【プロ解説】ベンツGLBはキャンプに最適?5つの魅力と注意点
ベンツGLBとキャンプの相性とは?
ベンツGLBは、アウトドア好きにとって理想的なSUVです。その理由は、ただの高級車という枠を超え、キャンプでの使いやすさが際立っているからです。荷物の積載量、快適な居住性、悪路でも安定した走行性能——これらすべてが揃っています。
「高級SUV=街乗り専用」と思われがちですが、それは誤解です。実際にGLBでキャンプを楽しむユーザーからは、「山道でも頼れる」「荷物が全部収まった」「車中泊でも快適だった」といった声が多く寄せられています。
キャンプ初心者にとっても安心材料が豊富です。例えば、4MATIC(四輪駆動)モデルなら雨天やぬかるみでも安定感があり、家族連れのファミリーキャンプでも安心して出かけられるのが魅力です。
「本当にGLBでキャンプが楽しめるの?」という疑問に、明確な答えを提示します。本記事ではその魅力と注意点を、徹底的に解説していきます。
この記事で分かること
- ベンツGLBがキャンプに向いている5つの理由
- 他のSUVとの違いと比較ポイント
- 実際のユーザー体験とリアルな評価
- GLBでキャンプする際の注意点と対策
- おすすめのグレード・装備・便利アイテム
ベンツGLBがキャンプに最適な理由5つ
圧倒的な積載量でキャンプ道具も余裕
ベンツGLBは最大1,805Lの荷室容量を誇ります。キャンプに必要なテント、チェア、クーラーボックスなどを一度に積み込むことができ、何度も往復する必要がありません。
リアシートを倒すことでフラットなスペースが確保できるため、大型ギアも無理なく収納できます。車内を効率的に使えるのはGLBの大きな魅力です。
積載モード | 荷室容量(目安) |
---|---|
通常時(5人乗り) | 570L |
後席片側倒し | 1,000L |
後席全倒し | 1,805L |
車中泊も快適にできる室内空間
ベンツGLBはボディサイズに対して車内空間が広く、車中泊向けのアレンジがしやすい構造です。2列目シートをフラットにすれば、長さ約1.8mの就寝スペースが確保できます。
キャンプ場での一泊や、車中泊旅にも適した設計であり、エアマットや簡易ベッドと組み合わせることで快適度が格段に向上します。
走破性に優れた4MATICの安心感
ベンツGLB 4MATICモデルは、ぬかるみや砂利道でも安定した走行性能を発揮します。特にキャンプ場までのアクセスが悪路の場合に、四輪駆動は心強い味方になります。
複数の走行モードを備えており、「オフロード」モードではトラクションを最大限に活かし、滑りやすい路面でも安定性を確保します。
走行モード | 用途 |
---|---|
Comfort | 街乗りや高速道路 |
Sport | レスポンス重視の走行 |
Off-Road | 悪路・キャンプ場などの未舗装路 |
アウトドアでも映える高級感あるデザイン
キャンプシーンにおいても、ベンツならではのスタイリッシュなデザインがひときわ目を引きます。都会的なイメージが強い車種ですが、自然との相性も抜群です。
ユーザーの声では「写真映えする」「サイトで存在感がある」といった意見が多く、キャンプ好きの中でも高評価を得ています。
長距離移動も快適な走行性能
ベンツGLBは高速安定性に優れており、キャンプ地までの長距離移動も疲れにくい設計です。ドライバーアシスト機能も充実しており、渋滞時や夜間走行でも安心です。
キャンプ地まで片道2〜3時間かかる場合でも、ドライバー・同乗者ともに快適な時間を過ごせます。
他のSUVと比較したベンツGLBの強み
トヨタ ランドクルーザーとの違い
ベンツGLBは都市型SUVとしての洗練性と快適性を重視して設計されています。一方、ランドクルーザーは悪路走破性に特化したオフロードSUVです。車体サイズや燃費性能、価格帯も異なります。
ランドクルーザーは全長4,950mmに対し、GLBは4,650mm。取り回しの良さではGLBが優位です。また、燃費面でもGLBは約13.4km/Lと経済的です。
ボルボXC60との装備・サイズ比較
GLBとXC60は近いサイズ感ですが、GLBは7人乗り仕様が選べるのが大きな違いです。ファミリー層やグループキャンプに適しています。
インフォテインメントシステムや安全装備も両車とも充実していますが、メルセデス独自のMBUXは操作性に定評があります。
比較項目 | GLB | XC60 |
---|---|---|
乗車定員 | 最大7人 | 最大5人 |
全長 | 4,650mm | 4,708mm |
燃費(WLTC) | 13.4km/L | 11.6km/L |
アウディQ5との価格帯の違い
GLBはQ5と同クラスながら価格設定が比較的リーズナブルです。GLB 200dは約640万円から、Q5 40 TDIは約730万円からと、初期費用を抑えつつ輸入SUVを楽しめます。
加えて、GLBはディーゼル仕様で燃費も良好。長距離キャンプにおけるランニングコスト面でも優れています。
ベンツGLCとの使い勝手比較
同じメルセデスのGLCは上位モデルに位置しますが、GLBのほうがコンパクトで実用性が高いです。キャンプ時の狭い道や駐車スペースを考慮すると、GLBは扱いやすさで勝ります。
GLCは高級志向が強く、都市部中心の使用に適しており、アウトドア用途にはGLBがよりマッチすると言えるでしょう。
他社SUVとのキャンプ適正の差
ホンダCR-Vやスバルフォレスターといった国産SUVと比べても、GLBはプレミアム感と実用性を兼ね備えた希少なモデルです。装備面でも上回る部分が多く、輸入車としての所有満足度も高いです。
ただし、純正パーツの価格や整備費用は高めなので、維持費を考慮して選ぶことが重要です。
実際のユーザーが語る!キャンプでのGLB活用例
ソロキャンプでの使い勝手は?
GLBは一人用テントやコンパクトなギアを積んでも空間に余裕があり、ソロキャンプにも最適なSUVです。特に2列目を倒せば車中泊にも対応し、移動から就寝まで1台で完結できます。
ユーザーの声では「前夜出発で車中泊し、翌朝すぐ設営できて楽だった」という体験談が多く、荷物の積み下ろしがスムーズとの評価もあります。
ファミリーキャンプでの積載力と快適性
5人家族でも十分なスペースを確保でき、大型テントやクーラーボックスも楽に収納できます。2列目の足元スペースも広く、長距離移動でも子どもが快適に過ごせる点が好評です。
3列目は非常用としても活用され、キャンプ場での着替えや荷物置きにも便利です。
評価項目 | 実際の声 |
---|---|
荷室容量 | 「テント・テーブル・チェア3脚を積んでも余裕あり」 |
子どもの快適性 | 「後席の広さで長距離もぐずらずに乗ってくれた」 |
車中泊キャンプのリアルな声
GLBは車内の高さが約1,665mmと比較的高く、中での着替えや荷物整理がしやすい点が高評価です。エアマット使用でフルフラットに近い状態を作ることも可能です。
「2人なら快適に眠れる」「天候が悪くても安心だった」というレビューもあり、車中泊の入門用にも適しています。
雪道・未舗装路での走行評価
4MATIC搭載モデルでは雪道やぬかるみでも滑りにくく、キャンプ場まで安心との意見が多数です。特に山間部のオートキャンプ場ではその走破性が重宝されます。
ただし、夏タイヤのままではグリップ力が不足するため、シーズンごとのタイヤ交換が必要です。
都心から郊外へのアウトドア移動の利便性
GLBは都市部の狭い道路でも扱いやすく、週末のちょっとしたアウトドアにも最適です。高速道路ではクルーズコントロールが活躍し、疲労を軽減します。
「自宅から1時間で自然にアクセスできるのがうれしい」「荷物のまま車を停めてそのままピクニック」という使い方も人気です。
ベンツGLBでキャンプする際の注意点とデメリット
車幅が大きく狭いキャンプ場では注意
ベンツGLBの車幅は1,845mmとややワイドです。狭い道幅の林間サイトや山道では取り回しに苦労する場面があります。
特にすれ違いが困難な場面や、キャンプ場の駐車スペースが小さい場合、ドアの開閉や方向転換が不便に感じられます。出発前にキャンプ場の区画サイズを確認しておくことが重要です。
燃費と維持費はやや高め
GLBはプレミアムSUVであり、燃費は13.4km/L前後、軽油を使用するディーゼル仕様でも維持費は高めです。
定期点検やオイル交換、タイヤなどの消耗品は高品質ゆえに価格も上昇します。キャンプを頻繁に行うユーザーにとっては、年間維持費の見積もりが必要です。
項目 | 目安コスト |
---|---|
年間燃料費(走行10,000km) | 約110,000円 |
オイル・点検費用 | 約50,000〜80,000円 |
タイヤ4本交換 | 約120,000円 |
車中泊時のフルフラット問題
GLBの2列目シートを倒すことでフラットに近い空間は作れますが、完全なフルフラットにはなりません。
そのため就寝時には段差が気になるという声もあり、エアマットやベッドキットを活用することが推奨されます。
何も敷かずに寝ると、腰や背中に負担がかかるため注意が必要です。
純正アクセサリーの選択肢が限られる
GLBはアウトドア専用車ではないため、純正で用意されているキャンプ向けアクセサリーは少なめです。
ルーフボックスやラゲッジトレイ、サイドオーニングといった装備は社外品を使うケースが多く、適合や保証に注意が必要です。
小型SUVと比べた取り回しの違い
都市部や山道では小回り性能が求められますが、GLBの最小回転半径は約5.7mと、コンパクトSUVよりもやや劣ります。
そのため、Uターンや細道での方向転換には慎重な操作が求められます。初心者キャンパーにはやや扱いづらく感じる場面もあります。
キャンプ用途におすすめのベンツGLBグレードと装備
GLB 200dとGLB 250 4MATICの違い
GLBには複数のグレードがありますが、キャンプ用途で人気なのはディーゼルのGLB 200dと四輪駆動のGLB 250 4MATICです。
200dは燃費の良さと経済性が魅力で、都市部から郊外への移動に最適です。一方、250 4MATICは雪道や悪路での安定性が高く、年間を通じてアウトドアを楽しみたい方に向いています。
項目 | GLB 200d | GLB 250 4MATIC |
---|---|---|
駆動方式 | FF(前輪駆動) | 4WD(四輪駆動) |
燃費(WLTC) | 約13.4km/L | 約11.7km/L |
価格(税込) | 約639万円 | 約699万円 |
おすすめの内装・シートアレンジ
GLBはシートアレンジが多彩で、2列目のスライドとリクライニング機能が特に便利です。積載量を増やすときはシートを前にスライド、長距離移動ではリクライニングを活用することで快適性が向上します。
また、7人乗りモデルでは3列目を格納することでラゲッジスペースが広がり、テントやチェアなども積みやすくなります。
純正キャンプギア・アクセサリー紹介
ベンツ純正アクセサリーにはキャンプに役立つ製品がいくつかあります。折りたたみ式テーブルやラゲッジマットは人気のアイテムです。
そのほか、リアゲートに取り付けるテールゲートシェードも日除けや雨避けに使え、荷物の積み降ろし時に便利です。
- コンフォートラゲッジマット:泥汚れ対策に最適
- 純正ルーフボックス:長物の収納に対応
- 折りたたみテーブルセット:車外での食事に便利
サンルーフ・電動リアゲートの利便性
キャンプ場での開放感を高めたいなら、パノラミックスライディングルーフの装備がおすすめです。星空観察や朝の採光にも効果的です。
また、荷物の出し入れ時に活躍する電動リアゲートも必須装備のひとつです。両手がふさがっていても足元センサーで開閉可能です。
中古車で探す際のポイント
GLBは2020年から日本国内で販売されており、年式の新しい中古車も市場に出回っています。キャンプ用途なら、4MATIC搭載車やパワーテールゲート付き車両を選ぶと便利です。
注意点としては、ルーフレールの有無です。ルーフボックスやキャリアを取り付けたい場合は必須なので、購入時には装備内容をよく確認しましょう。
中古車はグレード名だけで判断せず、オプション内容を細かくチェックすることが重要です。
キャンプ向けベンツGLBカスタム・便利アイテム特集
ルーフボックス・ルーフラックの選び方
荷物が多くなりがちなキャンプではルーフボックスやルーフラックの導入が非常に効果的です。GLBには標準でルーフレールが装備されており、多くの製品が装着可能です。
容量は300〜500Lのモデルが主流で、スキー板やテントポールなどの長物を収納するのに適しています。
製品名 | 容量 | 特長 |
---|---|---|
THULE Force XT L | 450L | 左右開閉、積載力重視 |
INNO BRA240 | 300L | コンパクト、軽量タイプ |
車中泊用マット・ベッドキット
GLBで車中泊を快適に過ごすためには、段差を埋める専用マットや折りたたみベッドキットの活用が必須です。
ユーザーからは「厚さ5cm以上のエアマットで腰が楽になった」「ベッドキットでフルフラットを実現できた」といった具体的な声もあります。
ポータブル電源・冷蔵庫の積載例
電気が使えないキャンプ場でも、ポータブル電源があればLEDライトや冷蔵庫を使用可能です。GLBのラゲッジスペースには500Wh以上の大容量電源も積載できます。
また、冷蔵庫は20〜30Lのタイプなら横向きで安定して配置できます。荷室固定用の滑り止めマットとの併用がおすすめです。
サイドオーニング設置の可否
GLBにサイドオーニングを取り付けるには、専用の取付ブラケットが必要です。ルーフラックを装着した上での追加設置が一般的で、展開スペースは2m×2m程度が目安です。
一部キャンプ場ではスペース制限があるため、事前の確認が必要です。
車内照明・アウトドアライトの活用法
夜間のキャンプでは照明の工夫が快適さを左右します。GLBの車内照明に加え、マグネット式LEDバーや吊り下げライトを活用すると便利です。
電源はポータブルバッテリーまたはUSBソケットから供給でき、取り外しやすい設計の製品を選ぶと良いでしょう。
よくある質問(FAQ)
ベンツGLBに車中泊用のフルフラットモードはある?
ベンツGLBには完全なフルフラットモードは搭載されていませんが、2列目シートを倒すことでほぼフラットなスペースを確保できます。
ユーザーからは「エアマットを使えば気にならない」「ベッドキットを入れたら快適に寝られた」という声もあります。段差対策を行うことで、車中泊にも十分対応可能です。
GLBに積めるキャンプギアの容量は?
GLBの荷室容量は最大1,805L(後席全倒し時)と広く、4人分のキャンプ道具を楽に収納できます。
- テント(3〜4人用)
- チェア×4脚
- クーラーボックス(40L)
- 焚き火台・調理器具
上記に加えて寝袋やマットを積んでも余裕があるという実例も多く報告されています。
キャンプ向けに最も人気のGLBグレードは?
キャンプユーザーに人気なのはGLB 250 4MATICです。理由は雪道や未舗装路でも走れる安定感があり、キャンプ場へのアクセスが良好だからです。
また、パノラミックスライディングルーフ付きモデルは星空観賞や換気にも最適で、アウトドア用途との相性が良いです。
ベンツGLBとキャンプの相性を試すにはどうすればいい?
購入前に相性を確かめたい場合、カーシェアやレンタカーサービスを活用するのが有効です。「Anyca」などでGLBを借りて、1泊2日でキャンプに行くユーザーも増えています。
初めて利用する場合は以下のポイントに注意してください。
- 後席のシートアレンジ確認
- 荷物の積載チェック
- 走行距離制限の有無
GLBの燃費はアウトドアに不向き?
GLBの燃費はWLTCモードで13.4km/L(GLB 200d)と、ディーゼルSUVとしては平均的です。市街地では10〜12km/L、高速では15km/Lを超えることもあります。
燃料は軽油のためガソリン車より安価に済み、長距離移動でも燃料コストを抑えやすい傾向です。
GLBでのキャンプは子連れでも快適?
GLBは2列目の足元スペースが広く、チャイルドシートの設置もスムーズです。長距離移動でも子どもが快適に過ごせる設計となっています。
項目 | 子連れ評価 |
---|---|
後席の広さ | ◎ 足を伸ばせる余裕あり |
乗降のしやすさ | ○ 開口部が広く、段差も低い |
車内での着替え | ○ 天井高があり便利 |
ただし、3列目シートは大人や成長した子どもには狭いため、長距離利用には向いていません。
まとめ:ベンツGLBはアウトドア好きにこそおすすめのSUV
ベンツGLBは、スタイリッシュな見た目と実用性を両立した希少なプレミアムSUVです。キャンプに必要な積載量、快適な車中泊スペース、悪路も安心な走行性能など、アウトドアに特化した装備が詰まっています。
特に4MATICモデルでは雪道や未舗装路の走破性が高く、一年を通してさまざまなキャンプスタイルに対応可能です。都市部でも扱いやすく、日常使いとレジャーの両立を目指す方には非常にバランスの良い選択肢といえます。
以下に、記事の内容を要点ごとにまとめます。
- 最大1,805Lのラゲッジ容量で大型ギアも余裕で収納
- 車中泊対応の広い室内と多彩なシートアレンジ
- 4WDモデルならキャンプ場までの悪路も安心
- 家族でもソロでも快適に楽しめる装備が充実
- 純正・社外品によるカスタムで利便性をさらに向上
高級車=街乗り専用という常識を覆すGLB。アウトドアライフを楽しみたい方は、ぜひ一度その性能を体感してみてください。
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