【2025年版】ベンツEクラス中古のおすすめモデル7選とその理由
ベンツEクラス中古のおすすめモデルとは?
中古車市場で注目される「ベンツEクラス」は、高級感と実用性を兼ね備えた1台です。新車だと800万円以上するモデルも、中古なら300万円台から購入可能なこともあり、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
一方で、「どのモデルを選べば失敗しないのか?」と不安を感じる方も少なくありません。特にベンツは型式やグレードの種類が多く、年式によっても性能や装備が大きく異なります。
同じ悩みを持つ方に向けて、本記事では選び方のコツと人気モデルを分かりやすく解説します。実際に購入したユーザーの声や価格相場、維持費の目安なども交え、具体的な判断材料をご提供します。
中古のベンツEクラス購入は、情報と準備が成功の鍵です。安さだけで選ぶのは危険な場合もあるため、正しい知識をもって選びましょう。
この記事で分かること
- 2025年におすすめのベンツEクラス中古モデル7選
- 年式・グレード別の特徴と選び方
- 購入時に注意すべきチェックポイント
- 実際のオーナーによる口コミとリアルな評価
- 維持費やトラブルリスクの具体的な解説
なぜ今「ベンツEクラス」の中古が狙い目なのか?
新車価格の高騰と中古市場の価格バランス
2025年現在、ベンツEクラスの新車価格は800万円を超えるモデルも多く、一般層には手が届きにくい存在です。一方、中古市場では状態の良いモデルが300〜500万円台で取引されています。
これは、新車価格との価格差が非常に大きく、コストパフォーマンスが高いことを意味します。特に3年落ち以降のモデルは、初期減価が落ち着き、価値の安定も見込まれます。
2025年現在の中古市場のトレンド
中古車全体の価格はやや上昇傾向にありますが、ベンツEクラスは市場在庫数も豊富で、比較的価格が安定しています。以下の表は、2025年におけるEクラス中古車の在庫数と平均価格の一例です。
年式 | 平均価格 | 市場在庫数(全国) |
---|---|---|
2023年式 | 約630万円 | 約120台 |
2020年式 | 約470万円 | 約210台 |
2017年式 | 約360万円 | 約180台 |
価格の推移と在庫の安定性を考慮すると、今が買い時といえます。
ベンツEクラスのモデルチェンジによる値落ち狙い
Eクラスは2023年にフルモデルチェンジ(W214型)を行ったため、旧型(W213)の値落ちが顕著です。この影響でW213後期(2021〜2023年モデル)は装備・性能ともに高水準ながら価格が下がり、お得感が強まっています。
新型の登場により、「型落ち」という印象から中古相場は大幅にダウン。見た目も十分にモダンで、街中でも古さを感じさせないため、狙い目の世代です。
高級セダンの中でも維持費と耐久性が優秀
ベンツEクラスは、同クラスの高級セダン(BMW5シリーズ、アウディA6など)と比べて、維持費が安定している点が高評価されています。
- 車両重量に対する自動車税の負担が抑えられる
- ディーゼルモデル(E220d)は燃費が優秀(約16〜18km/L)
- 耐久性に優れ、10万km超でも状態が良い個体が多い
ユーザーの声でも「10年以上乗っても故障が少ない」「車検時の出費が予想より抑えられた」といった声が多く聞かれます。
同クラスの他メーカー車との比較(BMW5シリーズ、アウディA6)
ライバルであるBMW5シリーズやアウディA6も魅力的ですが、以下のような特徴でベンツEクラスが選ばれています。
項目 | ベンツEクラス | BMW5シリーズ | アウディA6 |
---|---|---|---|
乗り心地 | ◎(快適性重視) | ○(スポーティ) | ○(やや硬め) |
中古市場の在庫 | 豊富で安定 | やや少なめ | 変動が大きい |
維持費の安定性 | ◎ | ○ | △ |
これらの比較からも、総合力でベンツEクラスの中古は優位であるといえます。
中古で選ぶベンツEクラスのおすすめモデル7選【年式・型番付き】
W213後期(2021年〜2023年):最新安全機能と洗練デザイン
W213後期は、2021年のマイナーチェンジでフロントデザインが刷新され、最新の運転支援システムが標準搭載されました。特にアクティブディスタンスアシストや緊急ブレーキは、都市部での運転でも安心感があります。
2023年式のE200アバンギャルドは走行1万km以下でも450〜550万円程度で流通しており、コスパと先進装備の両立が可能です。
W213前期(2016年〜2020年):価格と装備のバランスが秀逸
前期モデルは新車からの距離と価格バランスが取れたモデルです。中でも2018年式E220dは、燃費性能と乗り心地で高評価を得ています。
年式 | グレード | 平均価格 |
---|---|---|
2018年 | E220d アバンギャルド | 約370万円 |
2019年 | E200 スポーツ | 約400万円 |
価格を抑えつつ、安全装備も十分な点で人気です。
W212後期(2013年〜2016年):完成度の高さと信頼性
W212後期は、信頼性とメンテナンス性の高さで人気です。特に2015年式のE250アバンギャルドは、当時としては先進的な安全装備を備えています。
- 走行距離5万km以下でも250万円前後が相場
- アダプティブクルーズや車線逸脱警報を搭載
- 10年以上乗れる高耐久性が強み
ただし年式が古くなるため、メンテナンス履歴の確認が必須です。
E300e(プラグインハイブリッド):環境志向の都市部ユーザーに人気
2020年以降に登場したE300eは、燃費と静粛性を両立するPHEVです。バッテリーによるEV走行は最大30km程度可能で、短距離通勤にも適しています。
平均価格は450〜520万円とやや高めですが、エコカー減税対象である点も魅力です。都市部での利用者からは「ガソリン代が半分以下に」といった声も聞かれます。
E220d:ディーゼル特有の燃費とトルク性能
ベンツEクラスの中でも、E220dはディーゼルならではの高トルクと低燃費が支持されています。特に高速道路走行での燃費は18km/L前後と優秀です。
- 2017〜2021年式が多く流通
- 価格は320〜400万円程度
- 長距離ドライバーや営業車用途にもおすすめ
振動や騒音の少なさから、ガソリン車と比較しても快適性が高いと評価されています。
Eクラスクーペ(C238):スタイリッシュさと走行性能を両立
Eクラスクーペ(C238)は、セダンとは異なる流麗なデザインとスポーティな走行性能が特徴です。特にE300クーペは直列4気筒ターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速は6秒台。
価格帯は2018〜2021年式で400〜550万円。セダンとは違った個性を求めるユーザーに人気があります。
ベンツEクラス中古を選ぶ際のチェックポイントと注意点
年式と走行距離の目安(コスパのよい基準)
ベンツEクラスの中古車を選ぶ際、年式と走行距離のバランスは最も重要な要素です。おすすめの目安は以下の通りです。
- 年式:2017年以降(W213)
- 走行距離:5万km以内が理想
- 保証が残っている車両はなお良い
特にW213型は耐久性が高く、7〜10万kmでも良好な状態を維持している個体が多くあります。
故障しやすい部品・ポイントとは?
中古のEクラスでは、以下の部品にトラブルが出やすい傾向があります。
- エアサス(特にE400以上の高グレード)
- 電動トランクの不具合
- ナビやCOMANDシステムの動作不良
過去に修理歴があるか、部品交換の履歴を確認することが大切です。
整備記録簿があるか必ずチェックし、ない場合は購入を避けるべきです。
正規ディーラー車(ヤナセ)と並行輸入車の違い
国内で流通しているEクラス中古車には、「正規ディーラー車」と「並行輸入車」が存在します。違いをまとめた表を見てみましょう。
項目 | 正規ディーラー車(ヤナセなど) | 並行輸入車 |
---|---|---|
日本仕様対応 | ◎(ナビ・ETC含む) | △(対応していないことが多い) |
保証・アフターサービス | ◎(全国の正規店対応) | △(ショップ依存) |
リセールバリュー | ◎ | △ |
長期保有やトラブル時の対応を考えると、正規ディーラー車がおすすめです。
メンテナンス履歴と保証の重要性
中古ベンツで失敗しないためには、整備記録と保証の有無が極めて重要です。以下を確認しましょう。
- 法定点検の記録が全て残っているか
- オイル・バッテリーなど消耗品の交換履歴
- 購入後も保証が継続するか
「サーティファイドカー(認定中古車)」であれば、1年〜2年の延長保証が付く場合もあります。
修復歴車・事故歴車を見抜く方法
事故歴のある車両はトラブルの原因となるため、購入前に必ず確認すべきです。チェックすべきポイントは以下の通りです。
- フレーム修正の有無(修復歴の定義)
- ボンネットやドアの建て付けのズレ
- 塗装ムラや不自然なパネル交換跡
信頼できる販売店であれば、車両評価書や第三者検査機関のチェック結果が提示されます。
「無事故車」との記載がある場合でも、自分の目で確認する姿勢が大切です。
モデル別の価格相場と維持費を徹底解説【2025年最新】
年式別・グレード別の価格帯(2025年版)
ベンツEクラスの中古価格は年式・グレードによって大きく異なります。2025年時点での主な価格帯は以下の通りです。
年式 | モデル | 平均価格 |
---|---|---|
2023年 | E200アバンギャルド | 約550万円 |
2020年 | E220d スポーツ | 約420万円 |
2017年 | E250 | 約320万円 |
2014年 | E300 | 約250万円 |
3年落ち・5年落ちを狙うと、価格と性能のバランスが良好です。
車検・税金・保険などの年間維持費
ベンツEクラスの維持費は高いと思われがちですが、平均的には以下のようになります。
- 自動車税(2.0Lクラス):39,500円/年
- 車検(整備含む):約10〜15万円/2年
- 任意保険(30代・車両保険込み):約8〜12万円/年
年間維持費の総額は約20〜30万円が目安です。
故障リスクとその修理費目安
中古車で気になるのが故障ですが、Eクラスは耐久性が高く、大きな故障は少ない傾向です。ただし、以下の修理には注意が必要です。
部位 | 主な症状 | 修理費用目安 |
---|---|---|
エアサス | 沈み込み・異音 | 20万〜40万円 |
ナビ・電装系 | 画面不良・操作不能 | 5万〜10万円 |
ATミッション | 変速ショック | 15万〜30万円 |
安さだけで選ぶと、想定外の出費に繋がる恐れがあります。
ディーゼルモデルとガソリンモデルの維持費比較
Eクラスでは「E220d」などのディーゼル車とガソリン車の維持費に差があります。
- 燃料代:ディーゼルの方がリッター約20円安い
- 燃費:ディーゼル約16〜18km/L、ガソリン約10〜12km/L
- メンテナンス:ディーゼルはオイル交換頻度が多め
長距離を走る方にはディーゼルが経済的です。一方で短距離走行メインの方はガソリンモデルも選択肢になります。
中古車購入後に必要な追加費用
車両価格以外にも、購入時には以下の費用がかかります。
- 名義変更・納車費用:約3万〜7万円
- 自動車税の月割り:約1万〜3万円(購入時期により変動)
- オプション整備・消耗品交換:5万〜15万円
総額で見積もると、車両本体価格+10〜20万円が現実的です。
実際のオーナーの声・口コミから見るEクラス中古の評価
W213後期モデル:快適性と安全性能に関するレビュー
W213後期モデル(2021年以降)は、最新の安全装備と静粛性で高評価を得ています。特にアクティブブレーキや360度カメラなどの先進機能が好評です。
- 「高速走行時も車内が静かでストレスがない」
- 「アダプティブクルーズの反応が自然で運転が楽」
2025年現在でも見劣りしない装備が搭載されており、満足度が高いモデルです。
E220dオーナーの声:燃費とパワーへの満足度
ディーゼルモデルであるE220dは、燃費とトルク性能に定評があります。ユーザーからは以下のような声が聞かれます。
- 「高速で20km/L近く出るので驚いた」
- 「街乗りでもトルクがあるので加速に不満がない」
年間2〜3万km走るユーザーにとって、燃料コスト面での恩恵は大きいといえます。
Eクラスクーペ:デザインと走行性能に対する評価
スタイリッシュなEクラスクーペ(C238)は、見た目と走りのバランスを重視する層から人気を集めています。
- 「一目惚れして購入。周囲の反応も上々」
- 「ロングドライブが楽しくなる乗り味」
走行性能はセダンと比べてややスポーティで、クーペならではの魅力があります。
維持費に対する満足・不満のリアルな意見
維持費に関しては、意見が分かれています。以下は実際のユーザーコメントです。
- 「想像よりも維持費が安かった。国産と大差ない」
- 「ディーラー車検が高くて驚いた。整備工場を選ぶのが鍵」
ポイントは購入後のメンテナンス環境です。信頼できる整備工場があればコストを抑えられます。
初めての輸入車としての評価ポイント
ベンツEクラスは、初めての輸入車としても選ばれることが多いモデルです。以下のような評価が目立ちます。
- 「操作性が直感的で国産からの乗り換えも安心だった」
- 「見た目は高級だけど、乗るととても扱いやすい」
輸入車に対するハードルを下げてくれる存在として、多くのビギナーから支持されています。
よくある質問(FAQ):ベンツEクラス中古購入前に知っておきたいQ&A
ベンツEクラスは何年落ちまでが狙い目ですか?
コストと性能のバランスから見ると、3〜5年落ちがもっともおすすめです。たとえば2025年時点では、2020年〜2022年式のW213モデルが該当します。
- 走行距離3万〜5万km前後
- 最新の安全装備がほぼ網羅
- 価格は350万〜500万円が目安
登録から3年を過ぎると中古相場が大きく下がるため、タイミングとして非常に狙い目です。
ベンツEクラスは壊れやすいって本当?
近年のベンツEクラスは、耐久性の高さで知られています。10万kmを超えても大きな故障がないという実例も多数あります。
- W213型はエンジン・ミッションの信頼性が高い
- ディーゼルモデル(E220d)は特にトラブルが少ない
- 電子制御系の不具合は一部で報告あり
整備記録の有無を必ず確認し、消耗品の交換履歴があるかを見ましょう。
ベンツのディーゼル車(E220d)は長距離に強い?
はい。E220dは、長距離走行向けのユーザーから高く評価されています。
- トルクが高く、高速道路での加速がスムーズ
- 燃費:18〜20km/L(実測値)
- 振動や騒音が少なく、快適なロングドライブが可能
実際に年間2万km以上走るユーザーの満足度も高いです。
ベンツ中古車購入で失敗しない方法は?
認定中古車や信頼できる販売店を選ぶことが最大のポイントです。
- 整備記録があるか確認
- 第三者機関による車両検査済みか
- 保証内容の確認(エンジン・電装系など)
加えて、購入前には試乗を行い、操作感や不具合の兆候を自身でチェックすることが大切です。
ヤナセ認定中古車と他販売店の違いは?
ヤナセの認定中古車は、高品質な車両と手厚い保証が特徴です。
項目 | ヤナセ認定中古車 | 一般販売店 |
---|---|---|
整備点検 | 100項目以上の検査済 | 販売店により異なる |
保証 | 1〜2年保証付き | 保証なしも多い |
価格 | やや高め | 価格優先 |
初めてのベンツ購入や、トラブルを避けたい方にはヤナセ認定車がおすすめです。
ベンツEクラスとBMW5シリーズ、中古で買うならどっち?
どちらも人気ですが、用途や好みによっておすすめが変わります。
- 快適性・静粛性重視 → Eクラス
- スポーティな走り重視 → BMW5シリーズ
- 中古市場の在庫数・整備環境 → Eクラスに軍配
2025年時点では、リセールバリューの安定性とアフターサポート面でEクラスがやや有利です。
まとめ:2025年に買うべきベンツEクラス中古はこれ!
ここまで、2025年におすすめのベンツEクラス中古車について解説してきました。
ポイントを整理すると、以下の通りです。
- 「W213後期(2021〜)」は安全性能とデザイン性を重視する人に最適
- 「E220d」はディーゼル特有の燃費性能で長距離ユーザーに人気
- 「E300e」は都市部の環境意識が高いユーザー向け
- 年式・走行距離・整備履歴の確認が失敗しないコツ
- 維持費や故障リスクを事前に把握することで安心して選べる
実際に購入を検討する際は、「3〜5年落ち・走行5万km以内・整備記録あり」を基準にすると良質な中古車に出会える確率が高まります。
安さだけで選ばず、信頼できる販売店や認定中古車を優先することが後悔しない鍵です。
ベンツEクラスは、一度手にするとその快適性と品質の高さを実感できる1台です。あなたにとって最適な1台に出会えることを願っています。
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