選ぶことが大切です。
Eクラスキャンプであると便利なおすすめグッズ10選
折りたたみ式収納ボックス
荷室のスペースを有効活用するために、折りたたみ式の収納ボックスは非常に便利です。特にEクラスのような奥行きのある荷室では、縦型よりも横幅に合わせて整理できるボックスが重宝されます。
- キャンプ道具の分類がしやすい
- 使わないときはコンパクトに収納可能
- 荷崩れ防止にも役立つ
遮光カーテン・サンシェード
車中泊や仮眠時に活躍するのが、遮光カーテンとサンシェードです。特にパノラマルーフ付きのEクラスでは、上からの光を遮るアイテムも必須です。外からの視線を遮ることで防犯面の安心感も高まります。
エアマット・段差解消シート
Eクラスは後席を倒しても完全なフルフラットにはなりません。そこで、厚手のエアマットや段差吸収マットを敷くことで、睡眠の質を大きく向上させることができます。特に厚さ5cm以上の製品が好評です。
ポータブル冷蔵庫
夏場のキャンプでは、ドリンクや食材の保冷管理が重要です。ポータブル冷蔵庫はEクラスのDC電源(シガーソケット)からも給電でき、温度調整機能付きのモデルであれば冷凍保存も可能です。
モデル名 | 容量 | 特徴 |
---|---|---|
Dometic CFX3 25 | 25L | 冷凍可能・スマホ連携 |
F40C4TMP | 20L | 低価格・省電力 |
防汚ラゲッジマット・床用マット
キャンプ場では土や砂の持ち込みが避けられません。純正オプションや社外品で販売されている防水タイプのラゲッジマットを使用すれば、汚れや濡れから内装を守ることができます。特に雨天時や川遊び後には必須の装備です。
どのアイテムもEクラスの仕様に合わせて選ぶことで、より快適で効率的なキャンプ体験が実現します。
Eクラス以外の人気キャンプ向け車種との比較
BMW 5シリーズとの違い
同クラスで比較されるBMW 5シリーズは、スポーティな走行性能と高い操縦安定性が魅力です。一方で、Eクラスは静粛性と乗り心地の良さに優れるという違いがあります。キャンプ向けとしては、よりリラックスした移動時間を求める人にEクラスが適しています。
アウディ A6アバントとの比較ポイント
A6アバントは荷室が広く、キャンプ用品の積載において高い実用性を持ちます。Eクラスとの違いは内装の質感や快適性で、Eクラスはよりクラシックで落ち着いた印象です。ハンドリング性能ではアウディのクアトロが有利とされます。
国産車との違い(クラウン・アルファード等)
クラウンやアルファードは、日本の道路事情に合わせた設計で使いやすさが際立ちます。特にアルファードは車中泊や多人数利用に強く、積載量ではEクラスを上回る場合もあります。ただし、高速道路での安定感や高級感ではEクラスが優位です。
SUV人気車種(CX-8・ヴェゼルなど)との比較
SUVはキャンプの定番ですが、Eクラスと比べると燃費性能と静粛性で劣ることが多いです。CX-8やヴェゼルは車高があり、未舗装路の進入に向いていますが、高速移動での振動や風切り音が気になるという声も。ラグジュアリーな移動を求めるならEクラスに軍配が上がります。
車中泊向きミニバンとの使い勝手の違い
ステップワゴンやセレナなどのミニバンは、フルフラット構造での車中泊が容易というメリットがあります。ただし、走行性能や長距離ドライブでの快適性はEクラスに劣ります。ミニバンは「滞在重視」、Eクラスは「移動重視」のキャンプスタイルに適しています。
それぞれの車種に明確な特徴があるため、キャンプスタイルや人数構成によって最適な選択は変わります。
よくある質問(FAQ)
ベンツEクラスで車中泊は本当に快適?
Eクラスのステーションワゴンタイプであれば、後部座席を倒して約180cmの奥行きが確保できます。エアマットや段差調整マットを使用すれば、大人2人が快適に就寝可能です。ただし、完全なフルフラットにはならないため、段差対策は必須です。
Eクラスにキャンプ道具一式は積める?
ラゲッジ容量はセダンで約540L、ステーションワゴンでは最大640Lです。以下のような荷物なら無理なく積載可能です。
- 2ルームテント(収納時長さ120cm以内)
- クーラーボックス(30L程度)
- チェア・テーブル・焚き火台
- 寝袋・エアマット
荷室の形状が四角くフラットなため、パッキング次第でファミリー分も積載できます。
ステーションワゴンとセダンはどちらがキャンプにおすすめ?
積載性・車中泊の快適性を重視するなら、断然ステーションワゴンがおすすめです。リアゲートが上方向に大きく開くため、荷物の出し入れも楽です。セダンは走行性能とデザイン性に優れますが、長尺物の積載には制限があります。
傷や汚れが気になるけどアウトドアで使って大丈夫?
外装・内装ともに高級感のあるEクラスですが、防汚アイテムを活用すれば問題ありません。おすすめは以下の通りです。
アイテム名 | 効果 |
---|---|
防水ラゲッジマット | 泥や水の浸透を防止 |
シートカバー | 汗やペットの毛から保護 |
ドアステップガード | 乗り降り時の傷を防止 |
長距離キャンプ旅行で疲れない?
高速道路を片道200km以上走行したユーザーの声では、「運転後の疲労感が圧倒的に少ない」という意見が多数です。Eクラスはエアサスと静粛性に優れており、移動時間も快適に過ごせます。ACC(アダプティブクルーズコントロール)や車線維持機能も搭載されており、渋滞時も安心です。
キャンプ仕様にカスタムする必要はある?
基本的にはノーマル状態でも十分活用可能です。ただし、以下のような軽微なカスタムで利便性が向上します。
- ルーフボックスの装着 → 荷室の拡張に最適
- 電源ソケットの分岐 → 冷蔵庫・照明同時使用に便利
- サイドオーニングの追加 → 簡易タープ代わりになる
大掛かりな改造ではなく、用途に応じたアイテム追加がおすすめです。
まとめ:ベンツEクラスは“快適派”キャンパーに最適な選択肢
ベンツEクラスは、快適性・走行性能・積載性のバランスに優れた車種であり、ラグジュアリー志向のキャンプスタイルに理想的です。
実体験を通じて明らかになった主なポイントは以下の通りです。
- 荷室容量が十分あり、2人〜4人分のキャンプ用品を積載可能
- 車中泊はステーションワゴンモデルで快適に対応
- 静粛性とエアサスによる走行のなめらかさが長距離移動でも高評価
- 都心から郊外の高規格キャンプ場まで、Eクラスでのアクセス性は良好
- 価格や維持費の面ではハードルがあるが、それ以上の体験価値を提供
「快適に自然とふれあいたい」「荷物も気分もゆったり運びたい」そんなニーズを持つ方にとって、Eクラスは心強いパートナーになるでしょう。
アウトドアにおいても「上質な時間」を求める方は、ぜひ一度Eクラスでのキャンプを体験してみてください。
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