【2025年最新版】ベンツGLBのリセールバリュー徹底解説!相場と売り時がわかる
ベンツGLBのリセールバリューとは?
ベンツGLBは、2025年現在も高いリセールバリューを維持しているSUVです。特にファミリー層やアウトドア派に支持されており、中古市場での需要が安定しています。そのため、新車購入後も比較的高値で売却できる可能性があります。
多くのオーナーが気になるのは、「購入後どのくらい価格が落ちるのか」という点です。実際には年式や走行距離、グレードによって差があり、タイミングを見極めれば相場以上の価格で売れることもあります。これは国産SUVでは得られにくいメリットです。
ただし、すべてのGLBが高値で売れるわけではありません。人気カラーや需要の高い仕様でなければ、想定よりも価格が下がる場合があります。
この記事では、こうした疑問や不安を持つ方に向けて、相場の最新データや売却戦略を具体的に解説します。実際の市場動向を踏まえて、失敗しない売り時もご紹介します。
この記事で分かること
- ベンツGLBの2025年最新リセール相場と傾向
- 高く売れる年式・グレード・カラーの特徴
- 相場を下げないためのポイントと注意点
- 売却タイミングと市場動向の関係
- 他メーカーSUVとのリセール比較
ベンツGLBの基本情報と特徴
GLBのモデル概要と人気の理由
ベンツGLBは2019年に登場した7人乗り対応のコンパクトSUVです。全長約4.65mと扱いやすいサイズながら、3列シートを備えており、ファミリー層やアウトドアユーザーに人気があります。都市部での取り回しやすさと長距離ドライブの快適性を両立している点が評価されています。
- 7人乗り仕様でも荷室容量を確保
- メルセデス最新のMBUXインフォテインメント搭載
- 安全支援機能(アクティブブレーキアシストなど)が充実
他のベンツSUVとの違い(GLA・GLCとの比較)
GLBはGLAとGLCの中間的な位置づけですが、唯一7人乗りが可能なモデルとして差別化されています。GLAより室内が広く、GLCより価格が抑えられているため、コストパフォーマンスが高い選択肢です。
モデル名 | 全長 | 乗車定員 | 価格帯(新車) |
---|---|---|---|
GLA | 約4.41m | 5人 | 約520〜650万円 |
GLB | 約4.65m | 5〜7人 | 約580〜720万円 |
GLC | 約4.72m | 5人 | 約720〜950万円 |
日本市場での需要とユーザー層
日本ではミニバンからの乗り換えや、子育て世代のファーストSUVとして選ばれることが多いです。2024年の中古車市場調査では、GLBの流通台数は前年比15%増と拡大しており、特に7人乗り仕様の需要が高まっています。
- ファミリー層:3列シートが魅力
- アウトドア派:広い荷室と走破性を評価
- 都市部ユーザー:駐車場に収まるサイズ感
GLBの新車価格帯とグレード展開
GLBはガソリンモデルとディーゼルモデルがあり、さらにAMG仕様も用意されています。価格は約580万円からスタートし、フルオプションのAMG GLB 35では900万円近くになる場合もあります。
グレード | エンジン | 駆動方式 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
GLB 200 d | 2.0L ディーゼル | FF | 約580万円〜 |
GLB 250 4MATIC | 2.0L ガソリン | 4WD | 約650万円〜 |
AMG GLB 35 4MATIC | 2.0L ガソリンターボ | 4WD | 約870万円〜 |
グレードや装備によって価格差が大きいため、購入時は必要な機能とリセール価値を両方考慮することが重要です。
ベンツGLBのリセールバリュー相場(2025年最新版)
年式別・走行距離別の平均相場
2025年時点でのベンツGLBの中古市場価格は、年式と走行距離が大きく影響します。登録から3年以内・走行距離3万km以下の車両は、新車価格の約70〜80%で取引される傾向があります。
年式 | 走行距離 | 平均相場(税込) |
---|---|---|
2023年式 | 〜20,000km | 約480〜560万円 |
2021年式 | 〜50,000km | 約380〜460万円 |
2019〜2020年式 | 〜80,000km | 約280〜350万円 |
グレード別リセールランキング
リセールの高いグレードは、装備と需要のバランスが取れているモデルです。特に「GLB 250 4MATIC」は雪国やアウトドア用途で人気が高く、相場が安定しています。
- 1位:GLB 250 4MATIC(平均残価率:約78%)
- 2位:GLB 200 d(平均残価率:約74%)
- 3位:AMG GLB 35(平均残価率:約70%)
カラー別のリセール傾向
ボディカラーはリセール価格に直結します。人気色の「オブシディアンブラック」「ポーラーホワイト」は安定した需要があり、相場下落も緩やかです。一方、特殊色は希少価値がある反面、買い手層が限定されるため価格変動が大きくなります。
カラー | リセール評価 |
---|---|
オブシディアンブラック | ◎(需要安定・相場維持) |
ポーラーホワイト | ◎(流通台数多く選びやすい) |
マウンテングレー | ◯(落ち着いた需要) |
限定色(赤・青など) | △(希少価値あるが売却期間が長引く) |
新車登録からの値落ち率推移
新車価格からの値落ち率は、初年度で約15〜20%、3年目で約30%前後が一般的です。ただし、モデルチェンジや経済動向によって変動します。2024年の為替変動時には一部モデルのリセールが上昇する現象もありました。
- 1年後:約80〜85%
- 3年後:約70%
- 5年後:約55〜60%
リセール相場は市場の需要と供給に大きく左右されます。売却を検討する場合は、相場動向を定期的にチェックすることが重要です。
リセールバリューを高める要因と下げる要因
人気カラー・人気グレードの影響
中古市場では、人気の高いカラーやグレードが安定した価格を維持します。特にオブシディアンブラックやポーラーホワイトは、需要が多くリセールが落ちにくい傾向です。また、GLB 250 4MATICのような装備と走行性能のバランスが取れたモデルは、高値売却が期待できます。
カラー/グレード | 残価率の目安 |
---|---|
オブシディアンブラック(GLB 250 4MATIC) | 約78% |
ポーラーホワイト(GLB 200 d) | 約74% |
特殊色(限定仕様) | 60〜70% |
車検残・整備記録簿の有無
車検が残っている車両は、購入後すぐに乗れる安心感から査定額が上がりやすいです。また、定期的な整備記録簿が揃っていると、メンテナンス状態の良さが証明でき、買取価格が数万円〜十数万円高くなるケースがあります。
- 車検残が1年以上 → 高評価
- 整備記録簿が全て揃っている → 信頼性アップ
- ディーラー整備歴あり → プラス査定
事故歴・修復歴の有無
事故歴や修復歴があると、査定額は大幅に下がります。特にフレーム修正を伴う修復歴は、20〜30%の価格下落につながることもあります。軽微な板金修理でも記録が残れば、買い手の印象に影響します。
修復歴がある場合は正直に申告し、他のプラス要素で評価を補う戦略が必要です。
季節や市場動向による価格変動
中古車市場は季節や経済状況でも変動します。年度末やボーナス時期は需要が増え、高値がつきやすいです。また、為替レートの変動によって新車価格が上昇すると、中古価格も引き上げられる傾向があります。
- 3月(決算期)・12月(ボーナス期) → 高値傾向
- モデルチェンジ前 → 在庫処分で相場変動
- 為替変動 → 中古車価格の連動上昇あり
ベンツGLBの高値売却タイミング
登録から3年以内が高値の理由
ベンツGLBは、新車登録から3年以内で売却すると高値になりやすいです。理由は、車検残があり、保証期間が残っているため中古市場で需要が高まるからです。特に走行距離が3万km未満であれば、新車時の価格の70〜80%で取引されることも珍しくありません。
経過年数 | 平均残価率 |
---|---|
1年 | 約85% |
3年 | 約72% |
5年 | 約58% |
モデルチェンジ・マイナーチェンジ前の売却メリット
モデルチェンジが発表されると、旧型の価値は下がる傾向にあります。そのため、発表前のタイミングで売却することで、値下がりリスクを避けられます。特にフェイスリフト(外観変更)や安全装備の刷新前は需要が一時的に高まります。
- 発表前に売却 → 相場維持
- 発表後に売却 → 平均5〜10%下落
中古車需要が高まる時期(年度末・ボーナス時期)
3月の年度末や12月のボーナス時期は、中古車需要が高まるため相場も上昇しやすいです。この時期は購入希望者が増えるため、複数の買取業者で競争が発生し、高値がつきやすくなります。
- 3月:新生活や異動による需要増
- 12月:ボーナスによる購買意欲向上
為替や経済動向が影響する場合
輸入車であるベンツGLBは、為替レートや経済動向の影響を受けます。円安になると新車価格が上昇し、中古車価格も連動して上がる傾向があります。為替が大きく動いた直後は売却チャンスになる場合があります。
ただし、景気悪化や需要減少の兆しがある場合は、相場下落が早まる可能性があるため注意が必要です。
ベンツGLBを高く売るための具体的な方法
複数の買取業者で一括査定を行う
高値売却を狙うなら、複数の業者に同時査定を依頼することが重要です。一括査定サイトを活用すれば、同日に複数社が見積もりを出すため競争原理が働き、査定額が数十万円上がることもあります。
査定方法 | 平均査定額アップ幅 |
---|---|
単独査定 | 0〜5万円 |
一括査定(3社以上) | 10〜30万円 |
輸出需要を狙った海外買取
ベンツGLBは海外市場でも人気が高く、右ハンドル車が輸出向けで高額取引される場合があります。特にオーストラリアやニュージーランドなど右ハンドル国では、日本仕様のメンテナンス水準が評価されます。
- 走行距離が少ない車両ほど有利
- 整備記録簿が英語対応ならさらに高評価
個人売買(SNSや中古車サイト)での注意点
個人売買は仲介業者を挟まないため、買取業者より高値で売れる可能性があります。ただし、名義変更や代金回収などのトラブルリスクも伴います。契約書の作成や安全な決済方法の選択が必須です。
現金手渡しや口約束だけで取引を行うのは非常に危険です。
付属品や純正パーツの有無で査定額アップ
純正ナビ、スペアキー、工具セットなど付属品が揃っていると、査定額は確実に上がります。純正ホイールやオプション装備が残っていれば、さらにプラス査定が期待できます。
- 純正パーツ → 高額査定につながる
- オプション装備 → プラス査定要因
- 欠品あり → 減額対象
他メーカーSUVとのリセール比較
BMW X3との比較
BMW X3はドイツ車らしい走行性能が魅力ですが、リセールバリューではGLBにやや劣る傾向があります。特に3年落ちの残価率はGLBが約72%、X3が約68%で、GLBのほうが安定しています。
モデル | 3年後残価率 | 主な要因 |
---|---|---|
ベンツGLB | 約72% | 7人乗り仕様の希少性 |
BMW X3 | 約68% | 流通量が多く競合が多い |
アウディQ5との比較
アウディQ5は高級感が強く、内装品質ではGLBを上回るとの声もありますが、リセールではGLBが優勢です。理由はQ5のモデルチェンジ周期が短く、旧型の価値が下がりやすいためです。
- GLB:相場下落が緩やか
- Q5:新型登場後の価格下落が早い
レクサスNXとの比較
国産高級SUVの中でもレクサスNXはリセールが非常に高く、GLBとほぼ互角です。3年後の残価率はGLBが約72%、NXが約74%とわずかな差で、信頼性と維持費の低さがNXの強みになっています。
ただし、輸入車志向のユーザーにはGLBのブランド力が優位に働く場合があります。
国産SUVとのリセール差
トヨタRAV4や日産エクストレイルなどの国産SUVは、新車価格が低いため残価率が高く見える傾向があります。しかし、金額ベースで比較するとGLBのほうが売却額は高くなります。
モデル | 新車価格 | 3年後売却額 |
---|---|---|
ベンツGLB | 約650万円 | 約468万円 |
トヨタRAV4 | 約400万円 | 約300万円 |
よくある質問(FAQ)
ベンツGLBのリセールは国産車より高い?
はい、国産SUVと比べてもGLBのリセールは高めです。例えば3年後の残価率はGLBが約72%、トヨタRAV4が約70%程度です。金額ベースではGLBのほうが約150万円ほど高く売れるケースがあります。
モデル | 3年後残価率 | 3年後売却額 |
---|---|---|
ベンツGLB | 約72% | 約468万円 |
トヨタRAV4 | 約70% | 約280万円 |
何年落ちまでなら高く売れる?
3年落ち以内が最も高く売れます。理由はメーカー保証や車検残があり、状態も良好な車両が多いからです。5年を過ぎると残価率が60%以下になる傾向があります。
走行距離はどれくらいまでが有利?
年間1万km以内の走行距離が理想です。3万km以内なら高額査定が期待でき、5万kmを超えると減額が顕著になります。実際に4万kmと8万kmの車両では、査定額が50万円以上差が出るケースもあります。
ディーラー下取りと買取業者、どちらが高く売れる?
一般的に、買取業者のほうが10〜30万円高くなる傾向があります。ディーラーは新車販売との兼ね合いで価格が抑えられることが多いです。一括査定で競合させるとさらに高値がつきやすいです。
法人名義のGLBはリセールに影響する?
法人名義でも、メンテナンスが行き届いていれば影響は少ないです。ただし、短期間で走行距離が多い場合や使用履歴が厳しい場合は減額対象となります。
特にレンタカーや営業車として使用された履歴は、査定額を下げる要因になります。
オプション装備はどの程度価格に反映される?
パノラミックスライディングルーフやアドバンスドパッケージなどの人気オプションは、5〜15万円程度のプラス査定になることがあります。ただし、年式が古くなると効果は薄れます。
まとめ:ベンツGLBのリセールバリューを最大化するポイント
相場の特徴を理解して売却計画を立てる
ベンツGLBは、3年以内の売却で高値がつきやすい車種です。残価率や市場の需要を把握し、タイミングを逃さないよう計画的に売却することが重要です。
- 3年落ち以内:残価率約72%
- 5年落ち以降:残価率約58%に低下
高値査定につながる条件を揃える
車検残や整備記録簿の有無、人気カラー・人気グレードの選択は、査定額に大きく影響します。付属品や純正パーツの完備も忘れずに確認しましょう。
条件 | 査定への影響 |
---|---|
車検残1年以上 | +5〜10万円 |
整備記録簿あり | +3〜8万円 |
人気カラー(黒・白) | 相場下落を抑制 |
売却方法の選択で差をつける
ディーラー下取りよりも、買取業者や一括査定のほうが高値になりやすいです。また、輸出需要を狙う海外買取や個人売買も有効ですが、契約や安全面の確認が必要です。
個人売買の場合は、必ず契約書を作成し、代金の受け渡し方法を慎重に決めましょう。
市場動向と季節要因を活用する
年度末(3月)やボーナス時期(12月)は需要が高まり、査定額が上がる傾向にあります。また、モデルチェンジ発表前は高値売却のチャンスです。
- 3月:新生活・異動需要で高値傾向
- 12月:ボーナス需要で相場上昇
- モデルチェンジ発表前:旧型価値が保たれる
- 【プロ監修】ベンツGLBのカスタム術|費用・選び方・事例紹介
- 【2025年最新】ベンツGLB200の維持費はいくら?年間総額と節約法
- 【2025年版】ベンツGLBの年間維持費をプロが徹底検証
- 【保存版】ベンツGLB200ボンネット開け方&開かない時の対処法
- 【保存版】ベンツGLB200ポジションランプ交換|費用と手順を徹底解説
- 【長距離ドライブ実験】ベンツGLB180の燃費・快適性を徹底検証
- 【2025年最新】ベンツGLBの人気色ランキングTOP5|買って後悔しない選び方
- 【注意】ベンツGLB180が盗まれやすい理由と実践すべき5つの防犯法
- 【購入前必読】ベンツGLB250の弱点5選と後悔しないための対策
- 【プロが解説】ベンツGLBのグリル交換費用とパーツ選びのコツ