【プロが解説】ベンツGLBの後悔ポイント7つ|選ぶ前に知るべきこと
ベンツGLBの購入で後悔しないために
ベンツGLBに興味はあるけれど、「本当に満足できるのか?」「買って後悔しないか?」と不安を感じる方は多いのではないでしょうか。
結論から言えば、GLBは人によって満足度に大きな差が出る車種です。購入前に「デメリット」を正しく把握することが、後悔を避ける最大のポイントになります。
たとえば、燃費や維持費に対する不満は購入者の間でもよく挙げられる声です。しかし、その一方で「見た目が最高」「7人乗りなのにコンパクト」といった高評価も少なくありません。
「良いクルマ」と「後悔するクルマ」は紙一重。正しい知識と事前のチェックで、満足度の高い選択ができるかどうかが分かれ道です。
この記事で分かること
- ベンツGLBの主な後悔ポイント7つ
- 実際のユーザー口コミとリアルな評価
- GLBと他の人気SUVとの違いと比較
- 後悔を防ぐための具体的な対策方法
- 購入前に知っておくべきチェックポイント
ベンツGLBの後悔ポイント7つとは?【実体験から厳選】
燃費性能が思ったより伸びない
ベンツGLBの燃費は、WLTCモードで約14.3km/L(GLB200d)とされていますが、街乗り中心では実燃費が10km/Lを下回ることもあります。
特に渋滞が多い都市部では、アイドリング時間が長くなり燃費効率が低下します。
走行状況 | 実燃費の目安 |
---|---|
高速道路 | 約13〜15km/L |
市街地 | 約8〜10km/L |
カタログ値とのギャップに注意が必要です。
乗り心地が硬めで長距離は疲れやすい
GLBはスポーティな足回りを採用しており、路面の凹凸を拾いやすい傾向があります。
高速走行では安定感がある一方、長時間の運転では「腰にくる」「疲れやすい」といった声も。
特に後席の乗り心地については、同価格帯のSUVと比較して硬めだと感じるユーザーも多いです。
オプション価格が高くコスパが悪いと感じる
ベンツGLBの魅力を最大限に引き出すには、AMGラインやナビパッケージなどの追加装備が必要です。
しかし、それらを付けると車両価格が800万円超になるケースもあります。
オプション名 | 価格(税込) |
---|---|
AMGライン | 約40万円 |
ナビゲーションパッケージ | 約27万円 |
アドバンスドパッケージ | 約50万円 |
高額なオプション選定によって、結果的に割高な印象になりやすいです。
リセールバリューが期待外れになることも
GLBは新車価格が高いため、3年後の下取りで思ったほど価格が残らないと感じるユーザーもいます。
特に7人乗り仕様は中古市場での需要が限定的で、選ばれにくい傾向にあります。
リセールを意識するなら、人気の高いボディカラーや装備を選ぶことが重要です。
内装デザインの高級感に個人差あり
ベンツならではのインテリアですが、質感に過度な期待をするとギャップを感じる可能性があります。
特にシート素材やパネルの質感が、同価格帯の輸入車に比べて「安っぽい」と感じる声も。
一方で、MBUXの操作性や液晶メーターの近未来感は評価されています。
見た目の印象は試乗時に必ず確認しましょう。
後悔の理由を深掘り!実際のユーザーの口コミを検証
燃費・維持費に関する否定的な声
ベンツGLBに対して多くのユーザーが「燃費が悪い」「維持費が高い」といった感想を持っています。
特にGLB200dやGLB250 4MATICなどは燃費が10km/L以下になることもあり、ガソリン代の負担が重いと感じる方が目立ちます。
- 実燃費は平均9〜11km/L
- 年間維持費は約50〜70万円
- ディーラー点検や車検費用も高め
購入前に長期的なランニングコストをシミュレーションしておきましょう。
走行性能と快適性への評価のギャップ
高速走行時の安定性には定評がありますが、街乗りでの突き上げ感やハンドリングの重さに対しては賛否が分かれます。
ユーザーの中には「ベンツらしい上質な走りを期待していたが、想像と違った」と話す人も。
評価項目 | 主な声 |
---|---|
高速安定性 | ◎ 安定感があり静粛性も高い |
市街地での操作性 | △ ハンドルが重く小回りが効きにくい |
乗り心地 | △ 硬めで長時間は疲れる |
インテリアと実用性に対する賛否両論
GLBのインテリアデザインは先進的ですが、「高級感よりチープ感が気になる」という意見も見られます。
MBUXの操作性は好評ですが、収納スペースの少なさや7人乗り仕様の3列目が狭すぎる点に不満の声があります。
- インパネの質感がチープと感じる人も
- 3列目は身長160cm以上だと窮屈
- 荷室容量は7人乗り時でかなり狭い
GLBオーナーのSNS・掲示板のリアルな評判
Twitterや価格.com、みんカラなどのレビューを見ると、「見た目とブランドで選んだが中身は期待外れ」という声が一部で見られます。
一方で、走行性能や安全性に満足している投稿も多く、評価が二極化している印象です。
下記は実際のユーザーコメントの一例です。
コメント | 評価 |
---|---|
「7人乗りは子供用には十分。大人は厳しい」 | ★★★☆☆ |
「走りは良いが価格に見合わない装備」 | ★★☆☆☆ |
「MBUXは使いやすくて未来感がある」 | ★★★★☆ |
中古市場での評価との乖離
新車での人気に比べて、中古市場ではリセールバリューが高くない点が指摘されています。
理由としては、3列シートモデルの需要が限定的であることや、競合車種との差別化が難しいことが挙げられます。
購入後すぐに売却を考える場合は、装備やカラー選びが重要です。
- 人気カラー:ホワイト・ブラック
- リセールに有利:AMGライン装備車
- 不利な仕様:7人乗り+マイナー色
将来の売却価格を想定して購入することが賢明です。
ライバル車との違いは?GLBと比較される3モデル
アウディQ3との価格・装備差を比較
アウディQ3はGLBと同様にプレミアムコンパクトSUVに位置づけられますが、価格帯がやや抑えめで装備もシンプルです。
GLBは7人乗りやMBUX搭載など装備が充実している一方で、価格面ではGLBの方が約50〜100万円ほど高額になります。
比較項目 | ベンツGLB | アウディQ3 |
---|---|---|
価格帯 | 約650〜850万円 | 約520〜700万円 |
乗車定員 | 5〜7人 | 5人 |
ナビ・操作系 | MBUX搭載 | MMI搭載 |
価格と装備のバランスを重視するならQ3、7人乗りや高級感を求めるならGLBが適しています。
BMW X1との走行性能・ブランド力を比較
BMW X1は走行性能とスポーティな操作性に定評があります。
GLBは安定性重視、X1はドライバーの楽しさを重視しており、乗り味に明確な違いが感じられます。
- GLB:ゆったりとした乗り心地が魅力
- X1:キビキビとした加速とカーブ性能
- ブランド力はどちらも高水準
通勤や街乗り中心ならGLB、高速走行やドライブを楽しみたい人はX1が向いています。
ボルボXC40との安全性・快適性の違い
ボルボXC40は安全性能において非常に高い評価を得ており、全車標準で「Pilot Assist」などを搭載しています。
GLBも先進安全装備を備えていますが、自動運転レベルではXC40の方が上とされています。
一方で内装のデザイン性や広さではGLBに軍配が上がります。
比較項目 | ベンツGLB | ボルボXC40 |
---|---|---|
自動運転支援 | アクティブステアリング搭載 | Pilot Assist標準 |
内装デザイン | 高級感のあるパネルと液晶 | 北欧風ミニマルデザイン |
乗車定員 | 最大7人 | 5人 |
国産SUV(ハリアー・CX-8)とGLBの立ち位置
国産SUVと比較すると、GLBは価格が高く、維持費もかかります。
しかし、ブランド価値や所有満足度、デザイン性でGLBを選ぶユーザーも多くいます。
- ハリアー:コスパ重視・内装の質感が高い
- CX-8:3列シートで家族向けに人気
- GLB:ブランド重視層に支持される
コストを抑えつつ実用性を求めるなら国産SUVも選択肢になります。
購入層の違いと選び方のポイント
GLBは30〜50代のファミリー層に多く選ばれています。
一方、Q3やX1は20〜40代の個人ユーザー、XC40は安全志向のミドル層に人気です。
購入時は次のポイントを意識しましょう。
- 利用人数:5人 or 7人
- 走行環境:街乗り中心 or 高速中心
- 重視する価値:コスパ、ブランド、安全性
自分のライフスタイルと車の特性がマッチするかを見極めることが重要です。
GLBを選ぶメリットとは?後悔しないために知っておくべき魅力
唯一無二の7人乗り×コンパクトSUV
ベンツGLBは日本市場で数少ない7人乗り対応のコンパクトSUVです。
全長4,650mmと取り回しやすいサイズながら、3列目シートを備えている点が大きな特長です。
小さな子どもや緊急時の乗車スペースとして活用できるため、ファミリー層から高い支持を得ています。
車種 | 乗車定員 | 全長 |
---|---|---|
ベンツGLB | 5〜7人 | 4,650mm |
BMW X1 | 5人 | 4,500mm |
アウディQ3 | 5人 | 4,500mm |
MBUX搭載の先進インフォテインメント
GLBには、音声認識やAI学習機能を備えた最新インフォテインメントシステム「MBUX」が標準搭載されています。
「ハイ、メルセデス」と話しかけるだけでナビや音楽、エアコンなどを音声操作できるのが特長です。
ユーザーごとの好みに合わせて学習する機能もあり、使うほどに快適になります。
都市部での取り回しの良さと視認性
全幅1,835mmというサイズ感と、高めのアイポイントが運転しやすさにつながっています。
都内の狭い道路や立体駐車場でもストレスを感じにくく、初めて輸入車に乗る方にも扱いやすいのが魅力です。
- 最小回転半径は5.4mとコンパクト
- 全車に360°カメラ&パークアシスト搭載
- 視認性が高く死角が少ない設計
安全性能の高さと安心感
GLBはメルセデスならではの高水準な安全技術を標準装備しています。
レーダーセーフティパッケージには、自動ブレーキ、車線維持支援、緊急回避支援などが含まれています。
安全機能 | 概要 |
---|---|
アクティブブレーキアシスト | 前方の障害物を検知し自動でブレーキ |
ブラインドスポットアシスト | 死角からの接近を警告 |
アクティブレーンキーピング | 車線逸脱時の自動修正 |
小さなお子様がいる家庭や高齢者の運転でも安心して選べる仕様です。
所有満足度が高い層の共通点とは
GLBオーナーの中でも特に満足度が高いのは、ファミリー用途で活用している層です。
デザイン性と実用性の両立を評価する声が多く、長く乗り続ける方も多数います。
- 3列目の使用頻度は少なくても、あるだけで安心
- 小回りが効き、送迎や買い物に便利
- 「ベンツに乗っている」という満足感が高い
ライフスタイルに合致すれば、GLBは非常に価値の高い一台となります。
購入前に確認すべきポイントと対策法
試乗でチェックすべき走行感と快適性
購入前には必ず試乗を行い、自分の運転スタイルに合うかを確認することが重要です。
GLBは静粛性が高く直進安定性も優れていますが、サスペンションの硬さに好みが分かれます。
- 街乗りでのハンドル操作の軽さ
- 段差走行時の衝撃の吸収性
- 運転席・助手席の視認性と座り心地
15分以上の長めの試乗がおすすめです。
オプション選定のコツと優先順位
GLBは標準装備でも高機能ですが、オプション選定によって利便性が大きく変わります。
人気が高いのはパノラミックスライディングルーフやアドバンスドパッケージです。
オプション名 | 価格(税込) | メリット |
---|---|---|
AMGライン | 約40万円 | デザイン性・ハンドリング向上 |
アドバンスドパッケージ | 約50万円 | 360°カメラやHUDで利便性向上 |
ナビゲーションパッケージ | 約27万円 | ナビ&音声操作機能が充実 |
不要な装備を避けることで費用を抑えられます。
維持費・車検・保険の具体的シミュレーション
GLBの年間維持費は、おおよそ50〜80万円が目安です。
燃費やオイル交換頻度、輸入車特有のパーツ価格が影響します。
- 任意保険(30代・ゴールド免許):約8〜12万円/年
- 車検費用(ディーラー):約20〜25万円/2年
- オイル・バッテリー交換:年2回で約5万円
ディーラー整備と専門店の費用差も確認しましょう。
長期所有を前提にした選び方
GLBは長く乗ることでコストパフォーマンスが上がります。
車検2回目以降の整備費用や下取り価格を視野に入れてグレードや装備を選びましょう。
7人乗り仕様を選ぶ場合は、3列目シートの利用頻度を明確にしておくことが大切です。
- 高年式モデルはリセールに有利
- 高額オプション付きは長期使用向き
- 保証延長サービスも検討する価値あり
新車・中古車どちらが自分に合う?
GLBは2020年に登場したため、認定中古車の選択肢も豊富です。
新車は安心感と最新装備が魅力ですが、初期費用が高額になる点には注意が必要です。
購入タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
新車 | 最新装備・好みの仕様で注文可能 | 価格が高く納車までに時間がかかる |
認定中古車 | 価格を抑えつつ状態の良い車両が見つかる | 人気カラーや装備の在庫に限りあり |
使用目的や予算に応じて最適な選択を行いましょう。
よくある質問(FAQ)|GLB購入前の疑問を解消!
ベンツGLBはファミリーカーとして使える?
はい、GLBはファミリー層に非常に人気の高いモデルです。
最大7人乗りで、チャイルドシートの装着もスムーズに行えます。
実際に子育て世帯のユーザーからは以下のような声があります。
- 「保育園送迎にも十分な室内空間」
- 「買い物の荷物が多くても安心」
ただし、3列目シートは小学生以下の利用に適しています。
7人乗りは実際に使い勝手が良い?
3列目のシートは緊急用または小柄な人向けと考えておくと良いです。
身長160cm以上の大人が長時間座るには窮屈ですが、短距離移動や子ども用としては十分実用的です。
項目 | 内容 |
---|---|
3列目使用時の快適性 | 身長160cm未満であれば◯ |
3列目使用時の荷室容量 | 大幅に減少(2〜3泊分の荷物が限界) |
ベンツGLBの修理費や車検代はどれくらい?
正規ディーラーでの車検費用は約20〜25万円が目安です。
オイル交換、ブレーキパッド交換などの消耗部品も純正パーツを使用するため高めの設定です。
修理が必要になった場合の費用例:
- バンパー交換:約10〜15万円
- タイヤ4本交換:約14〜18万円
- エアコン修理:約8万円前後
認定中古車で保証がある場合でも、内容の確認は必須です。
ディーゼルとガソリン、どちらを選ぶべき?
GLBにはGLB200d(ディーゼル)とGLB250 4MATIC(ガソリン)の2タイプがあります。
以下に特徴をまとめました。
項目 | ディーゼル(GLB200d) | ガソリン(GLB250) |
---|---|---|
燃費 | 約14〜16km/L | 約10〜12km/L |
走行フィーリング | トルク重視・静か | 加速力に優れる |
価格 | 約640万円〜 | 約680万円〜 |
長距離が多い方はディーゼル、街乗り中心ならガソリンがおすすめです。
女性や初心者でも運転しやすい?
GLBはボディサイズのわりに視界が広く、取り回しが良いため、運転に自信がない方にも適しています。
全車に360°カメラやパークアシストが標準装備されているため、駐車時の不安も軽減されます。
- 最小回転半径:5.4m
- 車幅:1,835mm(日本の立体駐車場に対応)
- 運転支援機能:アクティブステアリング&自動ブレーキ
初めての輸入車としても選ばれる理由のひとつです。
リセールを考えるならどのグレードが良い?
リセールバリューを重視するなら人気の高いGLB200d AMGラインがおすすめです。
装備が充実し、見た目のインパクトもあるため中古市場での需要が高めです。
リセールに強い仕様の特徴:
- カラー:ホワイト・ブラックが圧倒的に人気
- 装備:AMGライン+アドバンスドパッケージ付き
- 7人乗りより5人乗りの方が需要が高い傾向
購入時にリセールを意識することで、将来的な損失を抑えられます。
まとめ:ベンツGLBの後悔ポイントと賢い選び方
ベンツGLBは多機能で魅力の多いSUVですが、購入後に後悔しないためには事前の情報収集が重要です。
特に燃費・乗り心地・価格帯・3列目の実用性などは、ユーザーのライフスタイルや価値観によって評価が分かれます。
そこで、本記事の内容を以下に整理しました。
- GLBの主な後悔ポイントは「燃費・乗り心地・装備コスト・リセール・内装評価」
- 実際のユーザーの口コミには「期待と違った」という声も多い
- ライバル車との比較で、GLBの独自性と価格差を確認
- 購入前には試乗・オプション精査・維持費の試算が不可欠
- よくある疑問は「7人乗りの使い方」「初心者向きか」「安全性や維持費」など
GLBの魅力を活かすには、自分の用途に合っているかを丁寧に見極めることがカギです。
デザインやブランドだけで選ばず、実用面までしっかり検討して、後悔のない一台を選びましょう。
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